『パリのヴァイオリン』~ルノー・カピュソンが新録音した小品集をCDとLPでリリース!
2020年3月、ルノー・カピュソンがパリのロックダウン中に、毎日56日間ヴァイオリンの名小品を自宅で演奏し、SNSを通じ世界中に配信されました。その中から厳選した22曲を、あらたにスタジオ録音。
2020年3月、ルノー・カピュソンがパリのロックダウン中に、毎日56日間ヴァイオリンの名小品を自宅で演奏し、SNSを通じ世界中に配信されました。もともとルノーの息子であるエリオットへの音楽を通じての共有のための演奏でしたが、あらたに22曲を選曲スタジオ録音し、エリオットへの感謝を伝えたアルバムです。絶妙な抒情的でしなやかな強弱をあやつりことによって、デュナーミクの妙と、そこから生まれる色彩感の豊かさが、短い小品の中に詰め込まれた音楽の美しさを際立たせています。『美しさの極み』ともいえるルノーの表情、豊かな歌と表現が込められています。
2020年3月中旬、フランス、パリは新型コロナ・ウイルスのためにロックダウンに入りました。それは多くの人々へ不安と恐怖を与えました。私の息子エリオットも同様でしたが、その不安を少しでも解消させるために、タブレットを使ってドヴォルザークの短編劇を書いてもらうように頼んだのです。そして私は毎日エリオットのために音楽で共有を深めることに決めたのです。そして終わりのないクライマックスが続く限り、自分の方向性を失いがちなこの大切な時期に目標を立てたのです。友人のピアニストのギヨーム・ベロームと一緒に、常にそして決まった時間に、私たちは毎日1曲56日間演奏し続けました。それは儀式のように映ったかもしれません。音楽を共有し続けることで、同じ音楽への愛情、そして正しい方向へ導きたいという願望がありました。その演奏は、毎日SNSを通じて世界中に配信され、毎日、多くの方が私たちの演奏を聴いたり、手紙を書いたり、感謝の気持ちを表したりしてくれました。このアルバム「パリのヴァイオリン」は、息子のエリオットのためにあり、エリオットいたからこそできたのです。これは、最もシュールな時期に演奏された22曲をセレクションしています。このアルバムは、「ありがとう」のひとつの言い方であり、苦しみや悲しみにもかかわらず、恐れ、期待、不安など、その瞬間を一緒に追体験する方法でした。幸福の小さなオアシスでした。これらの約80分の音楽があなたに静けさと心地よさをもたらしますように。ギヨームと一緒に、私たちはそれぞれのメモを贈り物として体験しました 2021年7月、ルノー・カピュソン
(ワーナーミュージック)
【収録予定曲】
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV.371 ~ 第3楽章:ラルゲット
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068 ~ 第2楽章:アリア(R.カピュソン&G.ベロン編)
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
シューマン:3つのロマンス Op.94 ~ 第2曲:Einfach, innig
シューベルト:セレナード D.957/4
ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調(ミルシテイン編)
ワーグナー:アルバムの綴り(ヴィルヘルミ編)
コルンゴルト:マリエッタの唄(歌劇「死の都」より)
プッチーニ:私のお父さん(歌劇「ジャンニ・スキッキ」より)
ラフマニノフ:ここはすばらしい場所 Op.21/7
チャイコフスキー:悲しい涙など知らずに過ごした日々(歌劇「イオランタ」より)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34/14(M.プレス編)
ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌(M.パウエル編)
マスネ:タイスの瞑想曲(M-P.マルシック編)
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(A.ハルトマン編)
ドビュッシー:月の光(A.レーレン編)
イザイ::子供の夢 Op.14
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番(ヨアヒム編)
エルガー:朝の歌
チャップリン:スマイル(P.クイント編)
モリコーネ:チャイルドフッド・アンド・マンフッド(G.ベロン編)
グラッペリ:ロール(映画「バルスーズ」より)
【演奏】
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)
ギヨーム・ベロン(ピアノ)
【録音】
2021年5月16-18日、スイス、ヴォー州ロール、ロゼ・コンサートホール
180gアナログLP盤で限定発売!(22曲より15曲をセレクト収録)
【収録予定曲】
《SideA》
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV.371 ~ 第3楽章:ラルゲット
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068 ~ 第2楽章:アリア(R.カピュソン&G.ベロン編)
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
ワーグナー:アルバムの綴り(ヴィルヘルミ編)
ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調(ミルシテイン編)
プッチーニ:私のお父さん(歌劇「ジャンニ・スキッキ」より)
チャイコフスキー:悲しい涙など知らずに過ごした日々(歌劇「イオランタ」より)
《SideB》
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34/14(M.プレス編)
ドヴォルザーク:我が母の教え給いし歌(M.パウエル編)
マスネ:タイスの瞑想曲(M-P.マルシック編)
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(A.ハルトマン編)
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番(ヨアヒム編)
チャップリン:スマイル(P.クイント編)
モリコーネ:チャイルドフッド・アンド・マンフッド(G.ベロン編)
グラッペリ:ロール(映画「バルスーズ」より)
【演奏】
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)
ギヨーム・ベロン(ピアノ)
【録音】
2021年5月16-18日、スイス、ヴォー州ロール、ロゼ・コンサートホール