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クルティヒ&グラーツ・フィル、2021年グラーツ歌劇場での録音!ヴァインベルク:歌劇“パサジェルカ - 女旅行者”(2枚組)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年09月29日 00:00


[CapriccioMusicMedia 公式チャンネルより]

第ニ次世界大戦中、アウシュヴィッツの強制収容所で働いていたリーザ。戦争が終わって彼女は外交官夫人となり、ブラジルへ赴く船上の人となります。そこで出会った女性「マルタ」の風貌は、強制収容所でガス室送りになった女性と瓜二つ。当時の悪夢のような生活を思い出したリーザは、少しずつ精神に異常をきたし、幻影に苛まれていきます。

強制収容所からかろうじて生還したこの物語の原作者ポスムイシの体験は、自らの家族全てを迫害で失ったヴァインベルクの体験とも重なるもので、ヴァインベルクにとっても興味をひく内容であったのでしょう。ショスタコーヴィチの助言を受けながら、彼は1年でこの歌劇を書き上げます。しかし結局この作品はソビエト時代に上演されることはなく、彼の死後、10年を経てモスクワにて演奏会形式での上演が実現し、2010年にようやくブレゲンツ音楽祭で世界初の舞台上演がなされました。

この演奏は2021年にグラーツ歌劇場での上演を収録したもの。冒頭の激しいティンパニの連打が波乱の物語を予感させます。ふとしたきっかけから狂気へと至るリーザを歌うカイザーの表現力豊かな歌唱にも注目です。
2020年からグラーツ歌劇場の音楽監督を務めるローター・クルティヒは、1990年代にカンマーアンサンブル・ノイエ・ムジーク・ベルリンで現代音楽を専門に振ってきた指揮者。全体を隙なくまとめています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):歌劇《パサジェルカ - 女旅行者》 Op.97(1968)全2幕、8場とエピローグ
台本:アレクサンドル・メドヴェーレフ
原作:ロマン・フォン・ツォフィア・ポスムイシ

【演奏】
リーザ…シャミリア・カイザー(メゾ・ソプラノ)
マルタ…ナージャ・シュテファノフ(ソプラノ)
ヴァルター…ヴィル・ハルトマン(テノール)
タテウス…マルクス・ブッター(バリトン)
カーチャ…タティアナ・ミユス(ソプラノ)
クリスティーナ…アントニア・コスミナ・スタンク(メゾ・ソプラノ)
ヴラスタ…アンナ・ブルル(メゾ・ソプラノ)、他

グラーツ歌劇場合唱団
グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団
ローランド・クルティヒ(指揮)

【録音】
2021年2月11-12日、グラーツ歌劇場(ドイツ)