【Brilliant Classics】トルトレッリ/ヴァイオリン独奏版！ヴィヴァルディ“四季”＆タルティーニ“悪魔のトリル”

ヴァイオリン独奏版の「四季」と「悪魔のトリル」がBrilliant Classicsから！

きわめて斬新な企画、ヴァイオリン独奏に編曲した「四季」と「悪魔のトリルソナタ」です。
演奏者のマウロ・トルトレッリは、自らが編曲したこれらの作品について、「この録音は、ソロパートとオーケストラパートを同時に演奏するという演奏面での挑戦だけでなく、編曲面での挑戦でもあります。」と語っています。あらゆるテクニックを駆使した演奏、苦心した編曲。それぞれの曲に多くの編曲版がありますが、広く知られた名曲だけに、新たな編曲版の誕生に大きな興味が湧いてくることでしょう。
(日本出版貿易)

バロック時代の名曲であるこの2曲は、弦楽四重奏からウィンド・アンサンブルまで、さまざまな編曲が可能であることを証明しています。しかし、マウロ・トルトレッリは、これらの曲をソロ・ヴァイオリン用に編曲するという、きわめて斬新なコンセプトを打ち出しました。これは、精巧なソロ・パートを演奏するだけでなく、ヴィヴァルディの場合は弦楽オーケストラ、「悪魔のトリル」の場合は通奏低音など、ヴァイオリンの4本の弦に収まる範囲で伴奏を補うというものです。

トルトレッリの編曲は、18世紀のイタリアでヴァイオリンのための作曲が盛んに行われた「ヴァイオリンの芸術」に焦点を当てたもので、学術的にも意味があります。しかし、彼の演奏は躍動的で、想像力に富んでおり、それ自体が生き生きとした音楽劇となっています。

マウロ・トルトレッリは、イタリアで最も優れた教師の一人であると同時に、演奏家としても長く知られています。現在、ポテンツァのゲスアルド音楽院のヴァイオリン教授であると同時に、室内楽奏者としても活躍しています。Brilliant Classicsからリリースされている、サン＝サーンス（94848）、ミヨー（95449）、シェヴチーク（96213）、スカレーロ（96160）、カステルヌオーヴォ＝テデスコ（96007）などのアルバムは高い評価を得ています。
(メーカーインフォより/抄訳：タワーレコード）

【曲目】
ヴィヴァルディ:協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8より「四季」
(ヴァイオリン独奏編曲版)
タルティーニ:ヴァイオリンソナタ ト短調「悪魔のトリル」
(ヴァイオリン独奏編曲版)

【演奏】
マウロ・トルトレッリ(Vln)