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サンドリーヌ・ピオーによるヘンデル:オペラ・アリア集!『ヘンデル - 魅惑の女性たち』~ソプラノのためのアリア傑作選~


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

名歌手ピオー待望の新たなるヘンデル傑作選は、強い存在感の女性たちが主役

故郷フランスをはじめ欧州各地の歌劇場でバロック・オペラの名歌手として注目されてきただけでなく、フランス歌曲をはじめとする近代作品でもユニークな実績を重ねている最前線のソプラノ歌手サンドリーヌ・ピオー。古楽レパートリーによく合う透明感と独特の力強さを兼ね備えたその美声は、これまでにも一流指揮者たちによる数々のヘンデル作品の上演で多くの人々を虜にしてきました。しかしソロ名義でヘンデル作品を集めたアルバムはNAIVEレーベルでの2作以来、実に10年以上ぶり!

今回は「魅惑の女性たち」と銘打ち、ヘンデル作品にしばしば登場する、妖術を操るなど個性的な女性役を中心とした名ナンバーが揃います。その顔ぶれは悲運の女性ルクレツィアや《エジプトのジューリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)》のクレオパトラなども含め、ピオー自ら「当初は軽めの役で注目されてきた自分のイメージを一新する、目的のためには人を殺めることさえいとわない力強い女性たち」を選んだと語る通り。

また自身も古楽歌手として出発しながらバロック歌劇指揮者としても明敏な才覚を発揮するジェローム・コレアス率いるレ・パラダンは、4/3/3/3/1という弦楽陣にオーボエやトランペットが折々加わる編成での参加。彫りの深い響きの妙は独唱をみごとに支えるとともに、器楽トラックでもフランス語圏の団体ならではの陰影鮮やかなサウンドを響かせます。

「わが運命に泣く」や「泣かせてください」などのヒットナンバーはじめ、ピオーと古楽器勢が真正面からヘンデルに向き合い、聴き深めるほどに味わいを増す濃密な解釈を織り上げた新たな傑作アンソロジーの登場です。
(ナクソス・ジャパン)

『ヘンデル - 魅惑の女性たち』~ソプラノのためのアリア傑作選~
【曲目】
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
1. アデライーデのアリア「小舟は海に戯れる」 ~歌劇《ロタリオ》HWV 26より
2. セイレンのアリア「あなた方の五月」 ~歌劇《リナルド》初演版HWV 7aより
3. クレオパトラのアリア「嵐によって」 ~歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》HWV 17より
4. ラルゲット ~合奏協奏曲 イ短調 作品6-4より (器楽)
5. クレオパトラのレチタティーヴォ「このように、 ただ一日にして」 ~歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》HWV 17より
6. クレオパトラのアリア「わが運命に泣く」 ~歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》HWV 17より
7. アレグロ ~合奏協奏曲 イ短調 作品6-4より (器楽)
8. ルクレツィアのアリア「これが 不貞の肉体に罰を与えてくれればよい」 ~カンタータ《ルクレツィア》HWV 145より
9. アルチーナのアリア「ああ!私としたことが!」 ~歌劇《アルチーナ》HWV 34より
10. 序曲 ~歌劇《ガウラのアマディージ》HWV 11より (器楽)
11. メリッサのアリア「私は呼び起こす、無情のあの世から」  ~歌劇《ガウラのアマディージ》HWV 11より
12. ラルゴ・エ・アッフェトゥオーゾ ~合奏協奏曲 ト短調 作品6-6より (器楽)
13. モルガーナのアリア「戻ってきてね、私を見つめに」 ~歌劇《アルチーナ》HWV 34より
14. アルミレーナのアリア「泣かせてください」 ~歌劇《リナルド》初演版HWV 7aより

【演奏】
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
レ・パラダン(古楽器使用)
ジェローム・コレアス(チェンバロ、指揮)

【録音】
2020年10月、ポワシー歌劇場(フランス)

輸入盤

 

国内仕様盤

[国内仕様盤盤には解説・歌詞訳付き]
解説日本語訳…三ヶ尻 正
歌詞日本語訳…諏訪羚子

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年12月07日 00:00