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Cesar Lacerda(セーザル・ラセルダ)|ミナス出身のSSW待望となる2022年ニューアルバム『Nacoes, Homens ou Leoes / ナソンエス、オーメンス・オウ・レオンエス』が登場

Cesar Lacerda(セーザル・ラセルダ)『Nacoes, Homens ou Leoes / ナソンエス、オーメンス・オウ・レオンエス』

ブラジル・ミナス出身のSSW、セーザル・ラセルダの待望となるニューアルバムが登場! ブラジル音楽の伝統にオーケストラル・ポップ、エレクトロニクスが自然と調和。繊細にしてダイナミズムあふれる、あらたなブラジルの歌を示した大傑作!

ブラジル・ミナス出身のシンガー・ソングライターのセーザル・ラセルダ。これまでに共作を含め 4枚のアルバムをリリースし、ここ日本でも輸入盤を扱う CDショップではロングセラーを続けてきた。そんなラセルダの待望となる最新作が本作『Nacoes, Homens ou Leoes』だ。

これまではバンド録音が中心だったが、本作では大胆に電子音楽へアプローチ。作曲はリスボンで行い、ブラジルのミュージシャン達との遠隔セッションを交えつつ、「iphoneの画面にメッセージを入力するように」シンセサイザーやドラム、サンプラーをプログラミングしていったのだという。一方でカエターノ・ヴェローゾからフーベルにいたるまで連綿と受け継がれる、優しく艶やかな歌声と洗練されたソングライティングは、ブラジル音楽における歌の軌跡をたどるもの。ラセルダ自身も本作を説明するキーワードとして、1916年に初めて録音されたサンバ名曲「Pelo Telefone (電話で)」を挙げている。

アルバムは社会の構造とその崩壊を描くトラック 1から 4の「Nacoes(国々)」、気候変動や環境崩壊の切迫性を扱ったトラック 5から 8の「Homens(男たち)」、そして人間と地球が敵対し、我々が自然から切り離されていくトラック 9から 11の「Leoes(ライオンたち)」と、3つのパートに分類。妹であるマルヴィーナ・ラセルダのヴォーカル、同郷ミナスのフレデリコ・エリオドロをベースにフィーチャアした冒頭の "O Sol Que Tudo Sente" に始まり、アンゴラのシンガー・ソングライター、アリーネ・フラザォンの艶やかなヴォーカルも印象的な "Parque Das Nacoes"、アフロ・ブラジル系女性シンガーとしてシーンを牽引するシェニア・フランサを迎えたレゲエ・チューン "Parece Pouco"、シカゴのインターナショナル・アンセムからのリリースでもお馴染みベン・ラマー・ゲイを迎えたラストの "Amanha" まで。

ブラジル的歌の伝統にオーケストラル・ポップからエレクトロニクスまでが自然と調和した、繊細でありながらダイナミックなサウンドはどれをとっても一級品。間違いなく2020年代のブラジル音楽史を代表する一枚になるだろう。

国内盤CD

日本盤CDだけのコンテンツとして、ジャーナリストのレオナルド・リショッチによるライナーノーツと歌詞の日本語対訳付


【収録曲】
1. O Sol que Tudo Sente feat. Malvina Lacerda
2. Parque das Nacoes feat. Aline Frazao
3. Me Diz Por Que Brigamos
4. Parece Pouco feat. Xenia Franca
5. Quem Vai Sonhar o Sonho feat. Malvina Lacerda
6. Antropoceno
7. Mudar a Vida
8. O Que eu Nao Fiz feat. Filipe Catto & Dandara
9. Se hoje o Mundo Acabar
10. Desejos de um Leao feat. Marcelo Jeneci
11. Amanha feat. Ben LaMar Gay

タグ : ブラジル 世界の音楽 SSW シンガーソングライター

掲載: 2021年12月09日 14:16