こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

『激ロック』スペシャルコーナー【12月レコメンドアイテム】

gekirock

 

11月のオススメはこちら

 

VOLBEAT / 『Servant Of The Mind』
GENRE:METAL, HARD ROCK

独自のサウンドを展開するデンマークの4人組、VOLBEAT!
ハードな一面もポップな一面も幅広く聴かせるユニークなニュー・アルバム完成!

HR/HMにロカビリーやパンクを合わせたようなオリジナリティ溢れるサウンドで人気のVOLBEATだが、今作は特にそんな彼らのハードな一面と、ポップでキャッチーな一面がしっかりと出ていて面白い作品となっている。ゲスト・ヴォーカルを迎えたトラックも、ポップ・グループ ALPHABEATの女性ヴォーカリスト、Stine Bramsenをフィーチャーした大衆性のあるロック「Dagen Før」、そしてデス・メタル・バンド JUNGLE ROTのDave Matrise(Gt/Vo)がグロウルでゴリゴリに仕上げた「Shotgun Blues」という、彼らにしか表現できないような表現のレンジの広さ。ゲストを入れていないオリジナル・バージョンも収録されているので、聴き比べるとさらに楽しめるだろう。

山本 真由【ライター推薦】


line

OMNIUM GATHERUM / 『Origin』
GENRE:MELODIC DEATH METAL

北欧フィンランドのメロディック・デス・メタル代表格、OMNIUM GATHERUM
攻撃性と瑞々しいポップネスが調和した、洗練のニュー・アルバム!

フィンランドのメロディック・デス・メタルの代表格による9thアルバム。モダンなメロデスを軸に、叙情的なメロディを引き立てたサウンドが信条の彼らだが、今作ではバンドならではの攻撃的な成分や、壮大なサウンドスケープを保ちながらも、清涼感やポップな要素を絶妙にミックスした作風に。痛快なオープナーのTrack.2、メロディック且つヘヴィなTrack.4など、80年代のヴァイブを持ったキャッチーな前半に、ファストでダイナミックなTrack.7、壮大な幕引きを告げるTrack.9と、後半ではまた違った情景を見せてくれる。荒涼とした大地に暖かな光が差すような、洗練されたサウンドを鳴らす本作は、メロデスのみならずメタルコア、ラウドロックなどのリスナーにもおすすめしたい。

菅谷 透【ライター推薦】


line

WHITECHAPEL / 『Kin』
GENRE:PROGRESSIVE DEATH METAL, DEATHCORE

デスコアの象徴的な存在が世に問う、エクストリーム・メタルの芸術的な進化形!

2000年代以降、多くのデスコア・バンドがデビューを果たして商業的にも成功を収めてきた一方で、その後の方向性に苦しみ迷走して解散を余儀なくされたバンドもいるなか、テネシー州出身のトリプル・ギターを擁するWHITECHAPELは、恐れることなく音楽性の幅を広げ続けて高い評価を受ける存在だ。最新作は、WHITECHAPEL流儀のエクストリーム・メタルが芸術的な形で提示された、ダークで美しい傑作となった。徹底したブルータリティとアグレッションがあり、TOOLやOPETHを彷彿させる深遠且つソウルフルなメロディがあり、90年代オルタナ風のギターがあり、アコースティック・パートもふんだんに盛り込まれた本作は、美と暴虐、悲哀に満ちたヘヴィ・ロックを愛する人であれば必ずや聴くべき1枚である。

井上 光一【ライター推薦】


line

VOLUMES / 『Happier?』
GENRE:PROGRESSIVE METALCORE

激動の1年を経て生み出された、再出発に相応しい盤石のニュー・アルバム!

ツインVoの一翼をなすGus Fariasとその兄弟 Diego Farias(Gt)の脱退(Diegoは同年に他界)や、初代VoのMichael Barrの復帰、coldrain主催“BLARE FEST. 2020”への出演など、激動の1年を経て彼らが完成させた本作。MichaelとMyke TerryのVoコンビは抜群の相性で、Track.1、2では重量感あるグルーヴィなトラックの上でアグレッシヴなシャウトをかましたかと思えば、Track.3ではメロウなクリーンで振り幅の広さを見せつける。マシーナリーなリフを刻むTrack.6、オルタナ/ニューメタルの質感を持つTrack.9、メロディックなTrack.11と粒揃いの楽曲が収められ、再出発に相応しい盤石の1枚に仕上がっている。

菅谷 透【ライター推薦】


line

RHAPSODY OF FIRE / 『Glory For Salvation』
GENRE:POWER METAL, SYMPHONIC METAL

イタリアが誇るベテラン・シンフォニック・メタル・バンドが
容赦なくドラマチックなサウンドを奏でる、コンセプト・アルバム第2章!

イタリアが誇るベテラン・シンフォニック・メタル・バンドによる最新作。前作『The Eighth Mountain』(2019年)から続く物語の第2章という位置付けで、クサクサのギターと心地よい疾走感、バロック様式やケルト音楽風の要素、エピックなコーラスがこれでもかと繰り出される、容赦なくドラマチックなサウンドはコンセプチュアルな作品に相応しい内容だ。唯一のオリジナル・メンバーにして中心人物、Alex Staropoli(Key)の作曲能力は今も衰えることはなく、決定打となるキラーチューンこそないものの、先駆者としての誇りを感じさせる音作りで楽しませてくれる。Giacomo Voliのヴォーカルがさらなる進化を遂げていることにも注目してほしい。

井上 光一【ライター推薦】


line

DREAM THEATER / 『Lost Not Forgotten Archives: When Dream And Day Reunite (Live)』
GENRE:PROGRESSIVE METAL

レア曲も演奏された祝祭感溢れるメモリアル・ライヴ音源を復刻!
DREAM THEATERの公式ブートレグ・シリーズ第5弾がリリース!

公式ブートレグ・シリーズの第5弾は、2004年にLAで行われた、デビュー・アルバムの15周年を記念した再現ライヴの音源を、最新マスタリングで復刻したものだ。アルバムでは前ヴォーカル、Charlie Dominiciが歌唱していた楽曲をJames LaBrieがいかに歌い上げるかはもちろんだが、当時よりも円熟味を増した楽器陣の演奏や、デビュー作ながらそのあとの作品に勝るとも劣らないドラマチックでプログレッシヴな楽曲の魅力も聴きどころだ。極めつけはDominiciをゲストに迎えたアンコール・パートで、レア曲「To Live Forever」や、元KeyのDerek Sherinianまで迎えた「Metropolis」と、祝祭感溢れるメモリアルな公演を存分に堪能できる。

菅谷 透【ライター推薦】


line

LOCK UP / 『The Dregs Of Hades』
GENRE:DEATH METAL, GRINDCORE

Shane Embury(NAPALM DEATH)やTomas Lindberg(AT THE GATES)ら擁する
グラインドコア/デス・メタル・バンドの超ヘヴィ級な最新作が到着!

NAPALM DEATH、BRUJERIAなどで活動をするShane Emburyらを中心に結成されたグラインドコア/デス・メタル・バンドの5thフル・アルバム。AT THE GATESのメンバーでもあるTomas Lindbergが電撃復帰し、Kevin SharpとのダブルVoとなった本作は、ブルータル度マシマシの超ヘヴィ級な仕上がりに。マシンガンをぶっ放したようなフル・ブラストと、血生臭いデス・メタル・リフでSUFFOCATIONあたりを彷彿とさせるTrack.5や、Dビートとグルーヴィなリフで首を振りまくりたいTrack.8など、エクストリーム・シーンの巨匠たちがデス/グラインド・フリークを終始唸らせる。聴き終わったあとのこの心地よい疲労感はもう……や・み・つ・き。

三澤 未来【ライター推薦】


line

WOLFTOPIA / 『Ways Of The Pack』
GENRE:MELODIC DEATH METAL

フィンランド発メロディック・デス・メタルのニューカマー、WOLFTOPIA!
純然たる北欧デス・メタルの魂を感じさせるデビュー・アルバムをドロップ!

北欧デス・メタルの魂、ここに在り! 本作『Ways Of The Pack』は、幾多のヘヴィ・メタル・アクトを世に送り出してきたフィンランド出身の、活きのいい若手によるデビュー・アルバムである。クサクサのフレーズやトレモロ奏法、お約束のブラストビートに吐き捨てるようなグロウル、といったような古典的なイエテボリ・サウンドへの憧憬を色濃く感じさせるメロデスを基調としながらも、メロブラ風のシンフォニックな要素や、シンセ・サウンドなども取り入れて音楽性に幅を持たせているのは好印象。北欧らしいひんやりとした質感も良い。プロダクションの粗さや個性に欠けるという弱点もあるが、メタルコア以降のモダンなメロデスとは一線を画す、純然たるメロデスっぷりは逆に新鮮かもしれない。

井上 光一【ライター推薦】


line

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2021年12月23日 12:04