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大友克洋|1974~1976年にかけて発表した15編の短編漫画作品を発表順に収録した作品集『BOOGIE WOOGIE WALTZ』3月18日発売|『Animation AKIRA Storyboards 2』も同日発売

大友克洋

大友克洋が20~22歳のころ、1974~1976年にかけて発表した15編の短編漫画作品を発表順に収録した作品集。


1982年に綺譚社より発行された単行本『BOOGIE WOOGIE WALTZ』の収録作を中心に、『ONE DOWN』、江戸川乱歩の短編を漫画化した『鏡地獄』という、これまで単行本には未収録だった2作品の、待望の初収録が実現したコンプリートな編成となっている。

後に『童夢』や『AKIRA』へと結実する、若き大友克洋の粗削りながらも実験的で、新たな表現を模索する非凡な才気を深く味わうことのできる、意欲作ぞろいの内容だ。なお『目覚めよと呼ぶ声あり』は発表時にも単行本でも割愛された幻のラストページがあり、これは本書にて初公開となる。

綺譚社刊行の『BOOGIE WOOGIE WALTZ』と『GOOD WEATHER』の2冊は、当時ほぼ通信販売のみの流通で、ほとんど書店に並ばなかったこともあり、長らく入手困難であった。そんな初期作品集が、未収録レア作品を加え、何と40年ぶりの正式・完全な復刻となる!

※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第2巻

【収録内容】
BOOGIE WOOGIE WALTZ(週刊漫画アクション 1974年4月25日号)
BOOGIE WOOGIE WALTZ(週刊漫画アクション 1974年5月23日号)
ONE DOWN(週刊漫画アクション 1974年7月4日号)
目覚めよと呼ぶ声あり CHORAL PRELUDE WACHET AUF ――「コーラル」より前奏曲(週刊漫画アクション 1974年8月15日号)
心中 ―'74―(週刊漫画アクション 1974年10月3日号)
傷だらけの天使 第一話「暗夜行路」(週刊漫画アクション 1974年10月31日号)
傷だらけの天使 第二話「パック 糞面白くもなかった今日の終わりに」(週刊漫画アクション 1974年12月5日号)
傷だらけの天使 第三話「短距離走者の連帯」(週刊漫画アクション 1975年2月6日号)
傷だらけの天使 第四話「醜悪の軋み」(週刊漫画アクション 1975年3月6日号)
傷だらけの天使 第五話「チュンパラブギウギチュンパラブギ」(週刊漫画アクション 1975年6月5日号)
傷だらけの天使 第六話「スカッとスッキリ」(週刊漫画アクション 1975年8月7日号)
辻斬り(漫画アクション増刊 1975年8月23日号)
傷だらけの天使 第七話「ROCK」(週刊漫画アクション 1975年11月27日号)
鏡(漫画アクション増刊 1975年1月3日号)
鏡地獄 原作:江戸川乱歩『鏡地獄』(別冊漫画アクション 1975年3月12日号)
解説

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

『Animation AKIRA Storyboards 2』3月18日発売


1988年に劇場公開され、漫画の域を超えてアニメの世界までも革新したアニメ映画版『AKIRA』。本書は、そのアニメ版を製作するにあたり、原作者であり監督でもある大友克洋自身が自ら描き上げた、膨大な量の絵コンテを全2巻にまとめたものの第2巻にあたる。
映画全体を構成するA、B、C、Dの全4パートの後半「C・Dパート」を完全収録した上、これまで未公開だったカットや著者自身による解説ページなど、新しい要素も本書には追加されている。
1987年頃、原作漫画版『AKIRA』を連載中だった著者が、映画版製作のためにその連載を中断し着手したのが本書の絵コンテだけに、連載並みのテンションで描かれたメカや背景の緻密さやキャラクターの躍動感は漫画本編に勝るとも劣らない。なお、ヤングマガジン編集部から1988年に上下巻で刊行された旧版の絵コンテ集は短期間で絶版となっており、後半パートにあたる下巻は特に入手困難であったが、本全集にて30年以上ぶりの復刻が実現。遂に完全仕様での入手が解禁となる。ぜひ著者の驚異的なアニメ製作術に触れていただきたい。
なお、書名の「Storyboards(ストーリーボード)」とは「絵コンテ」の英語表記である。
※「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第22巻

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タグ : アニメHOT TOPICS [anoto]

掲載: 2022年01月24日 13:45