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Brad Mehldau(ブラッド・メルドー)|現代ジャズ・ピアノ界の重鎮、待望の新作『Jacob's Ladder』

掲載: 2022年01月28日 13:53

更新: 2022年03月14日 11:33

Brad Mehldau

新世紀を代表するジャズ・ピアニストとして、ジャンルを越えて、多くのアーティスト、ミュージシャンからも賞賛を浴びる鬼才ブラッド・メルドー。2021年にグラミー賞を受賞したこともあるオルフェウス室内管弦楽団とのコラボレーション作品『VARIATIONS ON A MELANCHOLY THEME』をリリースした彼が早くも新たなるアルバムを完成させた。

メランコリーを主題にジャズとクラシックを融合させた意欲作に続く最新作『JACOB’S LADDER』。本作のインスピレーションとなっているのは、彼をマイルス・デイヴィスやウェザー・リポートらをはじめとするジャズ/フュージョンの世界へと導いたプログレッシヴ・ロック、そして音楽を通して神を探求し、聖句について熟考すること。旧約聖書に登場する天国へと通じる梯子を意味するタイトルからもアルバムが持つテーマを伺うことが出来るだろう。

ジャズを見出す前、子供時代のメルドーにとっての音楽は、彼が当時読んでいたC.S.ルイスやマデレイン・レングルなどのSFやファンタジー作品の世界観にリンクしていたプログレッシヴ・ロックだったという。やがてプログレはマイルス・デイヴィスやウェザー・リポート、マハヴィシュヌ・オーケストラなどのフュージョンへの門戸となり、そこから彼はジャズの世界を探求するようになった。メルドーにとってジャズやプログレは、彼がそれまで知っていたロックよりも幅広い表現領域と大きな音楽的野心を持ったように感じられたのであった。

「ラッシュやジェントル・ジャイアント、エマーソン、レイク&パーマーらによるプログレは、ジャンルがもつコンセプト性、コンセプト的な部分、そして感情的な部分の幅を示唆している。彼らをはじめとする(プログレ)バンドは、新しいグループに影響を与え、このアルバムにも含まれているだけでなく、“Herr und Knecht”のスクリーミング・ヴォーカルのインスピレーションとなっているペリフェリーのようなハードロックやマス・メタルの世界にも息づいている。直接的なアプローチのトリビュートにならないように心がけ、曲によっては一部を引用したり、テーマを再構築した」

『JACOB’S LADDER』には、同じノンサッチのレーベル・メイトでもあるパンチ・ブラザースのクリス・シーリーをはじめ、セシル・マクロリン・サルヴァント、マーク・ジュリアナ、ベッカ・スティーヴンス、ジョエル・フラームなどが参加している。またアルバム収録曲にはラッシュの「トム・ソーヤー」を彼流に解釈したヴァージョンも収録されている。アルバムの中でメルドーは、スタインウェイ・ピアノの他、ムーグ・シンセサイザーやメロトロン、ハモンド・オルガン、グロッケンシュピール、KORG MS-20シンセサイザーなどを駆使している。

ジャズというフィールドだけにとどまらず、これまでもライヴでしばしばロック・ナンバーの実験的カヴァーを取り入れたり、クラシックのアンサンブルとのコラボレーションを披露したり、またジャズ・ピアノだけでなくフェンダー・ローズやシンセサイザーなどを駆使したりと、その音楽的探究心で次々と新たな領域を切り拓いているブラッド・メルドー。自らの思索と思想、そしてプログレッシヴ・ロックから導かれた音楽的インスピレーションを形にした作品『JACOB’S LADDER』がここに生まれた。

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収録内容
01. maybe as his skies are wide
02. Herr und Knecht
03. (Entr’acte) Glam Perfume
04. Cogs in Cogs, Pt. I: Dance
05. Cogs in Cogs, Pt. II: Song
06. Cogs in Cogs, Pt. III: Double Fugue
07. Tom Sawyer
08. Vou correndo te encontrar / Racecar
09. Jacob’s Ladder, Pt. I: Liturgy
10. Jacob’s Ladder, Pt. II: Song
11. Jacob’s Ladder, Pt. III: Ladder
12. Heaven: I. All Once - II. Life Seeker - III. Wurm - IV. Epilogue: It Was a Dream but I Carry It Still