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シューベルトの耳にした響き、グラーフ・ピアノのレプリカで録音!伊藤綾子~シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番&3つのピアノ曲 D.946

『グラーフ・ピアノのレプリカによるシューベルト』

銘器グラーフ・ピアノの精巧なレプリカで録音!これが19世紀ウィーンの確かな響き。美しい歌と精妙な転調が光のように立ち現れる驚くべきシューベルト最後の大ソナタ!

名だたる作曲家がその響きに魅了され、当時最高のフォルテピアノ製作者と謳われたウィーンの名工、コンラート・グラーフ(1782-1851)の手による1826年製フォルテピアノの精巧なレプリカを使用したシューベルトの作品集。このレプリカはフランス政府から人間国宝の称号を与えられているクリストファー・クラーク(1947-)によって製作されたもので、オリジナルの特性が見事に反映された大変すばらしい楽器です。フォルテピアノ奏者の伊藤綾子はアントワープ王立音楽院学生時にこの楽器のオリジナルとレプリカ両方を弾く機会を得、その素晴らしさに「いつかCD録音したい」と夢を膨らませました。

そして実現した念願のCD録音はChallenge Classicsレーベルへのデビュー盤でもあります。楽器の持つ繊細さと力強さを余すことなく引き出した演奏がウィーンで生きた作曲家シューベルトの音楽とみごとに呼応、かつてないほど新しい光に満ちた世界が広がります。楽器は4本のペダル(サステインペダル、ウナコルダ、モデラート、ファゴット)を備えており、特にモデラート・ペダルは夢見るような柔らかな音色を生み、ここぞというところで素晴らしい効果を発揮します。

「中音域は人間の声を反映し、低音は地獄からの響きを思い起こさせ、高音は天国から降り注いでくるようです。モデラート・ペダルは、柔らかく、夢を見るような音色を響かせ、私たちを別世界へと導きます。」「シューベルトのピアノ作品は、ウィーンのフォルテピアノと強い関連性があることを示しています。その楽器で、シューベルトの歌うようなメロディーと大胆な転調を自然に表現できるのです。その響きはテンポを決定し、独特の音色を描き、明確なアーティキュレーションを要求し、鋭敏で表現力のあるスフォルツァンドを生み出すのです。」(伊藤綾子)
(キングインターナショナル)

『グラーフ・ピアノのレプリカによるシューベルト』

【曲目】
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
3つのピアノ曲 D.946

【演奏】
伊藤綾子(フォルテピアノ)
[使用楽器:2000年クリストファー・クラーク製。1826年コンラート・グラーフ製造番号995番のレプリカ]

【録音】
2019年10月28-30日、ベルギー、シントトロイデン、アカデミーザール

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語帯・解説付]

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年02月08日 00:00