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パトリシア・プティボンの新録音!『ラ・トラヴェルシー~オペラ・アリア集』


[PatriciaPetibonVEVO 公式チャンネルより]

時間、歴史、感情を横断する声の旅~プティボンの表現力がフルに発揮された個性はアリア集登場!

フランスの名ソプラノ、パトリシア・プティボン。ウィリアム・クリスティに学び、アーノンクールに認められ、オペレッタとバロック・オペラで独特の存在感を放つ歌手としてスタートし、やがてバロックだけでなく、ベルクの「ルル」にまでレパートリーを広げ、多様な音楽様式に即応する凄まじいまでの表現力は世界的に高い評価を得ています。

2020年発売の様々な作曲家の歌曲を集めたソングブック『愛と死と海』に続くソニークラシカル第2弾となる今作は、『LaTraversee(フランス語で「横断」「交差」「航海」などの意味)』と題された、プティボン待望のオペラ・アリア集。といっても個性派プティボンのこと、ただのアリア集ではありません。
パーセルに始まり、パーセルに終わりますが、ヴェルディやオッフェンバックまで登場、個性的なヒロインのアリアを通じて、その多彩な表現力を味わい尽くせるアルバムです。
共演は、プティボンの過去のアリア集にも参加していたアンドレア・マルコンとラ・チェトラ・バロック・オーケストラ。感情豊かで躍動感溢れる演奏で、プティボンをバックアップしています。

「過去、現在、未来は、伝達されることで接続され、全体を形成する。この時間の交差は、絶えず再生される悲劇的なヒロインの叙事詩だ。ルノワールの『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』は、伝達のイメージを伝えている。この絵で描かれているそれぞれの人物は、自分が観察されていることを知らずに、別のキャラクターを観察していることになるからだ。作曲家は逆の影響を受ける。音楽は、時間と人生を経ることで、浄められ、着色され、豊かになる。それは、光と陰のゲーム。フェドーラ、エレクトラ、アルチェステ、大公、クレオパトラ、すべてが情熱の虜となった女性であり、エロスとタナトスとの間を揺れ動く存在なのだ。作曲家の才能は、歴史に個性ある刻印を残す。その遺産は私たちの魂に浸透し、アンドレア・マルコン、ラ・チェトラ・バロックオーケストラ、そして私は、『人生のパッサカリア』を踊るのだ。」(パトリシア・プティボン)

「このアルバムでは、ランディやパーセルからオッフェンバックやヴェルディまでの幅広い時代の作品から、パトリシアが選んだアリアをまとめたもの。とても豊かな音楽だ。『LaTraversee(横断、交差、航海)』というタイトルの背後にあるのは、声を通じて、時間、歴史、感情を旅する、というイメージ。パトリシアの感情を完璧に反映したプログラムである。」(アンドレア・マルコン)
(ソニー・ミュージック)

【曲目】
パーセル:ヴァイオルをかき鳴らせ
ステファノ・ランディ:人生のパッサカリア
ヘンデル:荒れ狂う怒りよ(歌劇「リナルド」より)
ヘンデル:もし私に情けを感じないなら(歌劇「ジュリオ・チェーザレ」より)
グルック:よみじの神々よ(歌劇「アルチェステ」より)
ラモー:愛の母なる残酷な神よ(歌劇「イポリートとアリシー」より)
モーツァルト:イドメネオは死んだの?…すべてこの心に感じるお前たち(歌劇「イドメネオ」より)
グルック:ああ、不可解な神々…アルチェステ、神々の名において!(歌劇「アルチェステ」より)
ヴェルディ:友よ! エレーヌの心(歌劇「シチリア島の夕べの祈り」フランス語版より)
オッフェンバック:ああ!わたしはなんて兵隊さんが好きなのでしょう(喜歌劇「ジェロルスタン大公妃殿下」より)
モーツァルト:おお狂いそうよ!…オレステとアイアス(歌劇「イドメネオ」より)
パーセル:音楽の神と愛の神は(「聖セシリアの日のための頌歌」より)

【演奏】
パトリシア・プティボン(ソプラノ)
アンドレア・マルコン(指揮)
バーゼル・ラ・チェトラ・バロックオーケストラ

【録音】
2021年
バーゼル、マルティン教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年02月25日 00:00