待望の映像が登場!パリ・オペラ座バレエ~バレエ“ラ・スルス”
[Naxos Music 公式チャンネルより]
鬼才バールの振付でパリ・オペラ座に蘇ったバレエ『ラ・スルス』 ― 待望の映像登場!
舞台は春たけなわのコーカサス地方。若い娘ヌレッダは、兄モズドック率いるキャラバンと共に領主ラ・カーンに嫁ぐため、彼の後宮へと向かっています。その道すがらヌレッダは岩山の高みに咲いている美しい花を見つけ、それを採るようキャラバンの男たちに頼みますが叶いません。その様子を物陰から窺っていた若い狩人ジェミルが花を摘み取ってヌレッダに渡し、彼女の顔を覆うベールを取ってその顔を見てしまいます。ヌレッダの兄モズドックはそれに怒り、ジェミルを打ち据え、気を失った彼を残してキャラバンは立ち去ります。ジェミルが横たわる傍らの泉にはジェミルを密かに慕う泉の精ナイラが棲んでいました。意識を取り戻したジェミルにナイラが姿を現し彼の望みを尋ねると、「美しい娘ヌレッダと再会すること、彼に危害を加えた者たちに復讐すること」と答えます…
バレエ『ラ・スルス(泉)』は1866年にレオン・ミンクスとレオ・ドリーブの共作によるバレエ音楽により、当時ル・ペルティエ通りにあったパリ・オペラ座で初演されたものの1873年の同劇場の火災により台本や舞台図などの上演素材が焼失、その後140年近くパリ・オペラ座のレパートリーから外れていました。この作品をパリ・オペラ座で蘇演するのにあたり、演出家のクレマン・エルヴュ=レジェと振付家ジャン=ギヨーム・バールが台本を復刻、バールは新たに振付を行いました。
漆黒の背景を基調としたエリック・リュフのセット・デザインに、クリスティアン・ラクロワの華麗な衣装が彩りを添え、バレエ音楽のスペシャリスト、コーエン・ケッセルスのタクトに導かれたミンクス&ドリーブ共作の優雅で躍動感溢れる音楽に合わせて踊るリュドミラ・パリエロ、イザベル・シアラヴォラ、カール・パケット、マチアス・エイマンらパリ・オペラ座バレエのエトワールによるクラシック・バレエの精華をお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)
収録時間: 120分
音声: 英語・フランス語
PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕: なし
画角:16/9 NTSC All Region
Blu-ray…片面二層ディスク 1080i High Definition
収録時間: 120分
音声: 英語・フランス語
PCMステレオ2.0/DTS 5.1(DVD)
字幕: なし
画角:16/9 NTSC All Region
DVD…片面二層ディスク
【演目】
バレエ『ラ・スルス(泉)』 ジャン=ギヨーム・バール版
2幕3場によるバレエ
台本: シャルル・ニュイッテル&アルチュール・サン=レオン
音楽: レオ・ドリーブ(1836-1891)/ルートヴィヒ・ミンクス(1826-1917)
【出演】
ナイラ(泉の精)…リュドミラ・パリエロ
ジェミル…カール・パケット
ヌレッダ…イザベル・シアラ
ヴォラザエル…マチアス・エイマン
モズドック…クリストフ・デュケンヌ
ダジェ…ノルウェン・ダニエル
ル・カーン…アレクシス・ルノー
パリ・オペラ座 コール・ド・バレエ
パリ・オペラ座管弦楽団
コーエン・ケッセルス(指揮)
振付: ジャン=ギヨーム・バール
舞台装置: エリック・リュフ
衣装: クリスチャン・ラクロワ
照明: ドミニク・ブリュギエール
ドラマトゥルギー: クレマン・エルヴュ=レジェ / ジャン=ギヨーム・バール
【収録】
2011年10月29、30日&11月4日 パリ・オペラ座(ガルニエ宮)
映像監督: フランソワ・ルシヨン
制作: パリ国立オペラ/フランソワ・ルシヨン・エ・アソシエ共同制作
フランス・テレヴィジョン制作参加
協力: フランス国立映画・映像センター/オランジュ財団
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年03月11日 00:00