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『激ロック』スペシャルコーナー【3月レコメンドアイテム】

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2月のオススメはこちら

 

H.E.R.O. / 『Alternate Realities』
GENRE:LOUDROCK

よりヘヴィに、よりエモーショナルに深化を遂げた
北欧デンマーク発バンドの3rdアルバム!

デンマーク発のロック・バンド、H.E.R.O.の2年ぶりの新作となる3rdアルバムは、フロントマンであるChristoffer Stjerneのパーソナルな体験を反映し、今まで以上にラウドな作品に。ソリッドなリズム隊とギターで生み出されるリフは実に重厚で、これがバンドの持ち味である、憂いを帯びたエモーショナルなメロディと融合し、強烈なカタルシスを生み出している。モダンなリフと胸を締め付けるサビのTrack.1、神秘的で壮大なサウンドスケープを描くTrack.4、バンド史上最もヘヴィでありながらキャッチーなTrack.5に加えて、Track.2やTrack.8といったコラボ曲も注目ポイント。普段洋楽はあまりチェックしていないという方にもおすすめしたい傑作だ。

菅谷 透【ライター推薦】


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Michael Romeo / 『War Of The Worlds, Pt. 2』
GENRE:PROGRESSIVE METAL, SYMPHONIC METAL

SYMPHONY Xの天才ギタリスト、Michael Romeoが堂々の帰還!
壮大でプログレッシヴな圧巻のスペース・オペラを描く最新作!

SYMPHONY Xのオリジナル・メンバーである天才ギタリスト、Michael Romeoのソロ3作目。前作で掲げたSFモチーフを継承しつつ、映画的なサウンドを突き詰めた本作は、代名詞とも言えるテクニカルなギター・フレーズや、シンフォニックなアレンジはもちろん、7弦ギターを用いたヘヴィネスも詰め込まれている。今回初起用のDino Jelusickによるヴォーカルも素晴らしく、ノックアウト必至のアンセムなTrack.2から、表現力が光るバラードのTrack.6、グルーヴィでスラッシーな楽曲に合わせた咆哮が響くTrack.10なども聴きどころ。日本盤ボートラではあの「ゴジラのテーマ」のカバーが収録され、初回生産限定盤ではアルバム全曲のインストも。緻密なプレイの細部まで堪能できる。

菅谷 透【ライター推薦】


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Avril Lavigne / 『Love Sux』
GENRE:POP PUNK

パンクなAvrilが帰ってきた!ポップ・パンクで大暴れした熱狂盤!

ザラザラしたギターが斬り込み、疾走感に富むビートが刻まれ、そこに大らかなシャウトを決める。冒頭曲「Cannonball」には10代でパンクと出会った彼女の初期衝動が渦巻いている。昨今のポップ・パンク・リヴァイヴァルのトレンドをキャッチし、今年デビュー20周年という大きな節目に自身の原風景に立ち戻ったと思われるアルバム。豪華ゲスト陣も華を添え、「Bois Lie」ではMACHINE GUN KELLYと親密な掛け合いを披露し、「Love ItWhen You Hate Me」においてはBLACKBEARがラップと歌メロで応戦。さらに「All I Wanted」ではBLINK-182のMark Hoppus(Vo/Ba)と共演を果たし、00年代前後のポップ・パンクの熱を現代によみがえらせる。

荒金 良介【ライター推薦】


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ALLEGAEON / 『Damnum』
GENRE:TECHNICAL DEATH METAL, MELODIC DEATH METAL

USコロラド州発テクニカル/メロディック・デス・メタル・バンド、ALLEGAEON!
さらなる進化を遂げ、フック満載のクリーンなメロディも楽しめる最新作リリース!

コンスタントに良作をリリースし続けている、USコロラド州出身の5人組が放つ通算6枚目となる最新作。すでに中堅と呼べるキャリアを持つ彼らだが、初めてバンド・メンバー全員が楽曲制作のプロセスに関与した初の作品ということで、基本路線は踏襲しつつもさらなる進化を遂げたバンドの姿が刻印される結果となった。テクニカル・デス、北欧メロデス、2000年代のメタルコア、といった要素を高度な演奏能力で楽曲へと落とし込む手腕は本作でも健在。在りし日のOPETHにも通じる、静寂パートにおける叙情的なメロディが個人的には特に印象深く感じられた。テクニカルなデス・メタルの中でも聴きやすく、フック満載のクリーンなメロディも楽しめるバンドを探している、という人には大推薦の1枚!

井上 光一【ライター推薦】


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ARJEN ANTHONY LUCASSEN'S STAR ONE / 『Revel In Time』
GENRE:PROGRESSIVE METAL

オランダ人アーティスト、Arjen Anthony Lucassenによるプロジェクトが再始動!
同一の曲を異なる実力派シンガーが歌唱する、画期的な2枚組新作ドロップ!

複数のバンドやユニットなどで多くの作品をリリースし続けている、オランダ人アーティストのArjen Anthony Lucassenによるプロジェクトが12年ぶりに再始動。彼の手掛けているプロジェクトの中でもプログレッシヴ・メタルの要素が色濃い音楽性で、ヘヴィなギターのリフと流麗なシンセ・サウンドを取り入れた壮大な楽曲が持ち味だ。どの曲も映画作品にインスパイアされたうえで制作されており、触発された映画を知っていることで楽曲の持つ世界観をより深く理解できるだろう。本作は2枚組仕様でどちらも同じ曲が収録されているのだが、同一の曲をそれぞれ異なるシンガーが歌うという試みが非常に画期的で、本作に参加した実力派シンガーたちの持つ個性の違いなどもぜひ楽しんでほしい。

井上 光一【ライター推薦】


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DAGOBA / 『By Night』
GENRE:GROOVE METAL, INDUSTRIAL METAL

フランス発グルーヴ・メタル~インダストリアル・メタル・バンド、DAGOBA!
安定感に裏打ちされたハイクオリティな楽曲鳴らす5年ぶりの新作完成!

1997年結成、フランス出身のグルーヴ・メタル~インダストリアル・メタル・バンドが約5年ぶりとなる最新作をリリース。今やオリジナル・メンバーはヴォーカリストにしてサンプラーも担うSHAWTERのみではあるが、本作においてもインダストリアル・メタル譲りの無機質でソリッドなギター・リフとメロデスにも通じるクサめなフレーズ、重厚なグルーヴを生み出すリズム隊、力強いグロウルとシンガロング必至の男くさいメロディを巧みに使い分けるヴォーカルを軸とした、ベテランならではの安定感に裏打ちされたクオリティの高い楽曲が目白押しとなっている。得意とするエレクトロの要素も健在であり、現代的なメタルコアなどのバンドを愛聴している若い衆も楽しめる1枚と言えるだろう。

井上 光一【ライター推薦】


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ONCE HUMAN / 『Scar Weaver』
GENRE:MELODIC DEATH METAL

Logan Mader(ex-MACHINE HEAD/ex-SOULFLY)率いるONCE HUMAN!
超絶エクストリームな女性ヴォーカルと多彩なギター・フレーズで圧倒する新作到着!

MACHINE HEADやSOULFLYで活躍した、ギタリストのLogan Maderが中心となって結成された、エクストリーム・メタル・バンド ONCE HUMANが3rdアルバムをリリース。音源を聴いただけでは、女性とわからないほど猛々しい、超絶エクストリームなヴォーカルには本当に驚かされる。ただ激しいだけでなく、シャウトに安定感があり、高音も低音も自然に使い分けられる技術力はさすが! そして、そんなヴォーカルに負けず劣らず様々な表情を見せるギター・フレーズの多彩さもめまぐるしく、アルバムを通して圧倒されっぱなしだ。また、MACHINE HEADのRobb Flynnがゲスト・ヴォーカルとして参加した楽曲も、パワフルな掛け合いが最高にテンション上がる!

山本 真由【ライター推薦】


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DREAM THEATER / 『Lost Not Forgotten Archives: Awake Demos (1994)』
GENRE:PROGRESSIVE METAL

DREAM THEATER公式ブートレグ第7弾は
ヘヴィ/ダーク方面へと懐を広げた3rdアルバム『Awake』デモの復刻盤!

1994年発表の3rdアルバム『Awake』は、歴史的名盤の前作『Images And Words』から大幅に路線変更を行ったことで、発売当時は賛否両論を呼んだ作品だ。しかしヘヴィ/ダーク方面へと懐を広げた作風は、のちの作品群の自由度を高める足掛かりになっていると言えるし、近年のラウド・サウンドを愛聴する向きにも刺さるアルバムだと思う。そんな『Awake』のデモを復刻した本作では、完成版に近いアレンジが収録されているものの、ところどころ異なるフレーズや音作り、展開が違う「Caught In A Web」、まだ「The Mirror」と「Lie」に分離される前のテイク、バラードでの生々しい情感溢れる歌唱など、興味深い点がたくさん。本編と合わせて、より深く名作の世界を探求したい。

菅谷 透【ライター推薦】

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【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2022年03月17日 10:03