ホルヘ・ヒメネスが自ら編曲した無伴奏ヴァイオリン版!バッハ:ゴルトベルク変奏曲
シャコンヌを超えるインパクト?
ヴァイオリン1挺で奏でるアリアと30の変奏曲に魅せられた奇才奏者の果敢なる挑戦!
1996年にグレン・グールドの弾く「ゴルトベルク」を聴いて以来、その音楽が心をとらえて離さないというホルヘ・ヒメネス。ヴァイオリニストとして6曲の無伴奏作品などに対峙するうちに、このバロック時代の最も複雑な鍵盤作品のひとつを無伴奏ヴァイオリンのために編曲することを決意。「ヴェルサイユ宮殿の家具をすべて小さな部屋に収めようとするようなもの。ベストなものを選び、小さな部屋に大きな部屋の雰囲気を残すようにしなければならない」と語るヒメネス。曲を熟知し、楽器の可能性をすべて出し切って実現された、大きな夢。実に挑戦的な1枚に仕上がりました。
【ホルヘ・ヒメネス プロフィール】
スぺインのアンサンブル「Tercia Realidad」の創設者・指揮者であり、古楽を中心に21世紀までのさまざまなスタイルの音楽をエキサイティングに演奏するスペインの奇才ヴァイオリニスト。ラルペッジャータ、ハノーヴァー・バンド、ラ・リゾナンツァ、イ・ファジョリーニ、カペラ・クラコヴィエンシスなどの名だたる古楽アンサンブルでコンサートマスターを務め、ロンドンのシェイクスピアズ・グローブ座にも音楽監督・ソリストとして定期的に出演、マックス・リヒターの「四季」などを取り上げた。またソリストとしても世界各地で公演、多彩なプログラムを披露している。
使用楽器は〈1680年フランチェスコ・ルッジェーリ製〉と〈1780年ミケランジェロ・ベルゴンツィ製〉。
(キングインターナショナル)
【曲目】
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
(ホルヘ・ヒメネス編、ヴァイオリン独奏版)
【演奏】
ホルヘ・ヒメネス
(ヴァイオリン;1680年フランチェスコ・ルッジェーリ製)
【録音】
2019年11月24‐26日
バルセロナ、ビラノバ・イ・ラ・ヘルトル、エドゥアルド・トルドラ公会堂
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年04月13日 00:00