ヤン・フォーグラーが古今のボーカル作品をチェロとオーケストラのためにアレンジして演奏!『ポップ・ソングズ』
チェロの名手ヤン・フォーグラーが、モンテヴェルディ、モーツァルト、ビゼー、からビートルズ、ゲイリー・ムーア、マイケル・ジャクソンまで、500年近くにわたって最も美しく、そして人気のあるボーカル作品をチェロとオーケストラのためにアレンジして演奏!
19歳にしてドレスデン歌劇場管弦楽団の首席チェリストとなり、2018年~現在はソリストとして世界的に活躍しているヤン・フォーグラー。ドイツを代表する円熟のチェリストとして、ソニー・クラシカルから1枚1枚にテーマを持たせたアルバムを発表しています。ヤン・フォーグラーの管弦楽伴奏編曲版によるチェロ小品アルバム『My Tunes Vol.1』とその『Vol.2』は、ドイツ・クラシックチャート1位を1カ月独占し、ヨーロッパのみならずアメリカでもベストセラーとなりました。今作はその続編となるもので、次世代のフィンランド・ギター界を牽引するイスモ・エスケリネンとのデュオによる小品集。エスケリネンはクオピオの生まれ。ティモ・コルホネン、オスカル・ギリヤらに学び、スカンディナヴィア・ギター・コンペティションを初めとする各地のコンクールで優勝した後、ソリスト、室内楽奏者として活躍しています。
「ポップソング」では、モンテヴェルディ、ヴィヴァルディ、ビゼー、モーツァルトからビートルズ、ゲイリー・ムーア、マイケル・ジャクソンまで、500年近くにわたって最も美しく、そして人気のあるボーカル作品が並んでいます。
この録音のために、BBCフィルハーモニックと指揮者のオメール・メイア・ウェルバーと特別なプロジェクトチームを組み、チェロとオーケストラのために特別にアレンジされた作品となって前代未聞の新鮮さとともに、生き生きと蘇っています。
BBCフィルハーモニックはヤン・フォーグラーのチェロの響きを美しく強調し、指揮者のウェルバーはモンテヴェルディの「なおもあなたを見つめる」のアコーディオンも加わった美しくアレンジで魅了します。フォーグラーは、さらに「ディドーとエネアス」「カルメン」「魔笛」などのオペラから最も楽しい作品を選んでいます。ポーギーとベスの「サマータイム」、フランク・シナトラの「It Was a Very Good Year」や、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」などが、20世紀のお気に入りとして収録されています。
(ソニーミュージック)
『ポップ・ソングズ』
【曲目】
モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』SV.308 ~「なおもあなたを見つめる」
パーセル:歌劇『ディドーとエネアス』~「私が地に伏す時」(ディドーの嘆き)
ヴィヴァルディ:歌劇『ジュスティーノ』~「よろこびと共に会わん」
グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』~「エウリディーチェを失って.」
モーツァルト:歌劇『魔笛』K.620~「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
ベッリーニ:歌劇『ノルマ』~「清らかな女神よ」
ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』~「私は町のなんでも屋」
ビゼー:歌劇『カルメン』~「おまえの投げたこの花を」(花の歌)
ヴェルディ;歌劇『椿姫』~「乾杯の歌」
ワーグナー:歌劇『タンホイザー』~「夕星の歌」
ガーシュウイン:歌劇『ポーギーとベス』~「サマータイム」
アーヴィン・ドレイク:『It Was a Very Good Year』(思い出の日々)
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:『ゴールデン・スランバー』
ゲイリー・ムーア:『スティル・ゴット・ザ・ブルーズ』
マイケル・ジャクソン:『ビリー・ジーン」
【演奏】
ヤン・フォーグラー(チェロ & 編曲)
BBCフィルハーモニー管弦楽団
オメール・メイア・ウェルバー(指揮)
【録音】
2021年10月3-4日、ソルフォード、BBCフィルハーモニック・スタジオ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年04月15日 00:00