ブライアン・イーノ|全音楽キャリアを俯瞰する『別冊ele-king イーノ入門――音楽を変革した非音楽家の頭脳』
アンビエント・ミュージックの発案者
ポップと実験音楽を横断する希代の芸術家
巨匠ブライアン・イーノの全音楽キャリアを俯瞰する保存版
全音楽キャリアを俯瞰するディスクガイド、一挙60枚レヴュー!
非音楽家の誕生/オブスキュアの革命/サティ、ケージ、ライヒからイーノへ/ボウイのベルリン三部作/クラウトロックとのつながり/アンビエントの発案/トーキング・ヘッズとの蜜月/『No New York』の衝撃/ドゥーワップからヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ドナ・サマーまで/ポスト・パンク時代の門下生たち/ジョン・ハッセルとの絆/アフリカ音楽への熱狂/スターたちのプロデューサー/政治的アクティヴィストとして/ほか
執筆:野田努、小林拓音、松村正人、三田格、坂本麻里子、高橋智子、イアン・F・マーティン(Ian F. Martin)、ジェイムズ・ハッドフィールド(James Hadfield)、松山晋也、北中正和、篠原雅武、徳井直生、廣瀬豊、毛利嘉孝
翻訳:江口理恵
装丁:鈴木聖
菊判220×148mm/アジロ並製/256ページ
■column
私たちは遥か彼方へと進む船を夢見る、1000マイルもの彼方へ──蜘蛛と私、ブライアン・イーノ (イアン・F・マーティン/江口理恵訳)
非音楽家の誕生 (松村正人)
ロキシー・ミュージックという通過点 (野田努)
ワイアットとイーノ──その出会い、分離、そして再会 (野田努)
プログレッシヴ・ロックとのかかわり (松村正人)
イーノとジョン・ケイル (松村正人)
オブリーク・ストラテジーズとは (野田努)
オブスキュア・レコーズ (松山晋也)
サティ、ケージ、ライヒからイーノへ──アンビエント音楽への道のり (高橋智子)
ボウイのベルリン三部作 (野田努)
イーノとニューウェイヴ (三田格)
イーノと女性アーティストたち (三田格)
トーキング・ヘッズとの三部作──イーノがNYにいたことの歴史的重要性 (野田努)
『No New York』の衝撃とアート・リンゼイ (松村正人)
イーノが愛した大衆音楽──賛美歌からVU、ドゥーワップからPファンク、ドナ・サマーからベリアルまで (野田努)
ポスト・パンクとイーノの影響、その門下生たち (野田努)
イーノとジョン・ハッセル (松山晋也)
イーノとアフリカ音楽 (北中正和)
私のなかのイーノ、1973―1983 (廣瀬豊)
スターたちのプロデューサー──U2、ジェイムズ、コールドプレイらとの仕事 (ジェイムズ・ハッドフィールド/江口理恵訳)
ヴィデオ・アーティストとしてのイーノ (小林拓音)
テクノロジーがジェネレイティヴを実現する──ピーター・チルヴァースとの共同作業 (小林拓音)
日常の音楽、反意識の音楽 (三田格)
政治的アクティヴィストとしてのイーノ (毛利嘉孝)
ティモシー・モートンの思考におけるアンビエンスの二面性──穏やかさと空しさ (篠原雅武)
■interview
インスタレーション・アーティストとしてのイーノの魅力
──6月開催の「AMBIENT KYOTO」に向けて (徳井直生)
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掲載: 2022年05月23日 12:09