フルトヴェングラー&BPO/1954年のブラームス:交響曲第3番&ベートーヴェン:“レオノーレ”第2番 2トラ38オープンリール復刻
フルトヴェングラー&BPO
最晩年の傑作2点の組み合わせ、ブラームスの交響曲第3番+ベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第2番!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
制作者より
ブラームスはGS-2184(2018年発売【廃盤】)以来、2度目の登場です。今回も旧音源を使い回さず、テープを録音スタジオに持ち込んで全行程をプロ用の機器でリマスタリングし、音質を刷新しました。間違いなく過去最高の音質だと自負しています。音は乾いた感じですが、全体のバランスや明瞭度は同じ会場での1949年のライヴを大きく上回っており、ファンにはたまりません。「レオノーレ」序曲第2番は本シリーズ初登場です。ブラームスと同様、フルトヴェングラーとベルリン・フィルの最晩年の熟した響きが堪能できます。
※おことわり
「レオノーレ」序曲第2番では特に長い間の部分でゴーストが目立ちます。これは古いテープにしばしば起こる劣化現象のひとつですが、マスタリングの際にあまり強引に除去しようとすると音質に悪影響を与えますので、当ディスクではそうした修正は必要最低限にとどめています。ご了承下さい。
(平林直哉)
(キングインターナショナル)
GS 2275(CD)
日本語帯・解説付
【曲目】
(1)ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
(2)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番 ハ長調 Op.72
【演奏】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
(1)1954年4月27日
ベルリン、ティタニア・パラスト
(2)1954年4月4、5日
ベルリン高等音楽院
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音(1)、録音セッション(2))
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年07月27日 18:00