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作曲家、河内琢夫の最新作!『河内琢夫の音楽/室内楽作品個展2021』

『河内琢夫の音楽/室内楽作品個展2021』

大自然からインスパイアされた美しい現代音楽。アボリジニの楽器ディジュリドゥの第一人者、哲Jを始めヴァイオリンの千葉純子ほか一流の音楽家たちが競演!

河内琢夫はいわゆる現代音楽のジャンルに属してしますが、大自然から霊感を受けて書かれた作品はいずれも大変、抒情的、ロマンティックな音楽で一部のファンから熱狂的に支持されています。彼は 20代前半、第3回 Music Today 国際作曲コンクールで武満徹氏に認められ、その後 ISCM( 国際現代音楽協会 主催の音楽祭 World Music Days でも作品が取り上げられています。評論家、片山杜秀氏は河内の音楽について「後期ロマン派、印象派からハード・ロック、プログレシヴ・ロックまで様々な影響を受け、調性とメロディを重視する現代的なリリシズムを追求する」と自身の著書で書いています。

このディスクの目玉は何といってもオーストラリア先住民アボリジニの伝統楽器ディジュリドゥとチェロ、打楽器のための「ソナタ・パシフィカII 」。自然を象徴するディジュリドゥと人間を象徴するチェロとの対話を表現することで自然と人間が一体化することを夢見た作品です。過去の繰り返しではない新しい抒情性を感じさせる作品群は 21世紀のロマン主義ともいうべき音楽でクラシック、現代音楽ファンのみならず、ポスト・クラシカルの好きな人にもアピールする内容です。
(東武商事)

『河内琢夫の音楽/室内楽作品個展 2021』
【曲目】
河内琢夫:
1.《2つの祭礼》~パン・フルート、十三絃箏と打楽器のための(2020)
(1.ある南方の小さな祭礼/2.ある北方の小さな祭礼)

2.《間奏曲》~マリンバ連弾のための(2018)

3.《いにしえの物語が始まる場所/冬の儀式の踊り》
~ヴァイオリン、チェロとピアノのための(2021)

4.《3つの小さな手仕事》~ピアノのための(2020/21)
(1.シベリアの鹿の形をした文様/2.クワキウトル族の銀色の首飾り/3.トゥピラク[北極のグレムリン])

5.《ソナタ・パシフィカII》~ディジュリドゥ、チェロと打楽器のための(2017)
(1.祭祀/2.ヴォカリーズと舞曲)

6.《風、河そして星々》~弦楽四重奏のための(2016)

【演奏】
1.大束晋(パン・フルート)、上田麻里名(十三絃箏)、河内琢夫(打楽器)
2.高橋治子(マリンバ)、町田志野(マリンバ)
3.千葉純子(ヴァイオリン)、井上雅代(チェロ)、小笠原貞宗(ピアノ)
4.鈴木祐子(ピアノ)
5.哲J(ディジュリドゥ)、井上雅代(チェロ)、河内琢夫(打楽器)
6.アンサンブル・ライン(弦楽四重奏):
【手島志保(ヴァイオリン)、平岡陽子(ヴァイオリン)、東義直(ヴィオラ)、和田夢人(チェロ)】

【録音】
2021年12月15日ムジカーザ(ライヴ)

録音エンジニア:櫻井卓(パウ) [78:10]

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年08月30日 00:00