バロック・トランペット奏者、ジョシュ・コーエンのChandosファースト・ソロアルバム!『アルティッシマ ~ ハイ・バロック時代のトランペット作品集』
北米の名バロック・トランペット奏者、ジョシュ・コーエンのChandosファースト・ソロアルバム!バロック・トランペットが最も輝きを示したハイ・バロック時代の作品集!
ワシントンD.C.出身のバロック・トランペット奏者、ジョシュ・コーエンのChandosデビュー盤。コーエンは、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団、ワシントン・バッハ・コンソート、モントリオール古楽スタジオ、アポロズ・ファイアなど、北米の古楽器アンサンブルや古楽器オーケストラの首席奏者やソリストとして共演するなど、北米で最も人気のあるクラリーノ(トランペット)奏者のひとりとして活躍しています。
これまでにアンサンブル・カプリスとの共演で、高い演奏技術を要するブランデンブルク協奏曲の録音を残しているコーエン。
Chandosデビューを飾る本アルバムでは、17世紀後半から18世紀半ばにかけて作曲されたバロック・トランペットのための幅広いレパートリーを取り上げています。
現在のバルブやピストンが開発される遥か以前、1500年代から使用されるようになったとされるバロック・トランペットは、モダン・トランペットが誕生する1800年代後期にかけて、宗教作品、オーケストラ作品、独奏作品と多岐にわたり用いられました。
バルブ機構が存在しないため、倍音以外の音を出すための唇の絶妙なコントロールなど、より高い演奏技術が求められるこの楽器を、現代のヴィルトゥオーゾの妙技で華々しく奏でます。
(東京エムプラス)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:Peter Watchorn、ダニエル・エイブラハム(日本語訳:山根悟郎)
『アルティッシマ ~ ハイ・バロック時代のトランペット作品集』
【曲目】
ゴットフリート・ライヒェ(attrib.)(1667-1734):Abblasen
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):トランペット、2挺のヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための協奏曲ニ長調 GWV308
ロマヌス・ヴァイヒライン(1652-1706):2本のトランペット、2挺のヴァイオリン、2挺のヴィオラと通奏低音のための8声のソナタハ長調 Op.1-1
ゴットフリート・フィンガー(c.1660-1730):トランペット、オーボエと通奏低音のためのソナタハ長調
ヨハン・ザムエル・エンドラー(1694-1762):トランペット、2本のホルン、ヴァイオリン、オーボエ、バスーン、ティンパニ、弦楽と通奏低音のための7声のシンフォニア CobE13(ピリオド楽器による初録音)
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):トランペット、2本のオーボエと通奏低音のための協奏曲ニ長調 TWV43:D7
フィリップ・ヤーコプ・リトラー(c.1637-1690):2本のトランペット、ヴァイオリン、3挺のヴィオラ、チェロと鍵盤楽器のための7声のチャッコーナ
カペル・ボンド(1730-1790):トランペット、4挺のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと通奏低音のための協奏曲第1番ニ長調
【演奏】
ジョシュ・コーエン(バロック・トランペット)
※使用楽器:Baroque trumpets in D, C, and F by Matt Martin( Norwich Natural Trumpets), 2017, after Kodisch, c.1700
アンサンブル・スプレッツァトゥーラ
ダニエル・エイブラハム(指揮)
【録音】
2020年1月6日ー10日、スペンサーヴィル・アドベンチスト教会(メリーランド、アメリカ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年11月18日 00:00