スーパー・デュオ再び!コパチンスカヤ&ファジル・サイ~ヤナーチェク、ブラームス、バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ集
[Alpha Classics 公式チャンネルより]
コパチンスカヤ&サイ、スーパー・デュオ再び!
今や鬼才の名を欲しいままにしているヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤ。2008年にリリースされた彼女のデビュー・アルバムでパートナーを務めたのが、こちらも当時から鬼才の呼び声高いコンポーザー・ピアニスト、ファジル・サイでした。その後も共演を重ね、名コンビとしての評判を揺るぎないものにしているこの二人が、およそ15年ぶりに録音に臨んだのがこちらのアルバム。
お互いに「火山のように不屈の精神力とエネルギーを持つピアニスト」、「公演の度に異なったキャラクターと新しいストーリーを自然に繰り出してくる変幻自在なヴァイオリニスト」と評する二人がここで聴かせるのは、バルトーク、ブラームス、ヤナーチェクによる全く異なった性格を持つソナタ3曲。2つの個性が時に寄り添い、時にせめぎ合いながら紡ぐ音楽は、他では味わえない陶酔感と火花が飛ぶような激しさを併せ持つ唯一無二のもの。
特にコパチンスカヤが「始まりから終わりまで実に素晴らしい」と評するバルトークがハイライトで、終楽章の緊張感溢れる掛け合いは格別です。
(ナクソス・ジャパン)
[解説日本語訳付き]
※国内仕様盤解説日本語訳…伊東信宏
【曲目】
1-4. レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ
5-8. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op. 108
9-11. ベラ・バルトーク(1881-1945):ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op. 21、Sz. 75、BB 84
【演奏】
パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
ファジル・サイ(ピアノ)
【録音】
2022年8月 テルデックス・スタジオ、ベルリン
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年11月25日 00:00