フランス国立管弦楽団首席ホルン奏者、エルヴェ・ジュランによるロマン派のホルンのための作品集
[COBRA RECORDS 公式チャンネルより]
フランス国立管弦楽団首席ホルン奏者、エルヴェ・ジュラン!ソロ楽器としてのホルンの可能性を見出した19世紀ロマン派の名作品集!
フランスのホルン奏者、エルヴェ・ジュランが奏でる19世紀ロマン派のホルンのための名作品集。ジュランは、当時20歳という若さでフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者(1987-1997)を務め、1997年からはフランス国立管弦楽団の首席奏者および、2002年からはシンフォニカ・トスカニーニの首席奏者の地位を兼任しています。ソリストとしては、ハイドン、モーツァルト、シューマン、ウェーバー、サン=サーンス、シュトラウス、ブリテンなどの作品を125以上ものオーケストラと共演。室内楽奏者としては、ポール・トルトゥリエ、ヴァディム・レーピン、ユーリ・バシュメット、ギドン・クレーメルといった名手達と肩を並べるなど、管楽器王国フランスが誇る名手として第一線で活躍しています。
これまでに25枚ものアルバムをリリースしてきたジュランが新たに挑んだのは、バルブ機構の発展により、それまでは表現の難しかった細やかなパッセージの向上、音楽的表現力の幅が飛躍的に広がりを見せ始めた19世紀ロマン派の名作品集。ホルンの名手として広く知られたジョヴァンニ・プントのために書かれたベートーヴェンの 《ソナタ》 から、バルブ付きホルンの利点を取り上げた初期の独奏作品とされるシューマンの 《アダージョとアレグロ》、協奏曲、交響詩、オペラを通じてホルンの魅力を数多く見出したR.シュトラウスまで、現代へと通ずる傑作の数々をホルン界を牽引する名手の優れたテクニックと豊かな音楽性で描きます。
(東京エムプラス)
『エッセンシャルズ!~ ロマン派のホルンのための独奏作品集』
【曲目】
F.ヨーゼフ・シュトラウス:シューベルトの 《あこがれのワルツ》 による幻想曲 Op.2
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ へ長調 Op.17
R.シュトラウス:序奏,主題と変奏 変ホ長調 AV52
サン=サーンス:ロマンス ホ長調 Op.67
ロッシーニ:前奏曲,主題と変奏
【演奏】
エルヴェ・ジュラン(ホルン)
ジルケ・アヴェンハウス(ピアノ)
※使用楽器:エンゲルベルト・シュミット
・フルダブル F/B♭with A stopping valve(ベートーヴェン&F.ヨーゼフ・シュトラウス)
・フルトリプル F/B♭/high E♭(その他の作品)
【録音】
2022年7月26日-29日、ライデン音楽堂(オランダ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年11月29日 00:00