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Paul McCartney(ポール・マッカートニー)|ベースが際立つ名演で聴くビートルズ作品集『LISTEN TO THIS Mr.B』ベースが大きく聴こえる別ミックス、別バージョンを収録!

Paul McCartney(ポール・マッカートニー)

ポールのベースが際立つ名演で聴くビートルズ作品集! ベースが大きく聴こえる別ミックス、別バージョン。

ポール・マッカートニーのベースワークにスポットを当てた音源集。とにかく全曲ベースがデカいっ!

マルチトラックからベースを大きくミックスされた音源を集約したとのことで、ただイコライザーで低音域を上げただけではないことが一聴して分かる。楽曲解説を見ながら、ポールがなぜ、そのフレーズを選択したのか。そんなことに思いを巡らしながら聴ける。20世紀を代表する世界最高のロックバンド、ザ・ビートルズ。その中でも高い評価がを得ているポール・マッカートニーのベースワークにスポットを当てた音源集。ルート音(その小説のコード)を弾かないなんて芸当は、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンと並び、音楽の構造にも影響を及ぼすほどポールのベースが、ビートルズの楽曲の魅力を支えていたのです。

本作には、ポールのベースワークが顕著な、ビートルズの別ミックスや別バージョンが収録されています。ビートルズ・サウンドの秘密に迫り、そこには新たな発見があるでしょう。天才ソングライターにして、天才ベーシスト、ポール・マッカートニーのビートルズにおける名演をお楽しみください。

★全曲解説、6,300字、日本語ライナーノーツ、8頁。
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ

国内盤CD


■収録曲
1.All My Loving

熟練のウォーキング・ベース。この時、ポールは21歳である。
2.It Won't Be Long
エンディング直前のポールの「イェー」の連呼が、やけくそ気味(笑)。
この時のビートルズのすべてを注ぎ込んだ。
3.You Can't Do That
敬愛するジェームス・ジェマーソンを意識したベース。
4.Tell Me Why
「オール・マイ・ラビング」同様に、見事なウォーキング・ベースだ。
5.Tell Me What You See
シンプルな編成だけに、安定したベースが曲を支えている。
6.Day Tripper
ギターリフにベースも重なっていく構造は、ロック・アレンジの原点。
7.Michelle
ルート音を弾かない芸当はブライアン・ウィルソンと並び、音楽の構造にも影響を及ぼす。
「この曲で、ベースの楽しさに開眼した」とはポールの弁。
8.You Won't See Me
J・ジェマーソン風の手数の多いベースラインが聴ける。
9.Drive My Car
ドナルド・ダック・ダンのベースプレイにヒントを得たという。
10.The Word
ここでのポールのベースは実にブラック・フィーリングにあふれている。
11.Paperbuck Writer
単調になりがちなロックンロールに、横ノリのグルーヴを生み出す。
リッケンバッカー・ベースが効いている。
12.Rain
必殺の2拍3連フレーズが出現。この曲の魅力を決定づける名演。
13.Taxman
スタッカートした16分音符の速いフレージングは必聴だ。
14.Penny Lane
イントロ無しで、いきなりベースの高音フレーズで始まる。
ベースの音符の微妙な長短、配し方に注目だ。
15.With A Little Help From My Friends
ポールのベース演奏史上でも名演のひとつ。
ポールは語る「あとからベースを録音するのが好きなんだ。自由にやれるからね」。
16.Getting Better
この曲もベースは後からダビングされ、ポールが縦横無尽にベースを操る。
1番サビと2番サビでのベースのフレーズが全く違う。
17.A Day In The Life
ジョンとポールの曲を合体し、やはりポールがベースをあとからダビングした。

Beatles Studio Outtakes 1963-1967

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タグ : ザ・ビートルズ [anoto] ロック復刻&発掘

掲載: 2022年12月05日 17:48