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初出!ケンペとミュンヘン・フィルの熱きプロムス・ライヴ!ドヴォルザーク: 交響曲 第8番、R.シュトラウス: 死と浄化

ケンペ

初出!ケンペとミュンヘン・フィルの熱きプロムス・ライヴ!

1972年9月9日プロムスに於けるケンペとミュンヘン・フィルのライヴ音源が登場。演目もベートーヴェン、リヒャルト・シュトラウス、ドヴォルザークとケンペが得意とする作曲家が並ぶのが嬉しいところ。当日のプログラムでは、リヒャルト・シュトラウスとドヴォルザークの間にクルト・グントナーをソリストとするメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が演奏されており、翌10日には過去にBBCレジェンズから発売され高い評価を得たマーラーの「復活」が演奏されています。ケンペとミュンヘン・フィルにとって1972年といえば、独エレクトローラにベートーヴェンの交響曲全集録音が進行している充実した時期であり、9月6日には前日に発生したミュンヘン事件の追悼式で「英雄」第2楽章を演奏、そのすぐ後のライヴということになります。当日は、この年のプロムスに於ける彼らの3回のコンサートの初日であったためか、1曲目『プロメテウスの創造物』序曲冒頭では、巨大なキャパシティを持つロイヤル・アルバート・ホールの音場にオーケストラがやや戸惑うかのような様子も聴かれますが、それもすぐに修正され、「死と浄化」でのきめ細やかでメリハリの効いた表情はまさに彼らの面目躍如たるもの。そしてドヴォルザークではライヴのケンペならではの白熱した演奏を聴かせており、終演後の歓声と割れんばかりの拍手が聴衆の熱狂を伝えています。BBCに残されていたオリジナル・テープを、ヒストリカル音源の復刻で高い評価を得ているポール・ベイリーがデジタル・リマスター。ヴァイオリン両翼配置が映える良質なステレオ録音で、メディアとして発売されるのは今回が初めてとなる貴重なものです。
(ナクソス・ジャパン)

1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):序曲 ~『プロメテウスの創造物』 Op. 43
2. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):死と浄化 Op. 24 TrV 158
3-6. アントニン・ドヴォルザーク: 交響曲 第8番 ト長調 Op. 88 B. 163

録音: 1972年9月9日 ロイヤル・アルバート・ホール
BBCプロムスに於けるライヴ ステレオ

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・ケンペ(指揮)

輸入盤

 

輸入盤・国内流通仕様

国内仕様盤日本語解説…山崎浩太郎

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年12月28日 14:00