平均律クラヴィーア曲集作曲300周年記念!5台の楽器を駆使し録音!エンリコ・バイアーノ~J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全曲)(4枚組)
平均律クラヴィーア曲集作曲300周年記念!
3種類、計5台の楽器を駆使したビッグ・プロジェクト!
バッハの「平均律クラヴィーア曲集」は、バッハの教育プログラムの最終的かつ最も重要な段階に位置し、現代においてもピアノ演奏を学ぶものにとって最も重要な曲集の一つ。
「学ぼうとする若者」から「熟達の名手」の全てに寄り添い、鍵盤楽器奏法と解釈、作曲と即興、対位法、音楽形式、美学、修辞学について徹底的に学ぶことの出来る言わずと知れた「鍵盤楽器のための旧約聖書」です。
17世紀ナポリの音楽家たち、エリザベス朝のヴァージナル楽派、そして大バッハを深く研究しているイタリアの鍵盤奏者であり、現在の古楽界においても興味深い解釈者の一人とみなされているエンリコ・バイアーノが、「平均律クラヴィーア曲集」の作曲300周年を記念して「3種類、計5台の鍵盤楽器」を駆使して48曲全曲を演奏するという驚きのプロジェクトを実現させました!!
バイアーノはフォルテピアノ、チェンバロ、クラヴィコードの3種類、計5台をこの録音のために準備。バッハとジルバーマンの友情を表現するためにジルバーマンのレプリカのフォルテピアノを用いたり、バッハの音楽が持つ「汎ヨーロッパ的」精神を色濃く描くためによりフレミッシュな響きを出すことの出来るエティエンヌ・ブランシェ1733年製ハープシコードのレプリカを選ぶなど、作曲者の時代背景を反映したさまざまなニュアンスを表現しているのが特徴です。
その結果、細部まで徹底的かつ慎重に研究され、創造的な解釈によって奏でられる「300周年記念」に相応しい「平均律」の演奏が誕生しました。
(東京エムプラス)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:エンリコ・バイアーノ(日本語訳:山根悟郎)
【曲目】
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 BWV.846-893(全曲)
【演奏】
エンリコ・バイアーノ(ハープシコード、フォルテピアノ、クラヴィコード)
【録音】
2019年10月、ベザーノ(ヴァレーゼ、イタリア)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年01月06日 00:00