小倉貴久子の新録音はベートーヴェンの三大後期ソナタ!ベートーヴェン:クラヴィーア・ソナタ Op.109,110,111
フォルテピアノが実現した奇蹟のベートーヴェン。
好評を博している後期傑作《ハンマークラヴィーア》と、それに連なる2つのソナタの録音に引き続き、三大後期ソナタをレコーディング。フォルテピアノの表現技法を知り尽くした小倉貴久子による愛に満ちた深い共感と憧憬。
(コジマ録音)
【曲目】
ベートーヴェン:
クラヴィーア・ソナタ ホ長調 作品109(第30番)
[1] I. Vivace ma non troppo
[2] II. Prestissimo
[3] III. Andante. Molto cantabile ed espressivo. Gesang mit innigster Empfindung
クラヴィーア・ソナタ 変イ長調 作品110(第31番)
[4] I. Moderato cantabile molto espressivo
[5] II. Allegro molto
[6] III. Adagio ma non troppo – Fuga. Allegro ma non troppo
クラヴィーア・ソナタ ハ短調 作品111(第32番)
[7] I. Maestoso - Allegro con brio ed appassionato
[8] II. Arietta: Adagio molto semplice cantabile
【演奏】
小倉貴久子(フォルテピアノ)
【録音】
2022年3月29-31日 邑楽町中央公民館 邑の森ホール
<小倉貴久子 Kikuko Ogura>
東京藝術大学を経て同大学大学院修了。アムステルダム音楽院を特別栄誉賞つき首席卒業。日本モーツァルトコンクールピアノ部門第1位。ブルージュ国際古楽コンクールアンサンブル部門及びフォルテピアノ部門で第1位と聴衆賞受賞。『クラシック倶楽部』『ららら♪クラシック』『ぴあのピア』『カルチャーラジオ 芸術の魅力』などTV、ラジオへの出演も多い。50点以上リリースしたCDの多くが各新聞紙上や『レコード芸術』誌等で推薦盤や特選盤に選ばれている。文化庁芸術祭レコード部門〈大賞〉、ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門【独奏・独唱部門賞】、ENEOS音楽賞洋楽部門奨励賞受賞、下總皖一音楽賞受賞。著書に『カラー図解ピアノの歴史』(河出書房新社)。校訂楽譜『ジュスティーニ:12のソナタ集』『バロック名曲集』(カワイ出版)、『ソナチネ音楽帳』(音楽之友社)。「小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》」全40回完結。北とぴあシリーズ【小倉貴久子と巡るクラシックの旅】を開催中。シリーズ「小倉貴久子《フォルテピアノの世界》」好評開催中。フォルテピアノ・アカデミーSACLA主宰。東京藝術大学及び、東京音楽大学講師。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年01月25日 00:00