テノール、シリル・デュボワによるフランス・ロマン派の知られざる美しきアリア集!『SO ROMANTIQUE !』~19世紀フランスのオペラ・アリア集
[Alpha Classics 公式チャンネルより]
シリル・デュボワが魅せる!フランス・ロマン派の知られざる美しきアリア集
バロックからロマン派まで、フランス・オペラを中心に目覚ましい活躍をみせるフランスのテノール、シリル・デュボワによる、19世紀のフランスに於けるオペラ・アリアを集めたアルバム。
ドニゼッティがパリで作曲した《連隊の娘》や、トマの《ミニョン》、ドリーブの《ラクメ》など有名な作品はほんの一握りで、現在では全曲はおろかその一部の演奏も珍しくなってしまった数々のオペラのアリアが収録されているのがポイントですが、さらには、それらがたいへん魅力的であることに驚かされます。
豊かな表現力と高度なテクニック、余裕のある高音の張りなど、デュボワの実力が作品の美しさを十二分に引き立てており、こちらもフランス・オペラのスペシャリストであるピエール・デュムソーの棒もオーケストラ全体をたっぷりと歌わせて、その歌唱にぴたりと寄り添っています。
(ナクソス・ジャパン)
『SO ROMANTIQUE !』~19世紀フランスのオペラ・アリア集
【曲目】
ダニエル=フランソワ=エスプリ・オーベール(1782-1871):
1. 「静けさに満ちた隠れ家で」 歌劇《舟歌》(1845) より
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):
2. 「何度、彼女を夢見たことか」 歌劇《サラメアのペドロ》(1884) より
アンブロワーズ・トマ(1811-1896):
3. 「ああ、神のおかげか!…至高の力を持つ方よ」 歌劇《エルヴィーラの物語》(1860) より
フランソワ=アドリアン・ボワエルデュー(1775-1834):
4. 「さて、そろそろ出てくるか…さあこちらへ、優美なる婦人よ」 歌劇《白衣の婦人》(1825) より
フロマンタル・アレヴィ(1799-1862):
5. 「ついに、このうえなく優しい太陽が昇り」 歌劇《王妃の銃士》(1846) より
ルイ・クラピソン(1808-1866):
6. 「夢見て待とう、いつか素敵な日が来て」 歌劇《GIBBY LA CORNEMUSE バグパイプ吹きのジビ》(1846) より
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):
7. 「ああ!友よ!何と楽しい日!」 歌劇《連隊の娘》(1840) より
シャルル・グノー(1818-1893):
8. 「わたしが籠に飼っているのは」 歌劇《いやいやながら医者にされ》(1858) より
シャルル・リュス=ヴァルレ(1781-1853):
9. 「その姿を夢見て…さあ思い浮かべ、旋律よ」 歌劇《L’ÉLÈVE DE PRESBOURG プレスブルクの学生》(1840) より
ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):
10. 「ここか、奴が恥も臆面もなく…なんと酷いことだろう」 歌劇《美しいパースの娘》(1867) より
テオドール・デュボワ(1837-1924):
11. 「晴天の朝、山肌に陽光が差し」 歌劇《グザヴィエール》(1895) より
シャルル・シルヴェール(1868-1949):
12. 「ただひとり!とわたしは呟く」 歌劇《ミリアーヌ》(1913) より
トマ:
13. 「さようなら、ミニョン!」 歌劇《ミニョン》(1866) より
レオ・ドリーブ(1836-1891):
14. 「宝石の絵を描く…高貴な儚い幻影よ」 歌劇《ラクメ》(1883) より
トマ:
15. 「王の子として生まれながら…そんな不平も全く顧みられず」 歌劇《レーモン》(1851) より
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
16. 「慎ましく貧しいままで…尋ねてみたまえ、あの鳥に」 歌劇《銀の呼び鈴》(1864) より
クラピソン:
17. 「いえ、この奴隷はあなたのものにはなりません…さようなら、かわいそうな母さん」 歌劇《LE CODE NOIR ル・コード・ノワール》(1842) より
【演奏】
シリル・デュボワ(テノール)
ピエール・デュムソー(指揮)
リール国立管弦楽団
【録音】
2021年7月、リール新世紀音楽堂(オーディトリアム・ドゥ・ヌーヴォー・シエクル)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年02月04日 00:00