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『ドラマ「リバーサルオーケストラ」オリジナル・サウンドトラック』3月8日発売

リバーサルオーケストラ

2023年3月15日(水) 第10話に登場したクラシック曲を追加しました!

日本テレビ系にて毎週水曜22:00~放送のドラマ「リバーサルオーケストラ」のオリジナル・サウンドトラックが3月8日発売!音楽は清塚信也、啼鵬が担当。

【曲目】
1.リバーサルオーケストラ -Opening Theme-
2.リバーサルオーケストラ -Main Theme-
3.玉響カンタービレ
4.初音とヴァイオリン
5.崖っぷちだけど、音楽が好き
6.マエストロ朝陽
7.ボロロ
8.常葉のバディネリ
9.高階の鐘
10.Tuning of Furies
11.基礎が大切
12.玉響のために
13.この街に棲む魔女
14.秘めた才能の踊り
15.日本一のオーケストラへの道
16.追憶のニムロッド
17.Follow My Dreams
18.天才ヴァイオリニストは目覚める
19.夢見る舞台
20.解散への警鐘
21.Espressivo
22.人生を変える演奏
23.気まぐれな楽器
24.玉響楽団員の望みの喜びよ
25.好きなことを続けたい
26.暗雲立ち込める
27.Fiord Bossa Nova
28.魔王の指揮にて
29.リバーサルオーケストラ -Anxiety-
30.リバーサルオーケストラ -Finale-

<番組情報>
「リバーサルオーケストラ」 日本テレビ系にて 毎週水曜22:00~放送
New! 映像BOX発売決定!

<キャスト>
門脇麦
田中圭
永山絢斗
瀧内公美
坂東龍汰
恒松祐里
濱田マリ
平田満
前野朋哉
行平あい佳
ロイック・ガルニエ
岡部たかし
津田健次郎
原日出子
生瀬勝久

<スタッフ>
脚本 清水友佳子
演出 猪股隆一 小室直子 鈴木勇馬
チーフプロデューサー 三上絵里子
プロデューサー 鈴間広枝 松山雅則
制作協力 トータルメディアコミュニケーション
製作著作 日本テレビ

<作家プロフィール>
清塚信也(きよづか しんや)
5歳よりクラシックピアノの英才教育を受ける。中村紘子氏、加藤伸佳氏、セルゲイ・ドレンスキー氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業後、モスクワ音楽院に留学。
1996年第50回全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第1位。2000年第1回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA 第1位、2004年第1回イタリアピアノコンコルソ金賞、2005年日本ショパン協会主催ショパンピアノコンクール第1位など、国内外のコンクールで数々の賞を受賞。人気ドラマ「のだめカンタービレ」にて玉木宏氏演じる「千秋真一」、映画「神童」では松山ケンイチ氏演じる「ワオ」の吹き替え演奏を担当し、脚光を浴びる。
知識とユーモアを交えた話術と繊細かつダイナミックな演奏で全国の聴衆を魅了し続け、年間100本以上の演奏活動を展開。TV番組「ビー バップ!ハイヒール」「たけしの誰でもピカソ」「みゅーじん<音遊人>」や「朝日新聞<ひと>欄」等で取り上げられるなどメディアの関心も高い。

清塚信也


啼鵬(ていほう)
東京生まれ。幼少の頃より父松本定芳に音楽の手ほどきを受ける。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。
多くの楽器をこなし、かつ自身の作編曲による独自の世界を切り開く。
2013年初の単独名義となるアルバム「Deja vu TV RADIO SONGS」を発表。

2010年~2011年放送NHK連続テレビ小説「てっぱん」
NHKラジオ第1「新日曜名作座」 音楽担当

随時更新!ドラマで使われたクラシック曲ご紹介

第10話(1)ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》
こけら落とし公演での高階フィルの演奏曲「ベートーヴェン:英雄」

玉響と高階フィルとの対決となる西さいたまシンフォニーホールこけら落とし公演。高階フィルが演奏した曲がベートーヴェンの人気曲「交響曲第3番『英雄』」。ベートーヴェンがフランス革命後に英雄となったナポレオンを讃える曲として作曲。完成後まもなくナポレオンが皇帝に即位し、その知らせに激怒したと言われています。ドイツの巨匠カール・ベームがベルリン・フィルと録音した格式高く荘厳な名演盤です。

第10話(2)チャイコフスキー:交響曲第5番
こけら落とし公演での玉響の演奏曲。メインテーマ曲の原曲!

玉響を守るために一度は指揮することを諦めた常葉朝陽。誰よりも大きな愛で私たちをここまで連れてきてくれた常葉朝陽と演奏したいと初音とメンバーに説得され遂に指揮することに。最高の演奏を繰り広げ、多くの方々を虜にし感動のフィナーレへ!この曲は「リバーサルオーケストラ」のメインテーマ曲の原曲です!ロシアの巨匠ムラヴィンスキーによる厳しく理性的な音楽と、厳しく鍛え上げられた圧倒的な音色が絶妙にマッチしたまさに不朽の名盤です。

第10話(3)「組長」石田泰尚さんが審査員として登場!
カリスマ・ヴァイオリニスト 石田泰尚率いる『石田組』の最新アルバム

神奈川フィルハーモニー管弦楽団と京都市交響楽団でコンサートマスタ―として活躍する石田泰尚(いしだやすなお)が2014年に企画・結成した弦楽アンサンブル『石田組』。昨年まで4年連続サントリーホールを沸かせ、2022/2023ツアーでは20か所以上をまわり全国の観客を魅了。いまもっとも気になるクラシック・アンサンブル集団です。「組長」こと石田泰尚が厳選した国内最高峰の演奏家たち=「組員」による、クラシックから映画音楽、ロックまで幅広いジャンルの名曲を自在に操る『石田組』のアルバムが、この春、ユニバーサル ミュージックより発売されます。

テーマ曲の原曲 チャイコフスキー:交響曲第5番
メインテーマ曲の原曲!チャイコフスキーの名曲「交響曲第5番」

「リバーサル・オーケストラ」テーマ曲の原曲がこの「チャイコフスキー:交響曲第5番」第4楽章です。チャイコフスキーならではの甘美なメロディと、壮大なオーケストラ・サウンドが楽しめる屈指の人気曲です。ドイツの巨匠カール・ベームが最晩年に名門ロンドン交響楽団と演奏したもので、独墺系の指揮者ならではの重厚壮大でスケールの大きな演奏。クライマックスに向けて緩急を自在に操り、感動のフィナーレへと導きます。

第1話 (1)ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲 「スイス軍の行進」
初音が玉響と始めて一緒に演奏した曲

玉響の練習場に連れてこられてコンマスと紹介された初音が、玉響と初めて一緒に演奏した曲が、イタリアの作曲家で数多くのオペラを作曲家し、美食家としても知られるロッシーニの名曲「ウィリアム・テル」序曲です。この曲は、日本では運動会の定番曲やフジテレビのバラエティ番組『オレたちひょうきん族』のオープニングテーマ曲として有名です。

第1話 (2)ビゼー:『アルルの女』第2組曲より「ファランドール」
初音がコンマスとして紹介された時の演奏曲

市長より児玉交響楽団専属の広報担当に任命され、玉響の練習場に連れてこられてコンマスと紹介される初音。その際に演奏した曲が、ビゼー作曲の『アルルの女』第2組曲より「ファランドール」。フランスの作曲家ビゼーが、同名の短編小説に基づく戯曲上演のために作曲した作品。南フランスの牧歌的な背景のなかで繰り広げられるビゼーの代表曲で、中でも「ファランドール」は最も有名な曲です。。

第1話 (3)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
情感とシンフォニックな構造の見事な均衡!

谷岡初音(門脇麦)が舞台から遠ざかってしまうきっかけになった演奏会で演奏する予定だった曲がチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です。三大ヴァイオリン協奏曲の一つとして知られる名曲中の名曲。チャイコフスキーならではの美しい旋律が魅力の作品。このアルバムは、人気ヴァイオリニスト、チョン・キョンファによる高度なテクニックと全身全霊を込めた集中力で弾き切った情熱的な演奏を収録した名盤です。

第1話 (4)ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
児玉交響楽団「おやこでクラシック」コンサートでの演奏曲

児玉交響楽団の「おやこでクラシック」コンサートで演奏した曲が、ヨハン・シュトラウス1世作曲の「ラデツキー行進曲」。この曲は毎年元旦に行われるウィーン・フィルによるニューイヤーコンサートのアンコールとして演奏される名曲。華やかな作品でもあることから、テレビなどでも頻繁に流れている名曲です。玉響の演奏はひどい演奏ですが、カラヤンが唯一登場したニューイヤーコンサートの抜群の演奏でお楽しみください。

第1話 (5)ストラヴィンスキー:《火の鳥》
第1話冒頭:ドイツ・ライプツィヒでのマエストロ・常葉朝陽による演奏

第1話が始まって早々にマエストロ・常葉朝陽がドイツ・ライプツィヒで演奏しているのが、ロシアの作曲家ストラヴィンスキーが作曲したバレエ音楽「火の鳥」です。ドラマでは曲の最後のみの演奏シーンとなってます。《火の鳥》はロシアに伝わる民話に基づく物語を巧緻なオーケストレーションで色彩感豊かに描いた作品で、ストラヴィンスキーの三大バレエの第1作です。

第2話(1)エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
吹奏楽発表会での演奏曲

玉響が急遽決まった吹奏楽発表会で演奏する曲が「エルガー:威風堂々」です。近代イギリスを代表する作曲家エルガーの代表曲であり、サッカー等のイベントでもお馴染みでイギリス第2の国歌として親しまれている作品です。カップリング収録の「エルガー:エニグマ変奏曲」の中の美メロで知られる名曲《ニムロッド》が第1話でアレンジされたものが使用されています。こちらもオススメ!

第2話(2)ビゼー:『アルルの女』第2組曲より「メヌエット」
第1話&第2話に登場!「アルルの女」第2組曲

第1話に登場した「ファランドール」に続き、第2話にも登場した「アルルの女」第2組曲。第2話では、フルートのオンライン・レッスン募集用動画の撮影時に演奏した曲として、フルートソロが有名な「メヌエット」が登場。フルート奏者なら誰もが演奏したくなる憧れの名曲です。

第2話(3)モーツァルト:フルート協奏曲第1番
SBK交響楽団楽団員オーディションでの演奏曲

フルート奏者、庄司蒼がSBK交響楽団の楽団員オーディションで演奏曲した曲が、「モーツァルト:フルート協奏曲第1番」です。フルート協奏曲第1番は大きなスケールの曲想による力の漲った作品です。モーツァルトならではの溌剌とした音楽を聴かせてくれます。

第2話(4)ラロ:スペイン交響曲
世界的ヴァイオリニスト三島彰一郎が、高階フィルと演奏した曲

世界的ヴァイオリニストとして活躍する三島彰一郎が、高階フィルハーモニック・オーケストラと演奏した曲が、ラロ作曲の《スペイン交響曲》。作品名に「交響曲」と入っていますが、実際はヴァイオリン独奏と管弦楽のための作品で、壮麗なヴァイオリンと管弦楽が美しく融合したもので、スペインの大ヴァイオリニスト、サラサーテに献呈したという技巧的にも難曲として知られています。

第3話(1)エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
吹奏楽発表会本番での演奏曲

指揮者、コンマス、ティンパニが変わって初の本番となる吹奏楽演奏会で演奏した曲が「エルガー:威風堂々」です。近代イギリスを代表する作曲家エルガーの代表曲であり、サッカー等のイベントでもお馴染みでイギリス第2の国歌として親しまれている作品です。カップリング収録の「エルガー:エニグマ変奏曲」の中の美メロで知られる名曲《ニムロッド》が第1話でアレンジされたものが使用されています。こちらもオススメ!

第3話(2)ビゼー:『アルルの女』第2組曲より「メヌエット」
蒼の憧れのフルート奏者、日地谷更紗(乃木坂46 鈴木絢音)の演奏曲

フルート首席の庄司蒼がフルートを始めるきっかけとなった憧れのフルート奏者、日地谷更紗(乃木坂46 鈴木絢音)が演奏している曲が、「ビゼー作曲の「メヌエット」。蒼にとっても大事にしている曲で、第2話のオンライン・レッスン募集用動画撮影時にも演奏している曲です。こちらは、タワレコ・スタッフが厳選した"究極の"美メロディのみを収録したクラシック・コンピ 3枚組。「メヌエット」を始め、美しいクラシック・メロディが満載です!

第4話(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
谷岡初音(門脇麦)がソロを務める定期演奏会演目

玉響の定期演奏会の演目として初音がソリストを務める「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」。かつて演奏活動を中断するきっかけとなった作品でもあります。三大ヴァイオリン協奏曲の一つとして人気の高い作品で、哀愁に満ちた美しいメロディと技巧の妙技が堪能できる作品です。人気ヴァイオリニスト、チョン・キョンファによる高度なテクニックと全身全霊を込めた集中力で弾き切った情熱的な演奏を収録した名盤です。

第5話(1)ビゼー:『カルメン』組曲、『アルルの女』第1&2組曲
今の玉響に必要な曲と語る、バレンタイン・ガラコンサートでの演奏曲

急遽出演する事になったバレンタイン・ガラコンサートでの演奏曲が、ビゼー作曲「カルメン組曲」。ビゼーの傑作オペラ『カルメン』から、前奏曲、間奏曲、アリアなどを抜粋・編曲し組曲としたオーケストラ作品です。フルートやオーボエなどのソロが力を発揮する曲で朝陽が今の玉響に必要な曲と熱く語りました。アバドとロンドン交響楽団による躍動感に富んだ瑞々しい演奏です。

第5話(2)エルガー:行進曲「威風堂々」、『エニグマ変奏曲』より「ニムロッド」
吹奏楽発表会本番での演奏曲「威風堂々」収録

指揮者、コンマス、ティンパニが変わって初の本番となる吹奏楽演奏会で演奏した曲が「エルガー:威風堂々」です。イギリスの作曲家エルガーの代表曲であり、サッカー等のイベントでもお馴染みでイギリス第2の国歌として親しまれている作品です。「エニグマ変奏曲」の中の美メロで知られる名曲《ニムロッド》のアレンジ曲が第5話終盤、初音を追いかけ見つけた朝陽が熱く語る場面で流れました。ドラマで度々印象的に登場しています。

第6話(1)ビゼー:『カルメン』組曲、『アルルの女』第1&2組曲
情熱的な演奏に高評価!バレンタイン・ガラ・コンサート演奏曲!

バレンタイン・ガラ・コンサートの本番、海の見えるロビーで演奏した曲がビゼー作曲の「カルメン組曲」です。ビゼーの傑作オペラ『カルメン』から、前奏曲、間奏曲、アリアなどを抜粋・編曲し組曲としたオーケストラ作品。情熱的で新しい解釈が加えられている演奏に高評価。各首席奏者の見事なソロも聴きどころの一つです。アバドとロンドン交響楽団による躍動感に富んだ瑞々しい演奏です。

第6話(2)ブラームス:交響曲第1番
会場に向かって走っている時に流れた曲の原曲

バスのエンストという嫌がらせを受け、会場に走って向かっている時に流れた曲の原曲がブラームスの「交響曲第1番 第4楽章」。バッハ、ベートーヴェンと並ぶドイツの三大Bとも称される作曲家ブラームスがベートーヴェンの交響曲を意識するあまり、着想から20年以上かけて完成。堂々とした風格と美しいメロディによる人気交響曲です。往年の巨匠ベームが、信頼厚きウィーン・フィルと録音した名盤です。

第7話(1)モンティ:チャルダッシュ
三島彰一郎がテレビ出演時に演奏した曲

イタリアの作曲家ヴィットーリオ・モンティが作曲した作品で、元々はマンドリンのために書かれていた作品ですが、今では、とても華やかで超絶技巧を必要とするヴァイオリンの人気レパートリーとして定着しています。ハンガリーの伝統的な音楽が由来の音楽で、19世紀にはあまりの人気にウィーン宮廷で禁止令が出たと言われています。

第7話(2)ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調『鐘』
父・三島光太郎の招きによる食事会で流れた曲

父・三島光太郎の招きで、息子・三島彰一郎、高階会長、常葉朝陽、谷岡初音が集い行われた食事会で流れた曲がラフマニノフの「前奏曲 嬰ハ短調『鐘』」。このドラマには第2話から度々登場。この曲はフィギュアスケートの浅田真央さんがバンクーバー・オリンピックで銀メダルを獲得した際にフリーで使用した曲としても有名です。リストの直系でロマン派ピアニズム最後の継承者と言われるボレットが残した、技巧と優美性の極致とも言われる演奏です。

第7話(3)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
オーボエ奏者の穂刈さんが首席奏者交代を告げられた際に流れた曲

オーボエ奏者の穂刈さんが首席奏者交代を告げられた際に流れた曲がドヴォルザーク作曲「交響曲第9番《新世界より》」第2楽章。日本では「家路」として知られる名曲です。オリジナル曲もオーボエのソロで演奏され、哀愁漂う名曲として親しまれています。帝王カラヤンが晩年にウィーン・フィルを指揮した、雄弁かつ壮麗な名演奏です。

第7話(4)ショパン:前奏曲第4番
初音と玉響のメンバーとで言い争いになってしまった際に流れた曲の原曲

初音と玉響のメンバーとで言い争いになってしまった際に流れた曲の原曲がショパン作曲「前奏曲第4番」です。劇中ではヴァイオリン演奏によるアレンジが流れました。この作品は、ショパンが24の調全てを用いて作曲され、第15番「雨だれ」や「太田胃散」のCM曲としても有名な第7番などを含むショパンの代表的名曲です。アルゲリッチによるデリケートで美しい表現から、輝かしく強靭なタッチまで、圧倒的説得力を以て迫る情熱的な演奏です。

第7話(5)グリーグ:≪ペール・ギュント≫第1組曲より「山の魔王の宮殿にて」
初音がテレビ番組出演の際に、演奏すべきか悩んでいた際に流れていた曲

初音がテレビ番組出演の際に三島彰一郎にヴァイオリン演奏を促され、演奏すべきか悩んでいた際に流れていた曲がこのグリーグ作曲の「山の魔王の宮殿にて」。ドラマでは、エレキギターによるアレンジが流れていましたが、原曲はオーケストラ演奏によるもの。この作品は、戯曲『ペール・ギュント』のためにグリーグが作曲した劇付随音楽。第1組曲の「朝」もテレビなどでも度々流れる名曲です。カラヤン&ベルリン・フィルが、最高の機能性と豊穣な表現力を駆使して聴かせます。

第8話(1)エルガー:愛の挨拶(オーボエ版)
三島彰一郎がテレビ出演時に演奏した曲

オーボエの穂刈さんが演奏した思い出深い曲はエルガー作曲の「愛の挨拶」。イギリスの作曲家エルガーが1888年に婚約記念で妻に贈った優美な作品で、ピアノ独奏版やヴァイオリン版が有名ですが、オーボエ奏者のレパートリーにもなっています。日本でも演奏会、テレビやラジオでしばしば取り上げられる人気曲です。オーボエ版によるCDを2種類ご紹介いたします。

第8話(2)シベリウス:交響詩『フィンランディア』
施設の庭での場面で流れた曲の原曲シベリウス作曲「フィンランディア」

第8話で、穂刈さんの奥さんが介護施設に入居する前に、施設の庭での場面で流れた曲の原曲、シベリウス作曲「フィンランディア」です。原曲はオーケストラ演奏によるもの。カラヤン&ベルリン・フィルが、最高の機能性と豊穣な表現力を駆使して聴かせます。
このCDには、第7話で、初音がテレビ番組出演の際に三島彰一郎にヴァイオリン演奏を促され、演奏すべきか悩んでいた際に流れていた曲、グリーグ作曲の「山の魔王の宮殿にて」(ドラマではエレキギターによるアレンジ)も、原曲で入っています。

第9話(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
谷岡初音(門脇麦)がソロを務めた定期演奏会演目

「私たちとお客様、今このホールにいる全員で最高の音楽を作りたい。みんなで思いっきり楽しみましょう」として臨んだ定期演奏会。それまでの不振を払拭し、軽やかなテクニックと楽しんで演奏している初音の姿が印象的で、見事なソロを披露したチャイコフスキー作曲の「ヴァイオリン協奏曲」。ヴァイオリンの女王ムターが最晩年のカラヤンと共演した名盤。ムターの艶やかなヴァイオリンとカラヤンの重厚で華麗な伴奏による聴き応えのある名演です。

第9話(2)ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
定期演奏会のメイン曲。対向配置で演奏した「運命」!

定期演奏会のホールを満席に出来ないと解散という追い込まれた状況で臨んだ演奏会でのメイン曲がベートーヴェンの名曲「交響曲第5番『運命』」。終始楽しんで演奏する初音の笑顔がとても印象的!高揚感が高まり爽快感のある圧巻のフィナーレはこの曲が人気である証とも言えましょう。このブリュッヘン盤は、ベートーヴェンの時代の配置となる対向配置(2ndヴァイオリンが1stヴァイオリンと対等にある指揮者の右側の場所)で演奏しているものです。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年02月09日 00:00

更新: 2023年03月16日 16:00