{oh!}トリオによるジョゼフ・マルシャン:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタを含む組曲(3枚組)
[YouTube Topicより]
ポーランドの若手古楽による18世紀初頭の秘宝
ジョゼフ・マルシャン(1673-1747)は今日忘れられていますが、ルイ14世の音楽家のひとりで、シャペル・ロワイヤル、王の24のヴィオロンなどのバス・ヴィオール奏者を務めました。教師としても名を馳せ、演奏家としては非常に特異なスタイルを持っていたとされます。
1707年作のヴァイオリンと通奏低音のための7つの組曲はソナタを含み、恐るべき二重トリルを用いた最初のものとされます。イタリア的な様式ながら和声の美しさやバス・パートの妙技など個性が光る18世紀初頭の宝石と申せましょう。
{oh!}トリオは1980年代生まれの3人のポーランドの演奏家が2012年に結成した古楽団体。知られざるマルシャンの作品を生き生きと蘇らせました。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ジョゼフ・マルシャン(1673-1747):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタを含む組曲
[Disc1]
1.第1組曲 イ調(全8曲)
2.第2組曲 ロ調(全7曲)
3.第3組曲 ハ調(全5曲)
[Disc2]
4.第4組曲 ニ調(全7曲)
5.第5組曲 ホ調(全8曲)
[Disc3]
6.第6組曲 ヘ調(全9曲)
7.第2組曲 ト調(全8曲)
【演奏】
{oh!}トリオ【マルティナ・パストゥシカ(ヴァイオリン)、クシシュトフ・フィルルス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、アンナ・フィルルス(チェンバロ、ポジティフ・オルガン)】
【録音】
2020年5月、2021年5月、聖ヤン教会(ミコウフ、ポーランド)
ディジパック仕様
24bit 94kHz
55'00"
39'00"
62'00"
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2023年02月24日 00:00