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ATS 3タイトル再入荷15%オフ!トスカニーニ/ヴェルディ:レクイエム、ファイナルコンサート、セル/ブラームス:交響曲第1番

ATS 3タイトル

2020年2月~2021年1月にATSレーベルからリリースされた3つの貴重なステレオ・ライヴ盤、(1)ヴェルディ:レクイエム(全曲)トスカニーニ指揮NBC響 1951年1月27日カーネギーホール・ライヴ 、(2)トスカニーニ指揮NBC響 ファイナルコンサート ワーグナー・プログラム 1954年4月4日カーネギーホール・ライヴ、セル指揮クリーヴランド管/ハイドン「オクスフォード」1966年1月27日ライヴ&ブラームス:交響曲第1番 1966年10月8日ライヴ、が再プレスされました!


(1)ヴェルディ:レクイエム(全曲)
トスカニーニ指揮NBC響、ラルフ・ハンター指揮ロバート・ショー合唱団、ヘルヴァ・ネルリ(ソプラノ)、フェードラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)、ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(テノール)、チェーザレ・シエピ(バス)
1951年1月27日カーネギーホール・ライヴ ステレオ録音

トスカニーニ傑作中の傑作、1951年の「ヴェルディ:レクイエム」にステレオ録音が存在しておりました!といっても初めからステレオ収録を行ったわけではなく、偶然にもマイクが二カ所に同時に立っていたという事情によります。右チャンネル、左チャンネルは異なるレコーダーによる録音故に、もちろん合成による不安定な箇所もありますが、伸びやかで良く歌う木管、艶やかな弦楽の妙技、歌手の堂々たる歌唱が見事にとらえられております。芸術鑑賞に十分なクオリティです。この名演は、イタリア、ミラノにある音楽家専用の老人ホーム「カーサ・ヴェルディ」(ダニエル・シュミットのドキュメンタリー映画『トスカの接吻』でも有名)への基金のための演奏会で8Hスタジオでなくカーネギーホールで行われました。正に万感を込めての超絶的ライヴ。前半プログラムはヴェルディ:「テ・デウム」でこれもステレオで現存する可能性が高く調査中とのことです。トスカニーニがこだわったヴァイオリン両翼、低弦左側のオーケストラ配置が存分に堪能できる貴重な一枚がUHQCDで甦ります。写真も初めて公開される珍しいもので1950年4月のNBC響アメリカ国内ツアー時のリハーサル風景です。さらに気鋭のジャーナリスト、ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろし記事(対訳付)がつきます。
※デジパックから通常Pケースに変更になります。

(2)トスカニーニ指揮NBC交響楽団ファイナルコンサート
ワーグナー・プログラム
ワーグナー:楽劇『ローエングリン』~第1幕前奏曲、楽劇『ジークフリート』~森の囁き、楽劇『神々の黄昏』~ジークフリートのラインへの旅、歌劇『タンホイザー』~序曲とバッカナール、楽劇『マイスタージンガー』~第1幕前奏曲
1954年4月4日カーネギーホール・ライヴ ステレオ録音

トスカニーニの「白鳥の歌」として知られる最後の公開演奏会。巨匠が愛奏したワーグナーの珠玉の名演の数々。これがついに高音質UHQCDで初登場。しみじみ感が素晴らしい「ローエングリン」、「ジークフリート」、「神々の黄昏」の神々しさに脱帽するほかありません。奇跡的に遺されていたステレオ録音によってキラキラと輝くようなNBC響の弦楽アンサンブル、木管の雄弁で踊る様な歌いっぷりがはっきりわかります。気鋭のジャーナリスト、ネストル・カスティリオーネ氏による書下ろし記事(英文+和訳付)がつきます。
※デジパックから通常Pケースに変更になります。

(3)セル指揮クリーヴランド管
ハイドン:交響曲第92番「オクスフォード」1966年1月27日ライヴ ステレオ録音
ブラームス:交響曲第1番 1966年10月8日ライヴ ステレオ録音

巨匠ジョージ・セルの最晩年のライヴ録音。ハイドンはセルにぴったりな作曲家ですが、第92番は特に実演で好んで取上げた愛奏曲です。清潔でひんやりとした音色で繰り広げられる熱い演奏。リズム感の良さが隅々まで行き届いた完璧な演奏と申せましょう。そして十八番のブラ1は何とCBSスタジオ録音の翌日という注目のライヴ。ここでのセルは、曲頭から馬力全開で聴衆を圧倒。第2楽章の切ない歌。第三楽章の感情移入たっぷりの焦燥。そして圧巻のフィナーレ!フルトヴェングラーも顔負けのテンポ変化、アッチェレランドを駆使し壮大に凱歌をあげております。

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掲載: 2023年04月27日 12:00