Dio(ディオ)|伝説的なヘヴィ・メタル・シンガー、ロニー・ジェイムズ・ディオの生涯を振り返るドキュメンタリー映画『ドリーマーズ・ネヴァー・ダイ』
伝説的なヘヴィ・メタル・シンガー、ロニー・ジェイムズ・ディオの生涯を振り返るドキュメンタリー映画『ドリーマーズ・ネヴァー・ダイ』(日本未公開)のパッケージが発売!日本盤のみボーナス映像収録!
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この作品は伝説的なヘヴィ・メタル・シンガー ―― 故ロニー・ジェイムズ・ディオの生涯を振り返る初のドキュメンタリー映画で、DVD、ブルーレイ、そして特別仕様のデラックス・エディションの日本盤が発売される。デラックス・エディションにはDVDとブルーレイのほか、限定グッズも付属予定。また、世界中のファンに特別な鑑賞体験を提供するために、本編に入り切らなかった合計約20分の未公開/追加シーンが収録される他、日本盤のみボーナス映像が追加収録。
映画『ディオ:ドリーマーズ・ネヴァー・ダイ』は、テキサス州オースティンで行われた2022年のサウス・バイ・サウスウェスト映画祭で世界初公開された。その後、昨年秋には特別イベントとして世界各地の600ヶ所以上の映画館で上映され、現在ではSHOWTIMEで配信されている。
ディオは1950年代にドゥー・ワップの歌手としてキャリアを始めたあと、ロック・シンガーに転向し、エルフや、リッチー・ブラックモア率いるレインボーのメンバーとして活動。その後、オジー・オズボーンの後任としてブラック・サバスに加入し、ついには自らのバンド、ディオを結成してロック・スターとしての地位を確かなものにしている。この作品は、そんな彼の驚くべき成功の軌跡を詳細に描いている。劇中では、初公開となる秘蔵映像やプライベート写真がふんだんに使用されているほか、親しいミュージシャンたちや家族、友人と彼との仲睦まじい姿も見ることができる。ディオはロック界における真のスターの一人として、非常に多くの人たちから愛されてきた。映画ではウェンディ・ディオ、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、グレン・ヒューズ、ヴィニー・アピス、リタ・フォード、ロブ・ハルフォード、セバスチャン・バック、エディ・トランク、ジャック・ブラックなどディオと近い関係にあった著名人たちが、彼の生涯について語っている。
ロニーの妻であるウェンディ・ディオは、マネージャーとしても長年に亘ってディオを支えてきた。この映画のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めた彼女は以下のように語る。「私はこのドキュメンタリー作品を手落ちのないものにしたいと思っていました。波乱万丈だったロニーの人生をファンの皆さんに振り返ってもらえる作品にしたかった ―― つまり順調だったときのことも、苦しかったときのことも、そのどちらでもないときのことも取り上げたかったのです。そして何より、古くからの熱心なファンでも知らないような出来事まで描きたかったんです。この映画ではそのすべてを、最後の最後まで語り尽くしています」。
同作は上述のサウス・バイ・サウスウェスト映画祭だけでなく、トロントで開催されたホット・ドックスや、ボストン・インディペンデント映画祭、ドック・リスボア、韓国の堤川国際音楽映画祭、ギリシャはアテネのインターナショナル・フィルム&ビデオ・フェスティバル、同じくアテネのギミー・シェルター映画祭などに出品。昨年10月には、スペインのバルセロナで行われたイン・エディット国際音楽ドキュメンタリー映画祭で観客賞を受賞。
遺族からの全面サポートを受けて制作されたこの作品の監督を務めたのは、ドン・アーゴットとデミアン・フェントンの二人 (その他の作品に『Framing John DeLorean』、『Believer』、『Last Days Here』などがある) だ。プロデューサーはドン・アーゴットと9.14ピクチャーズのシーナ・ジョイス、エグゼクティヴ・プロデューサーはニジ・プロダクションズのウェンディ・ディオとBMGのキャシー・リヴキン・ダウムがそれぞれ担っている。
ロニー・ジェイムズ・ディオは2010年に胃がんでこの世を去ったが、現在でも史上屈指の影響力を持つロック・アーティストとして、また史上最高のヴォーカリストの一人として音楽の歴史に名を残している。そんな彼は1950年代から2000年代まで、実に輝かしいキャリアを歩んできた。このドキュメンタリーでは、バンドの脇役からシンガー、ならびにソングライターへと成長していった彼の軌跡が描かれている。そうして彼は、世界的に知られるロック・バンド ―― それも1組ではなく3組のバンド ―― のフロントマンを務めるに至ったのだ。レインボー、ブラック・サバス、ディオというそれらの3グループが、いずれもマルチ・プラチナ級のセールスを上げ、ライヴではアリーナを沸かせるほどの人気を誇ったことは言うまでもないだろう。また、いまやハード・ロック/ヘヴィ・メタルの代名詞となっている"メロイックサイン"を世に広めた人物でもあるディオ。彼は、ロック・シンガーとしての夢をまっすぐに追い続けたことで知られ、次世代のアーティストたちにも影響を与え続けている。そしてディオは、偉大な才能を持つミュージシャンとしてのみならず、心優しい人物としても世界中のファンの記憶に刻まれている。だからこそ、"ロニー・ジェイムズ・ディオ・スタンド・アップ&シャウト・キャンサー・ファンド"を通じて、彼を慕うファンから何百万ドルものがん研究資金が集まっているのだ。
監督を務めたアーゴットとフェントンはこう話している。
「信念と才能と優しさを併せ持つロニー・ジェイムズ・ディオのような人物は、最近ではめずらしくなってきています。だから、人の心を動かす力がある彼の物語を伝えられることにワクワクします。彼は生涯を通じて自分自身を信じ、自分の夢を追い続けたのです。子どものころからDIOのファンである私たちにとって、ロニーの人生を映画にするというのはとても恐れ多いことですが、観客の皆さんにこの作品を楽しんでもらうことを心待ちにしています」。
デラックス・エディションには、DVDとブルーレイのほか、ディオの公式グッズ ―― ロゴ入りのトレーディング・カード、ギター・ピック、ピン・バッジ、コースター、劇中の一場面を切り取った折り畳みポスターなど ―― も併せて封入。
【日本盤のみ】
●日本語字幕付
●ボーナス映像追加収録
●英文解説翻訳付
ディオ|2枚のライヴ・アルバム『Evil Or Divine: Live In New York City』『Holy Diver Live』最新リマスターで再発 >>>>
タグ : [anoto] ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) 映画
掲載: 2023年06月27日 23:00