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ベッソン、リニョル、ロンドー『コレッリとカンタン フラウト・トラヴェルソによるソナタ集』


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

コレッリとカンタン フラウト・トラヴェルソによるソナタ集
アンナ・ベッソン、ミリアム・リニョル、ジャン・ロンドー


俊英3人、18世紀フランス流の横笛の離れ業を艶やかに!
2023年の来日公演で新たな成果をあげ、ますます注目が集まる新世代の古楽鍵盤奏者ジャン・ロンドーと、彼と共に凄腕揃いのユニット、ネヴァーマインドのメンバーでもあるトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソン、様々なアンサンブルで引く手あまたであり、ソロでも「バッハ: 無伴奏チェロ組曲 ヴィオール版」などのリリースで注目を集めるミリアム・リニョル。この3人の顔合わせによる「18世紀フランスのイタリア式ソナタ」をテーマとしたアルバムがリリースとなりました。18世紀フランスの人々をイタリア音楽に開眼させたコレッリの作品5のヴァイオリン・ソナタ集から当時の編曲版で3曲と、ネヴァーマインドのデビュー盤でもスリリングな演奏を聴かせたタルティーニ世代のフランスの作曲家カンタンのソナタを収録しています。全て当時流のフラウト・トラヴェルソで吹きこなすアンナ・ベッソンの出どころ・引きどころを踏まえた味わい深い吹奏の傍ら、阿吽の呼吸で巧みな合いの手を入れてゆくリニョルとロンドーも随所に聴きどころを散りばめます。コレッリ作品は重音奏法を前提としたフーガ楽章もありながら、編曲版でその処理を自然に聴かせる手腕も圧巻。ALPHAの名技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧な仕事で、個々の楽器の美音が最大限に味わえるのも嬉しいところです。作品解説はベッソン自身が執筆(国内仕様盤は日本語訳付)。隅々まで音楽愛に満ちたフランス最前線の古楽アルバムです。
※ 国内仕様盤解説日本語訳…白沢達生
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ジャン=バティスト・カンタン(1690頃-1742頃):
1-4. 第6ソナタ (『ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第3巻』 より)
5. ラルゴ ~第10ソナタ (『ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第2巻』 より)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
6-10. ソナタ 第4番 ヘ長調
(『通奏低音を添えたフラウト・トラヴェルソのために編曲されたコレッリの曲集』 Op. 5 より)
カンタン:
11. アンダンテ ~第2ソナタ (『ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第2巻』 より)
12-14, 第4ソナタ(『通奏低音を添えたフルート独奏のためのソナタ集』 Op. 14 より)
コレッリ:
15-19. ソナタ 第3番 ハ長調
(『通奏低音を添えたフラウト・トラヴェルソのために編曲されたコレッリの曲集』 Op. 5 より)
カンタン:
20. ラルゴ ~第10ソナタ (『ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第3巻』 より)
コレッリ:
21-25. ソナタ 第5番 ト短調
(『通奏低音を添えたフラウト・トラヴェルソのために編曲されたコレッリの曲集』 Op. 5 より)
カンタン:
26-29. 第4ソナタ (『ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第3巻』 より)
【演奏】
アンナ・ベッソン(フラウト・トラヴェルソ)
ミリアム・リニョル(7弦バス・ド・ヴィオル〔ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)
ジャン・ロンドー(クラヴサン〔チェンバロ〕、ポジティフ・オルガン)
【録音】
2022年7月、ホランツコレージュ、ルーフェン(ベルギー)
収録時間: 74分

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付]
解説日本語訳…白沢 達生

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年12月06日 15:00