Newdad(ニューダッド)|『Madra』アイルランド出身の4人組インディー・ロック・バンドによるデビュー・フル・アルバム
仄暗い蒼きロック・サウンドが夜を駆ける。
世の早耳インディー・ロック・リスナーから注目を集める90年代インディー・ロック・サウンドの影響が印象的な4人組NewDad。2024年注目作となること間違いなしのデビュー・フル・アルバム『MADRA』完成!
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輸入盤LP<Green Vinyl>
アイルランドから楽しみなニュー・バンドがまた登場した。ゴールウェイ出身の4人組インディー・ロック・バンド、NewDad(ニューダッド)だ。2021年に自主制作の『WAVES』EP、そして翌年の『BANSHEE』EPで世の早耳インディー・ロック・リスナーから注目を集めていた彼らがついにフル・アルバムをリリースする。
フロントマンのヴォーカル/ギター、Julie Dawsonを中心に学校で知り合ったベースのAindle O'Beim、ドラムスのFiacra Parslowで結成され、2020年初めにギタリストのSean O'Dowdが、2022年にCara JoshiがAindlenに代わって加わり、現在のラインアップとなったNewDad。彼らの最大の魅力は、ピクシーズやザ・キュアー、スローダイヴや、90年代のシューゲイザー・バンドの影響を感じられるダークでメロディアスなギター・サウンドに、フロントマンのJulieが綴る多感な心情を描いた歌詞世界だろう。2024年1月にリリースとなる彼らのメジャー・デビュー・フル・アルバム『MADRA』(ゲール語で"犬"を意味している)に収録されている11曲を通してJulieは自己探求、自虐と反省の音楽的冒険を辿り、アルバムにはいじめ(「Where I Go」)や薬物の影響/うつ病(「Madra」「Let Go」)、破壊(「Change My Mind」「White Ribbons」)、共依存(「Nosebleed」)、そして抵抗(「Nightmares」)といったテーマに取り組んだ楽曲が並ぶ。バンドの長年のコラボレーターでもあるChris Ryanがプロデュースを手掛けた本作は、ドキュメンタリー映画にもなったイギリスの歴史的スタジオ、ロックフィールド・スタジオでレコーディングされ、さらに追加レコーディング・セッションをロンドンのRAKスタジオで行い制作された。またアルバムのミックスは、90年代以降のグランジ・サウンドの傑作を数多く手がけたAlan Moulderが手掛けている。
■収録曲
01. Angel
02. Sickly Sweet
03. Where I Go
04. Change My Mind
05. In My Head
06. Nosebleed
07. Let Go
08. Dream Of Me
09. Nightmares
10. White Ribbons
11. Madra
タグ : UK/US INDIE アナログレコード
掲載: 2023年12月28日 17:43