ジャンヌ・ゴーティエ『フランス国営放送 未発表アーカイヴ』~メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、他
天才ヴァイオリニスト、ジャンヌ・ゴーティエの未発表音源の登場!
爆演のメンコン、ドレフュスとのヴィターリ「シャコンヌ」、
そしてフランス三重奏団としての
シューベルトのピアノ三重奏曲第2番(第1&2楽章)!!
フランス国立視聴覚研究所(INA)からのライセンスでディスク化を進めているスペクトラム・サウンド好評シリーズ「ベルアーム」。当アルバムはフランスが生んだ天才ヴァイオリニスト、ジャンヌ・ゴーティエの未発表音源です!神童として注目されたゴーティエ。パリ音楽院卒業後、1910年代半ばには国際的な演奏活動を展開し絶大な人気を得ました。
戦後、1950年代にはピアノのジュヌヴィエーヴ・ジョワ、チェロのアンドレ・レヴィとフランス三重奏団を結成し、ソロだけでなく室内楽も積極的に演奏してきました。
ピエール=ミシェル・ル・コント指揮、リリック放送管弦楽団とのメンデルスゾーン。ダイナミックで堂々たる当ライヴは必聴!第1楽章、第3楽章のテンポは同時代の演奏家としては速く、また第2楽章はこの上なく美しい演奏を披露。ゴーティエならではの歌いまわしに聴き惚れてしまいます。
巨匠ユゲット・ドレフュスと共演したクライスラーとヴィターリも必聴。これらの作品をチェンバロで演奏していること自体稀ですが、ドレフュスとの演奏は二つの楽器が対等に存在し、丁々発止のやり取りが終始展開されます。
そして、シューベルトのピアノ三重奏曲第2番より第1、2楽章。当時のフランスが誇る名手が揃った当団の演奏は格別で、どこまでも美しく、極上のシューベルトを堪能することができます。
長い演奏活動の割に録音の少ないゴーティエだけに当アルバムのリリースは大注目といえましょう。
※日本語解説はつきません。
(キングインターナショナル)
【曲目】
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
(2)クライスラー:パヴァーヌ
(3)クライスラー:プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ
(4)ヴィターリ:シャコンヌ
(5)シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100より第1&2楽章
【演奏】
ジャンヌ・ゴーティエ(ヴァイオリン)
(1)ピエール=ミシェル・ル・コント(指揮)、リリック放送管弦楽団
(2)-(4)ユゲット・ドレフュス(チェンバロ)
(5)フランス三重奏団【ジャンヌ・ゴーティエ(ヴァイオリン)
アンドレ・レヴィ(チェロ)
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)】
【録音】
モノラル・ライヴ録音:
(1)1958年6月22日/エラール・スタジオ31
(2)-(4)1956年7月7日/モアザン・センター
(5)1960年3月6日/フランス・ラジオ・テレビ放送局内スタジオ(公開収録)
Previously unissued recordings
Licensed by INA
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年01月25日 15:00