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Naxos~2024年3月第1回発売新譜情報(2タイトル)

ポール・リール

今回はアメリカの作曲家ポール・リールの作品集に、ヴィスコンティ監督の『山猫』と原作を同じとする現代作曲家マイケル・デライラの歌劇《山猫》の、世界初録音を含むCD2タイトルがリリースされます。

一部世界初録音
ポール・リール(1943-2020):アメリカン・モザイク~チェロ協奏曲/ピアノ協奏曲第1番/ピアノ・ソナタ第6番
ウィリアム・ボートン(指揮)イェール交響楽団、キム・クック(チェロ)、ジョン・ジェンセン(ピアノ)、ポール・リール(ピアノ)

ニュージャージー生まれのポール・リール。もともとは英文学と自然科学の研究者でしたが、ロックバーグとクラムの作品に触れて作曲に興味を持ち、2年間ほど作曲法を学んだ後、12曲のピアノ・ソナタやチェロ・ソナタなど数多くの独創的な作品を発表。これらは晩年に相次いで録音され高く評価されました。このアルバムの冒頭に収録されたチェロ協奏曲は、彼が長年構想を温めていた曲ですが、2018年に末期の病気と診断されたことをきっかけに僅か17日で完成させたというもの。バロックの対位法やジャズのイディオム、無調が採り入れられており、副題として「Live Free or Die 自由に生きる、さもなくば死を」という、彼が2歳の時に住んでいたニューハンプシャー州の公式標語が用いられています。ピアノ協奏曲第1番は1986年の作品。ロイ・ハリスやデイヴィッド・ダイアモンドら先人作曲家たちへのオマージュであり、また1940年代のジャズへの傾倒も見られますが、リールは仕上がりに満足しておらず、2016年と2020年に改訂を施しています。ピアノを演奏しているのは、1986年の初演時の演奏と同じジョン・ジェンセン。リールが「私の作品の理想的な演奏者」と絶賛したピアニストです。ピアノ・ソナタ第6番はジョン・エリオットの詩からインスパイアされた、映画音楽を思わせる描写的な作品。こちらはリール自身の演奏です。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
マイケル・デライラ(1949-):歌劇《山猫(Leopard)》(2枚組)
ジェラード・シュワルツ(指揮)フロスト交響楽団

ニューヨークの作曲家マイケル・デライラは、若い頃にはギタリスト、ドラマー、ソングライターとして活動したのち、作曲家に転向、彼が影響を受けたというストラヴィンスキー風の劇音楽や歌劇作品で高い評価を受けています。この歌劇《山猫(Leopard)》は、イタリアの作家ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサが1958年に著した小説『山猫』(ヴィスコンティ監督による同名映画の原作)をもとに、詩人J. D. マクラッチーが台本を作成。「イタリア統一運動」下の社会的、政治的大変動に翻弄され「山猫」と呼ばれた貴族ファブリツィオ・コルベラと、若き理想主義者のタンクレイディ、そして彼らをめぐる人々の姿を描いています。主役コルベラを歌うのはメトロポリタン歌劇場を中心に活躍するベテラン、キム・ヨセフソン。タンクレイディ役は2020年にペーザロ国際音楽コンクールで優勝した若手、ミンハオ・リウが担当。作品の初演はジェラード・シュワルツの指揮で行われ、Opera Magazine誌によって「見事に作りこまれている」と絶賛されました。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年01月31日 00:00