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アンサンブル・モリエール『ルイ14世の宮廷音楽』~英国の新世代アンサンブルが奏でる太陽王の宮廷の一日


[Linn Records 公式チャンネルより]

英国の新世代アンサンブルが奏でる、太陽王の宮廷の一日

2021年、英国のBBC Radio 3とロンドン王立音楽大学(RCM)が共同推薦するニュー・ジェネレーション・バロック・アンサンブルの輝かしき初代団体に選ばれたアンサンブル・モリエールによる、トリオ・ソナタ編成でルイ14世お気に入りの作曲家たちの名作を辿るアルバム。ヴェルサイユの各所に楽隊を配し、朝から晩まで音楽漬けで政務を続けた王の一日を辿るかのように、序曲から室内楽、正餐時のBGM、宮廷劇場の音楽、そして就寝時の音楽へと続くプログラムで構成されています。ルイ14世に最も愛された作曲家リュリはもちろん、その歿後に王室関係者のため音楽を綴り続けたシャルパンティエ、王室鍵盤教師も務めたクープラン、王室におけるリュリの実質的後継者ド・ラランド、そしてルイ14世の中央集権が決定的になった頃に王自らが太陽の寓意像を演じた《王の夜の舞踏劇》を経て、就寝時に奏でられたというマレ初期の傑作曲集に収束するその展開は、バロック・ファンならずともつい先へ、先へ……と聴き続けてしまうに違いありません。ロンドンを拠点に活躍するチェンバロ奏者サトコ・ドイ=ラック(土井聡子)の手で声楽曲や管弦楽曲が室内楽編成に凝縮された巧みなアレンジも聴きどころ。バロック・バスーンの参加で室内楽的な親密さにオーケストラ風の広がりも加わり、フランス・バロック特有の高雅さを多彩な響きの中で楽しめる1枚です。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
1. マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704): 序曲 (《花咲ける芸術》より)*
2. ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687): 第1&第2エール (《ファエトン》より)*

3-7. フランソワ・クープラン(1668-1733): 第2コンセール ニ長調 (『王宮のコンセール』より)
3. Prelude
4. Allemande fugue
5. Qir tendre
6. Air contrefugue
7. Echos

8-13. ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726): 第1組曲 (『王の晩餐のためのサンフォニー集』より)*
8. Prelude
9. Air grave
10. Trio
11. Gigue
12. Petit air
13. Passacaille

14. 作者不詳: 序曲 (《王の夜の舞踏劇》より)*
15. ジャン・ド・カンブフォール(1605頃-1661): 夜のレシ「悩ましき明るさよ」 (《王の夜の舞踏劇》より)
16. 作者不詳: 日の出を演じる王 (《王の夜の舞踏劇》より)*

17-21. マラン・マレ(1656-1728): 組曲 ト短調 (抜粋/『王の御就寝に捧ぐトリオ集』より)
17. Prelude
18. Sarabande
19. Rondeau
20. Plainte
21. Menuet

* 編曲: サトコ・ドイ=ラック

【演奏】
アンサンブル・モリエール(古楽器使用)
フラヴィア・ハーティ(フラウト・トラヴェルソ)
アリス・アール(ヴァイオリン)
ケイト・コンウェイ(バス・ド・ヴィオール〔ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)
カトリオーナ・マクダーミッド(バスーン)
サトコ・ドイ=ラック(チェンバロ)

【録音】
2023年3月6-8日
セント・マーガレット教会国立古楽センター、ヨーク、UK

収録時間: 49分

アンサンブル・モリエール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年02月22日 00:00