パイネマン(vn)セル&クリーヴランド管/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ステレオ・ライヴ!(UHQCD)
故パイネマン所蔵録音より
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲・ステレオ・ライヴ
ジョージ・セル指揮クリーヴランド管(1968年7月27日ライヴ)
惜しくも昨年没したドイツの名女流ヴァイオリニスト、エディト・パイネマン(1937~2023)。生前のパイネマンから託された音源を発表します。この録音はセルからパイネマンに譲られたものです。ファン垂涎のブラームスのヴァイオリン協奏曲。それもクリーヴランド管との共演です。セルがパイネマンを高く評価したことは有名でクリーヴランドだけでなく他のオーケストラへの出演も先導しました。清潔無比。それいながら神経質に陥らない見事なヴァイオリンの跳躍と飛翔。セルの堂々たるバッキングにも心打たれます。この年の翌年にはオイストラフとのセッション録音が組まれていたためにこの演奏の商業的なリリースは事実上不可能という事情もありました。音質的には悪くない物のころどころテープの保存状態の悪い部分がありますことをご了解下さい。
(ミューズ貿易)
【曲目】
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲[21:41][8:56][7:34]
(1968年7月27日ブロッサム音楽祭)
【演奏】
エディト・パイネマン(Vn)
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管弦楽団
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年04月15日 12:00