マリー・アワディス『Etudes Melodiques』~ショパン×ミニマル×アルメニア!美しいメロディ溢れるエチュード!
[Awadis: Étude No. 8: Through the Window]
ショパンとミニマル・ミュージックとアルメニアの感性が出会う
アルメニアのコンポーザー・ピアニストによるDGデビュー・アルバム
アルメニアの作曲家でピアニストのマリー・アワディスは、ショパンとミニマル・ミュージックとアルメニアの感性を結集した、ドイツ・グラモフォンへのデビュー・アルバム『Etudes Melodiques』をリリースします。収録されているソロ・ピアノのための12トラックはアワディス特有のユニークな考えを明らかにし、彼女の音楽を豊かなものにしている様々な影響により作り上げられています。明らかに表面的な出発点となったショパンを含め、音楽院時代のクラシックの基礎を持ち続けながらも、それらはジャズやアワディスが子供の頃から知っていたアルメニアの民謡を通してバッハからカンチェリまでのすべての要素が織り交ぜられています。さらにアメリカとヨーロッパの2つのミニマリズムの要素も重要な役割を果たしています。
祖先がアルメニア人のアワディスは戦争が続くレバノンで育ち、その後ドイツに移り住み音楽の勉強を続けました。それ以来彼女は自らの道を進み、音楽で自身を表現してきました。『Etudes Melodiques』はアワディスが自分に忠実であり続け、表面的なものを取り去り、その下にある感情を明らかにするという決意を表しています。
「私の音楽は典型的なクラシックでもポスト・クラシカル/ネオ・クラシカルでも前衛的でもありません。私の心の中にあるのは、予め用意された構造を横切っていくテーマの連なりではなく、感情、絵、物語あるいは場所です。私にとっての理想は、私の直観的なアプローチをアメリカのミニマリズムの正確なリズムとヨーロッパのミニマリズムの精神性とアルメニア音楽の感性と結びつけることです。なぜならそれが私、つまりアルメニア人とレバノン人とドイツ人を合わせたのが私だからです」――マリー・アワディス
「このプロジェクトは音楽と創造性に対する私の深い情熱を表しているだけではなく、世界中の女性に関わる励ましと自分探しの旅を具体的に表現しています。あなたが夢と信念を追求し、恐れよりも愛を選び、あなたが内なる声に注意深く耳を傾けるようになることを約束するものです」――マリー・アワディス
(ユニバーサル・ミュージック)
【曲目】
マリー・アワディス:Etudes Melodiques
1) エチュード第1番「Playing Games」
2) エチュード第2番「Breathless」
3) エチュード第3番「Ballade」
4) エチュード第4番「Empty Rooms」
5) エチュード第5番「Traces」
6) エチュード第6番「La Foret Oubliee」
7) エチュード第7番「Exodus」
8) エチュード第8番「Through the Window」
9) エチュード第9番「Unspoken Words」
10) エチュード第10番「Void」
11) エチュード第11番「L'horloge des Reves」
12) エチュード第12番「Unveiled」
【演奏】
マリー・アワディス(ピアノ)
【録音】
2023年6月 ベルリン、テルデックス・スタジオ
*デジパック仕様
[参考音源:Marie Awadis - Étude No. 2: Breathless (Live at Yellow Lounge)]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年05月31日 00:00