エラス・カサド&バイロイト音楽祭/ワーグナー:舞台神聖祝典劇“パルジファル”~CD4枚組とBD2枚組の2形態で発売!
2023年バイロイト音楽祭からワーグナーの新制作の“パルジファル”が登場!
2015年の『トリスタンとイゾルデ』から続いているドイツ・グラモフォンによるバイロイト音楽祭のワーグナーの新制作オペラ、楽劇の映像化(『パルジファル』(2016年)、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(2017年)、グラミー賞ノミネートの『ローエングリン』(2018年)、『タンホイザー』(2019年)、コロナ禍での『ワーグナー・アット・ヴァンフリート』(2020年)、『さまよえるオランダ人』(2021年)、『ニーベルングの指環』からの『神々の黄昏』(2022年))。2023年のバイロイト音楽祭で上演された『パルジファル』は映像に加えて初めてオーディオでも発売されます。CD4枚組セット(オーディオ)とBD2枚組セット(映像)の2形態。
『パルジファル』はバイロイト祝祭劇場のためだけに作曲されたワーグナー最後の楽劇です。指揮者のパブロ・エラス=カサドはこの作品でバイロイト・デビューを果たし、その演奏はアンドレアス・シャーガー、エリーナ・ガランチャ、ゲオルク・ツェッペンフェルト、デレク・ウェルトンなどのすばらしい歌手陣とともに称賛されました。
舞台監督のジェイ・シャイブは、ワーグナーがルートヴィヒ2世に宛てた手紙の中の表現を引用して次のように語っています。「彼は『パルジファル』を“世界への別れ”として、生きていくことがもはや不可能になっているときにどのように希望が存在し得るかという問いに直面する作品として上演しています」。
「バイロイトはエリーナ・ガランチャの中にそのヒロインを見出した。…彼女は声の優雅さと驚くほど明瞭な発声法でクンドリー役を見事にこなしている」――『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙
「アンドレアス・シャーガーは誠実なパルジファルとして常に情熱的でいかにも若者らしく、デレク・ウェルトンはアンフォルタスとして悲しみに沈み、ゲオルク・ツェッペンフェルトは哀愁のあるグルネマンツ、ジョーダン・シャナハンは塞ぎこんだグリングゾルだった。ヘラス=カサドの指揮は活気に満ち、ほどよいテンポで安定していた」――『ニューヨーク・タイムズ』紙
CDには作品と2023年のバイロイトの演出に関する情報と写真が掲載されたものと、ドイツ語の歌詞全文と英訳が掲載されたもの、2つのブックレットが付いています。
BDはドルビーアトモスを含む3種類の音声フォーマットに対応しています。ブックレットには写真と、作品とこのプロダクションについての情報が掲載されています。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
BDのフォーマット:
Picture Format: 1080i High Definition 16:9 60i All Regions
Sound Formats: PCM Stereo ・ DTS-HD Master Audio 5.0 ・ Dolby Atmos R
Menu Language: English
Total Time: 235 min
Subtitles: German (Orig. Language) ・ English ・ French ・ Spanish
ワーグナー:舞台神聖祝典劇“パルジファル"
【演奏】
アンフォルタス/デレク・ウェルトン(バリトン)
ティトゥレル/ビアス・ケーラー(バス)
グルネマンツ/ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
パルジファル/アンドレアス・シャーガー(テノール)
クリングゾル/ジョーダン・シャナハン(バス)
クンドリー/エリーナ・ガランチャ(ソプラノ)
聖杯守護の騎士/シャボンガ・マクンゴ(テノール)イェンス=エリック・アスボ(バス)
小姓/ベツィ・ホルネ(ソプラノ)マーガレット・プラマー(ソプラノ)ホルヘ・ロドリゲス=ノルトン(テノール)ガリー・ダヴィスリム(テノール)
花の乙女/エヴェリン・ノヴァーク(ソプラノ)カミーユ・シュノーア(ソプラノ)マーガレット・プラマー(ソプラノ)ユリア・グリューター(ソプラノ)ベツィ・ホルネ(ソプラノ)マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(ソプラノ)
アルトの声/マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(アルト)
パブロ・エラス=カサド(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
演出:ジェイ・シャイブ
【録音/収録】
2023年7月25日、バイロイト、祝祭歌劇場
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年05月31日 10:00