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Naxos~2024年7月第1回発売新譜情報(5タイトル)

バツェヴィチウスス

今回はグラジナ・バツェヴィチの兄、ヴィータウタス・バツェヴィチウスの交響曲とピアノ協奏曲集に、コリリアーノの名作「ミスター・タンブリンマン」の室内楽ヴァージョン、弦楽アンサンブル、LGTヤング・ソロイスツのマーラー編シューベルト:死と乙女など、世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます。

一部世界初録音
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」(マーラー編) /イシュムラトフ:合奏協奏曲第3番
LGTヤング・ソロイスツ、アレクサンダー・ギルマン(指揮・芸術監督)

世界20か国以上から集まった13歳から23歳までの若き才能による弦楽アンサンブル、LGTヤング・ソロイスツの水際立った演奏が聴きもののアルバム。シューベルトの名作弦楽四重奏曲「死と乙女」はマーラーによる弦楽合奏版で、コントラバスのパートを加えて響きに厚みが増し、音楽の劇的な側面が一層強調されています。もう1曲の作曲家アイラト・イシュムラトフはソ連で生まれで、今はカナダを拠点として指揮活動にも注力しています。 合奏協奏曲第3番はリヒテンシュタインの豊かな自然にインスパイアされた作品で、鳥の鳴き声を模した音も聞こえてきます。
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音
ヴィータウタス・バツェヴィチウスス(1905-1970):管弦楽作品集 第2集 - 交響曲第3番、ピアノ協奏曲第1番&第2番
クリストファー・リンドン=ジー(指揮)リトアニア国立交響楽団、ガブリエリウス・アレクナ(ピアノ)

【グラジナ・バツェヴィチの兄、ヴィータウタス・バツェヴィチウスの管弦楽曲集第2弾】
バチェヴィチウスは、もともとピアニストとして名声を博し、数多くの演奏会に出演していましたが、1939年に南アメリカで演奏旅行を行っている時に第二次世界大戦が勃発。その翌年、祖国リトアニアがソビエト連邦に併合されたため、アメリカ合衆国へ渡りそこに留まりました。
このアルバムに収録されている交響曲第3番は、アメリカに到着して間もなく作曲された作品。新天地に対する楽観的な希望が、牽引力ある力強い曲調で描かれており、曲の最後はアメリカ国歌「星条旗」で高らかに締めくくられます。
2つのピアノ協奏曲は大戦前のパリ留学時の作品。第1番ではリトアニアの民俗音楽の旋律が用いられており、彼の故郷への郷愁が窺えます。第2番の協奏曲にも民謡の要素が使われており、その曲の歌詞がバツェヴィチウスによって総譜内に書き込まれています。どちらの曲も装飾的なピアノ・パートを持ち、オーケストラの伴奏がこれを彩ります。
リトアニアのピアニスト、ガブリエリウス・アレクナはTOCCATAレーベルからバツェヴィチウスのピアノ曲をこれまでに3枚リリースした他、このシリース第1集の協奏曲でもピアノを担当しています。
(ナクソス・ジャパン)

マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番
エマヌエーレ・バルディーニ(ヴァイオリン)、ルカ・デッレ・ドンネ(ピアノ)

イタリアの作曲家エンリコ・ボッシのヴァイオリン・ソナタ。19世紀終わりから20世紀初頭にかけて、オペラ全盛期を迎えていたイタリアで、ボッシは終生オルガニストとして活躍。イタリアの器楽曲復興に力を尽くしました。オルガンのための作品が知られていますが、数少ない室内楽作品も歌心溢れる旋律と抒情性に満ちており、どれも聴きごたえのあるものです。第1番のソナタは情熱的な主題で始まる作品。セザール・フランクのソナタのような循環形式が取り入れられた実験的な側面も持ち合わせています。第2番のソナタはベートーヴェンやブラームスを思わせる古典的な4楽章形式による作品。第1楽章のピアノの幅広いアルペッジョに乗って歌われる旋律が印象的です。
イタリアに生まれ、サンパウロ交響楽団のコンサートマスターを務めるバルディーニが情熱歴な演奏を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

世界初録音
ジョン・コリリアーノ(1938-):ミスター・タンブリンマン(室内楽版)、ヴィセント・ホー:グリフォン・レルムス
ローラ・ハインズ(ソプラノ)…1-7、マリー・サリヴァン(フルート)…1-7、カール・ヒルツァー(指揮)…1-7、ランズ・エンド・アンサンブル(ピアノ・トリオ)、ほか

現代アメリカを代表する作曲家の一人、ジョン・コリリアーノ。クラシック音楽とポピュラー音楽の要素を融合したその作品は世界中で愛されています。この『ミスター・タンブリンマン』は2000年にボブ・ディランの詩に作曲した7曲からなる歌曲集。2008年に発表されたソプラノと管弦楽版の録音(8.559331)は2009年のグラミー賞を受賞。大きな話題をさらいました。このアルバムでは、コリリアーノが2009年に室内楽用にアレンジしたヴァージョンを収録。小さな編成による音楽は風通しよく、アンプリファイド(電気的に増幅された)・ソプラノによる歌唱を引き立てており、管弦楽版とは違った味わいを楽しめます。カナダのソプラノ、ローラ・ハインズの美しい歌声も聴きもの。同時に収録された「グリフォン・レルムス」はニューヨーク・タイムズ誌で作品を高く評価されるヴィンセント・ホーの作品。数々の賞を受賞し、2007年から2014年までウィニペグ交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど広く活躍しています。この作品は伝説上の生物グリフォンの物語にインスパイアされたピアノ三重奏曲で、ヴァイオリンとチェロが奏でるグリフォンの鳴き声や、第2楽章の東洋的な旋律が神秘的な雰囲気を盛り上げます。
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音
コダーイ:オルガン作品全集と東欧の作曲家たちのオルガン曲
イアン・クイン(オルガン)

コダーイのオルガン作品のすべてとドホナーニ唯一のオルガン作品を収めた貴重なアルバム。「読唱ミサ」は本来、音楽を伴わず司祭の読誦のみで進行しますが、この作品は読誦はなく25分余りのオルガン独奏曲となっており、コダーイの最も重要なオルガン作品とされています。晩年の作「エピグラム」は声楽曲をオルガン用に編曲したもの。他にはハンガリーとチェコの作曲家による作品を収めています。NAXOS、CHANDOS、Hyperionに録音の多いイアン・クインの演奏で。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年06月05日 00:00