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ベンツィ&フェニーチェ歌劇場管 『レスピーギ:歌劇《エジプトのマリア》』 12月19日発売

レスピーギ:歌劇《エジプトのマリア》

フェニーチェ歌劇場よりレスピーギの神秘劇オペラ《エジプトのマリア》登場!

ブルーレイ

※国内仕様盤は日本語解説付き
収録時間:77分
音声:イタリア語
PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
字幕:日本語、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
画角:16:9
Blu-ray…片面単層ディスク 1080i High DefinitionAll Region

DVD

収録時間:77分
音声:イタリア語
PCMステレオ 2.0/Dolby Digital 5.1(DVD)
字幕:日本語、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
画角:16:9
DVD……片面単層ディスク NTSC All Region

■作品詳細

エジプトのアレキサンドリアからイェルサレムに向かう船に、船乗りを誘惑して乗船した娼婦マリア。イェルサレムに着いたマリアは、高徳の巡礼者との出会いによってキリストの教えに目を開かれ、自己救済の苦行として砂漠を何年もさまよいます……

20世紀初頭に作曲家・演奏家として活躍し、交響詩「ローマ三部作」をその代表作として知られるオットリーノ・レスピーギは、イタリア古楽の復興を目指す新古典主義と、同時代のモダニズムの流れを汲む多彩な声楽、器楽、管弦楽作品とともに10作近いオペラを作曲しました。そのひとつ《エジプトのマリア》は、淫蕩生活に明け暮れる娼婦マリアがキリスト教によって改心し、苦行の後に列聖されるという伝承による台本に作曲。
ここでも古楽的なアプローチ(チェンバロ伴奏によるマリアの朗唱など)と、豊潤華麗な近代管弦楽法を駆使した音楽が組み合わされ、独自の作品世界が創造されています。

本作では、イタリア演出界の長老ピエール・ルイージ・ピッツィによる、象徴的なオブジェ(大きな金の環、数多くの十字架など)のプロジェクション・マッピングによる投影や、マリアの肢体の美しさをシルエット(バレエ・ダンサー、マリア・ノヴェッラ・デッラ・マルティラの舞踏による)で表現するなど、様々な意匠が凝らされています。
来日ステージ(2018年《椿姫》、2023年《ノルマ》のタイトル・ロール)で、精確な技術と洗練された歌唱で話題を呼んだソプラノ、フランチェスカ・ドット(マリア役)、世界中の檜舞台の常連で2022年、新国立劇場に《ドン・ジョヴァンニ》のタイトル・ロールで登場したシモーネ・アルベルギーニ(ゾシモ役)、2016年の《蝶々夫人》(ピンカートン役)で日本デビューを果たした若手テノール、ヴィンチェンツォ・コスタンツォ(船乗り役)らと、日本でもお馴染みの歌手たちが作品の中心となる3つの役柄を共演。
イタリア・オペラを中心レパートリーとして活躍するマンリーオ・ベンツィの率いるフェニーチェ歌劇場のオーケストラと合唱団による陰影豊かな演奏をバックに、様式のヴァラエティーに富んだこのレスピーギのオペラを陰影豊かに歌い上げています。
(ナクソス・ジャパン)

■収録曲

オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):歌劇《エジプトのマリア》
1幕3つのエピソードによる神秘劇
台本:クラウディオ・グアスタッラ(1880-1948)

【演奏】
マリア………フランチェスカ・ドット(ソプラノ)
マリア・ノヴェッラ・デッラ・マルティラ(ダンサー)
巡礼者/ゾシモ修道院長………シモーネ・アルベルギーニ(バリトン)
船乗り/ハンセン氏病患者………ヴィンチェンツォ・コスタンツォ(テノール)
船乗りの仲間1………ミケーレ・ガルビアーティ(テノール)
船乗りの仲間2/貧者………ルイージ・モラッシ
盲目の女/天使の声………イラーリア・ヴァナコーレ(ソプラノ)
海からの声………ウィリアム・コッロ(バス・バリトン)

フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:アルフォンソ・カイアーニ)
指揮:マンリーオ・ベンツィ

演出/美術/衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
照明:ファビオ・バレッティン

映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ

フェニーチェ歌劇場財団新制作

【収録】
2024年3月10日、マリブラン劇場(ヴェネツィア)

レスピーギ:歌劇《エジプトのマリア》

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2024年11月08日 16:00