HIMARI がデッカと独占契約を発表~13歳の天才ヴァイオリニスト 2025年3月20日にベルリン・フィル・デビュー!
「一世代に一人の才能」と称されるヴァイオリニスト、HIMARI がデッカと独占契約を発表。ベルリン・フィル・デビューを前にシングル「カルメン幻想曲」リリース!
2025年4月1日(火)「報道ステーション」HIMARIのベルリン・フィル・デビューを特集!
3月20日~22日に開催されたベルリン・フィルの定期公演で、ヴィエニヤフスキの難曲「ヴァイオリン協奏曲第1番」を披露し、大喝采を浴びたHIMARIに独占密着。放送の中で13歳のソリストがベルリン・フィルに出演するのは、およそ100年ぶりとアナウンスしていますが、それは1929年4月12日、12歳のユーディ・メニューインがブルーノ・ワルター指揮でバッハ、ベートーヴェン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を一夜で演奏したときのこと。この時も聴衆は総立ちとなり、客席にいた音楽好きの物理学者アルバート・アインシュタインが舞台裏に押しかけ「今、私は天に神がいることを知った」と語ったエピソードは有名です。また、13歳のデビューでは、五嶋みどり(MIDORI)が1985年8月6日の広島平和コンサートでバーンスタインとともに来日。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番(この曲は大植英次が指揮)を披露して絶賛されたことが思い浮かびます(筆者は客席でその驚くべき名演を聴きました)。彼女が「タングルウッドの奇跡」(1986年7月27日、バーンスタイン指揮ボストン交響楽団と共演。演奏中にE線が2度切れるも、団員のヴァイオリンに持ち替えて演奏を完遂)で世界的に有名になるのは、その翌年14歳のときでした。まさに、メニューイン、五嶋みどりのデビューに匹敵する、今回のHIMARIベルリン・フィル・デビューでした。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)
2025年3月18日(火)デッカ・クラシックスがHIMARIとの独占契約を発表!
「ヴァイオリンのない人生は考えられません」‐ HIMARI
デッカ・クラシックスが、日本人ヴァイオリニストHIMARIとの独占契約を発表。13歳にして、名門英国レーベル史上最年少の女性アーティストとなった。
5月23日にリリース予定のデビューEPに先駆けて、フランツ・ワックスマン「カルメン幻想曲」とエイミー・ビーチ「ロマンス」の2曲が先行リリースされることが決定し、本日より「カルメン幻想曲」が配信されている。
幼い頃からベルリン・フィルやウィーン・フィルの演奏に触れ、日本来日時やザルツブルク音楽祭で出会ったオケメンバーを通して、彼らと共演する日を夢見てきたHIMARIは、3月20日~22日に開催されるベルリン・フィルの定期公演で、ヴィエニヤフスキの「ヴァイオリン協奏曲第1番」を披露する。全3公演はすでに完売し、22日の公演はデジタル・コンサートホールにてライブ配信される。
3歳よりヴァイオリンを始め、6歳でプロオーケストラと共演。2022年にはアメリカの名門、フィラデルフィアのカーティス音楽院に入学し、現在は著名なヴァイオリニスト、アイダ・カヴァフィアンに師事している。
公式YouTubeはすでに10万人フォロワー以上&数百万再生を記録。英国Classic FM「2025年ライジング・スター」にも選出されている。
若さならではの独特で新鮮な視点から、卓越した技巧と遊び心に満ちた解釈、そして深い感情を表現する想像力で、 世界のクラシック音楽界を魅了。その才能はすでに世界に認められ、リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクールやアルトゥール・グリュミオー国際コンクールなど、数々のコンクールで最高位を獲得。2024年12月にはマリン・オールソップ指揮のフィラデルフィア管弦楽団と「ニューイヤーズ・イブ・セレブレーション」に出演。同プログラムで、オールソップ指揮のシカゴ交響楽団とラヴィニア音楽祭にも出演する。
使用楽器は1717年製ストラディヴァリウス「Hamma」(前澤友作氏より貸与)、弓は宗次コレクションより貸与されている。
「デッカ・クラシックスと契約できて、とても嬉しいです。録音を通じて、私の演奏を楽しんでいただけることを願っています!」‐ HIMARI
「目を閉じてHIMARIの演奏を聴くと、彼女の年齢がわからなくなります。HIMARIの中には、年齢以上の、賢明な音楽家がいるのです。ものすごい才能です」‐ アイダ・カヴァフィアン
「デビュー・アーティストとの契約はいつも心躍る瞬間ですが、HIMARIにはまさに時代を越える才能があると言えましょう。技術的に恐れを知らず、純粋さ、音楽性、そしてどの世代にも響く気質を持ち備えています。HIMARIには彼女にしかない「声」があります。デッカ・クラシックスは彼女を一員として迎え入れたことを歓迎し、世界中のオーディエンスに彼女の音楽を届けられることを大変嬉しく思っております」‐ デッカ・クラシックス レーベル・ディレクター、ドミニク・ファイフ
「世界中のコンサートホールが驚きに包まれています。HIMARIの卓越した技術と音楽的才能、そして何より彼女の若さを考えると、その才能はまさに驚異的と言うほかありません」‐ デッカ・レコード共同社長、ローラ・モンクス&トム・ルイス
(ユニバーサルミュージック)
ワックスマン「カルメン幻想曲」: I. Allegro giocoso (Prélude & Habanera)
ワックスマン「カルメン幻想曲」:II. Allegretto (Seguidilla & Chanson bohème)