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期待感高まる裏那圭、晏童秀吉「ガチアクタ」アニメ化!新しい漫画の表現を切り開いた「分業制」とは

2025年7月からアニメ放送が決定したバトルアクション漫画「ガチアクタ」。裏那圭晏童秀吉の2人が描く同作は、「漫画の新表現を切り開いた」とも言われている。アニメ情報と合わせて、詳しく見ていこう。

●新しい「分業」のカタチを生み出した「ガチアクタ」

同作のアニメ版は、アニメーション部分を『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』を制作したボンズフィルムが担当。音楽は『文豪ストレイドッグス』『シン・仮面ライダー』『劇場版モノノ怪』などを音の面から支えた岩﨑琢が担うことが決定している。さらに、主人公役のルドを「ブルーロック」などで知られる市川蒼が演じるなど豪華キャストも発表。アニメファンからの期待も高まっている。

主人公のルドは、犯罪者の子孫が暮らす町に生まれた少年。だが彼はある日突然、身に覚えのない罪を着せられスラム街よりもさらに「下層」とされる「奈落」という場所に落されてしまった。そこで開花した能力を武器に、ルドは元の世界に戻る道を探し始める……というストーリーで、能力バトルものとしての評価も高い。

同作の大きな特徴は、なんといっても裏那、晏童の2人の分業制だろう。漫画の分業といえば物語を考える「原作者」と、絵を描く「漫画家」という役割分担が一般的。しかし、「ガチアクタ」の場合は裏那が作品の漫画部分を担当し、晏童は作品の舞台であるスラム街の背景の壁にあるグラフィティ部分や、作中の「ストリート」要素の監修をおこなっているのだ。

例えば同作の第1巻では、ルドが「奈落」で所属することになる「掃除屋」のアジトが登場。扉や壁にはド派手なグラフィティが描かれている。奈落の街中でも、ところどころにストリート感あふれるグラフィティが登場。作品の雰囲気を盛り上げてくれている。

実は、もともとはライブペイントを共におこない親交を深めていたという2人。スケートボーダー・堀米雄斗との対談ポッドキャスト「Inspire Session」では、「漫画の中に晏童秀吉の落書きを入れたら格好いいんじゃね?」という思いつきで今の制作スタイルに至ったと明かしている。

ストーリーだけでなく、グラフィティを含む絵柄も大評判の「ガチアクタ」。アニメでは、この世界観がどのように再現されるのか。原作を読みながら楽しみに待ちたい。

コミック「ガチアクタ」

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タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年04月07日 14:42

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