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「見える子ちゃん」 コミックス累計発行部数330万部突破のヒット作が実写映画化!恐怖と笑いの異色ホラー映画

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6月6日に公開される映画『見える子ちゃん』。原作は泉朝樹の同名マンガで、SNS発のホラーコメディ作品だ。SNSで第1話が発表された際には「怖いけれど続きが見たい」と大きな話題になったが、今ではコミックスの累計発行部数が330万部を突破。特筆すべきは13言語に翻訳出版されるほど海外人気も高く、同作品の実写映画化には世界中から注目が集まっている。

●恐怖と笑いが入り混じる異色のホラー映画

主人公は、ある日突然“霊が視える”ようになった女子高生・みこ。ヤバすぎる霊たちに囲まれた彼女が生き残る術として選んだ方法が、霊を全力スルーするという前代未聞の対処法だった。霊から逃げるでも立ち向かうでもなく、「精一杯シカトしつづける」という斬新な切り口が作品の魅力の1つだ。

今回の実写映画化の監督を務めるのは中村義洋。『残穢 住んではいけない部屋』や『予告犯』などの監督作で知られ、ホラー映画『仄暗い水の底から』では脚本を担当している。恐怖の見せ方に評価の高い中村が、笑い要素ありの異色のホラー映画をどのように表現するのか期待も大きい。

主人公・みこを演じるのは、アニメ映画『すずめの戸締まり』でヒロインの声を務めた原菜乃華。映画『ミステリと言う勿れ』で「第47回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞する実力派で、最近では『推しの子』のドラマや映画に出演するなど活躍がめざましい。

その他にも、みこの親友役にはモデルや女優として活躍する久間田琳加、みこの同級生役にSNS総フォロワー数700万人超えのなえなの、謎の教師役に京本大我の出演が決定。さらに、みこを見守る大人たちには堀田茜滝藤賢一らを添えるなど、若手からベテラン勢までが脇を固める。

今年3月に発売されたコミックス12巻では、異様な力を持ち、スーツ姿の不気味な化け物を何人も従えたセトとみこが対面。霊能力者のゴッドマザーやロムとも知り合いのようで、今後のキーマンとなりそう。恐怖と笑いが共存する何とも不思議な世界観にハマること間違いなしな「見える子ちゃん」。実写映画を見る前に、ぜひその魅力を堪能してみてほしい。

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タグ : レビュー・コラム

掲載: 2025年04月22日 11:29