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〈ストレンジャー・シングス 未知の世界〉80年代カルチャーの宝庫といえる大人気ドラマを大特集

特集:ストレンジャー・シングス 未知の世界

『STRANGER THINGS』のサントラやドラマ内で使用された楽曲、役者達の音楽作品等をご紹介!

2025年の大晦日(日本時間2026年1月1日)、約10年に及ぶ冒険物語が遂に完結を迎えたNetflixの大人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。

80年代アメリカの田舎町を舞台に、ファッション、音楽、ゲーム、映画など、当時のカルチャーが色濃く映し出されたドラマは、新シリーズが公開される度に驚異的な再生回数を記録。アパレルやスニーカー、時計、雑貨など、様々なブランドや企業とのコラボ・アイテムが次々と発売され、ドラマで使用された楽曲が世界的なリバイバルヒットを記録するなど、社会現象といえる世界的なブームを生み出しました。

そんなドラマの枠を越えて注目を集め、昨今のレトロ・リバイバルとも共振し、オマージュや小ネタも多く、正に“エモい”80年代ポップカルチャーの宝庫とも言える『ストレンジャー・シングス』を音楽面で特集!

友情を描いた青春物語でもあり、未知の超常現象に立ち向かう冒険SFホラーでもある、この特異なドラマの世界を彩るサントラ、劇中で使用された名曲達、またミュージシャンとしての一面をもつ俳優陣の音楽作品などを中心にご紹介します!

 

STRANGER THINGS サウンドトラック

ドラマを彩る印象的な楽曲達

出演俳優陣のミュージシャンとしての活動

名作映画へのオマージュ

関連コミック/雑誌

STRANGER SINGS - UPSIDE DOWN MUSIC

最後の冒険を終え、大きな喪失感に包まれている方には『ストレンジャー・シングス』の振り返りとして、また、まだ未見の方には興味を持って頂くきっかけになって頂ければ幸いです!

 
 

STRANGER THINGS サウンドトラック

『ストレンジャー・シングス』の奇妙で不可思議な世界観に必要不可欠な要素である音楽。80年代の洋楽ナンバーを中心としたサウンドトラックと、この「未知の世界」の「未知なる音」を見事に演出するオリジナルの劇伴をご紹介。

※他仕様/別フォーマットは各商品ページにてご確認下さい。

 

■ SOUNDTRACK

ドラマ内で使用された楽曲を収録したサウンドトラック。登場人物の心情や物語のシーンに沿って、マドンナやシンディー・ローパー、デッド・オア・アライブといった80s洋楽ヒットナンバーから、ザ・クラッシュ、ケイト・ブッシュ、ジョイ・ディヴィジョン、DEVO等の小粋な楽曲まで、実に多種多様で様々なジャンルの楽曲が使用されています。70〜80年代の洋楽コンピレーションとしても極上です!

 

シーズン1&2

シーズン3

シーズン4

シーズン5

 

■ ORIGINAL MUSIC SCORE

テキサス州オースティンを拠点に活動するシンセ・バンド、サヴァイヴの中心人物カイル・ディクソンとマイケル・スタインが手がけた、『ストレンジャー・シングス』のオリジナルの劇伴。印象的なテーマ曲を筆頭に、ダークなエレクトロニック・ミュージック、シンセ・ウェイヴ、クラウトロック、ミニマルなアンビエントなど、多種多様ながらも一貫した美学で貫かれる音数の少ないシンセサイザー・サウンドで、この不可思議でミステリアスなドラマの世界を、美しくも妖しい「未知なる音」で見事に彩っています。レディオヘッドの『KID A』、デヴィッド・ボウイのベルリン期、ブライアン・イーノやOPNといったアーティストのファンにも注目頂きたいほどの素晴らしさで、ドラマに必要不可欠な要素!個人的にもドラマにのめり込んだ理由の一つでもあり、いつでも『ストレンジャー・シングス』の世界に没入したい方はこちらも必聴!

シーズン1

シーズン2

シーズン3

シーズン4

シーズン5

※現状配信のみ、CD/LP発売未定

 
 

ドラマを彩る印象的な楽曲達

『ストレンジャー・シングス』では、キャラクターの性格や心情、各場面に合わせ、様々な楽曲が極上のセンスで使用されていますが、その中でも特に印象的な楽曲を一部ご紹介します!

※使用されている場面の説明、及びシーズン5の楽曲も紹介しています。

 

● The Clash / Should I Stay or Should I Go

まずはなんと言っても外せないのはウィルとジョナサンのバイヤーズ兄弟の絆を象徴するザ・クラッシュの「Should I Stay or Should I Go」。アルバム『コンバット・ロック』からの81年のシングルカット曲で、ギターのミック・ジョーンズがボーカルをとる名曲。兄ジョナサンが弟ウィルにこの楽曲を聴かせたことで、ウィルのお気に入りとなり、ウィルは裏側の世界で「留まるべきか、進むべきか」と自問自答の後、自分を見失わずにいれたのです。またシーズン5ではジョナサンにとって重要なザ・クラッシュについて、恋人のナンシーが想いを打ち明けるシーンでは涙腺が崩壊しました。

 

● The Police / Every Breath You Take

シーズン2ラストのスノーボールでのシーンで流れるのがポリスの名曲「Every Breath You Take(見つめていたい)」。感動の再会を果たしたマイクとエル、そしてルーカスとマックス、それぞれの距離と感情が一気に近づくシーズンの最後を飾る名シーンですが、そのまま画面が反転し、歌詞の「I'll be watching you」が裏側の世界から敵がずっと見ている(監視している)という意味にも掛かっていてゾッとしました。一見、平穏が訪れたハッピーエンドを演出するラブソングのようで、実は違う意味をも含ませるこの選曲のセンスには恐れ入りました。サントラ第1弾の冒頭を飾るこの楽曲は、シーズン4でもマックスの記憶の中で再登場します。

 

● Jim Croce / You Don't Mess Around with Jim

ジム・ホッパー署長のお気に入りとして劇中で登場する「You Don't Mess Around With Jim」は、フォーク&ロック・シンガーソングライターのジム・クロウチによる1972年の楽曲。「これが音楽だ」とホッパーが語る通り、愛すべき頼れる男ジム・ホッパーのメンタルがゴキゲンなシーンで何度か流れます。邦題が「ジムに手を出すな」というところのセンスも最高で、正にホッパーというキャラの性格にもバッチリ合っていて選曲の妙が光ってます。

 

● Kate Bush / Running Up That Hill (A Deal With God)

シーズン4にて、マックスを救う重要楽曲として物語の象徴的なシーンで使われ、世界的なリバイバルヒットを記録したケイト・ブッシュの「Running Up That Hill(神秘の丘)」。ドラマに使用されたことでリリースから約37年後に米iTunesチャートで1位を獲得し、英シングル・チャートでも1位を獲得するなど驚異的なバズを魅せました。これを受け、滅多にメディアに登場しないケイト本人が、驚きと感謝のコメントを発表したことも大きな反響に。この曲と共に運命に抗うマックスが描かれたシーズン4の第4話は、神回にして涙無しには観られません。シリーズ通しての最重要楽曲ともいえ、ドラマのファンならば是非カセットでも持っておきたい逸品。

 

● Journey / Separate Ways (Worlds Apart)

シーズン4のテーマ曲として予告編からリミックス版が使用され、不穏で印象的なシンセのイントロも相まり「2つの世界」というドラマの世界観を見事に彩ったジャーニーの1983年のヒット曲「Separate Ways (Worlds Apart) 」。他にも多くのテーマ曲として使用される有名曲ですが、2つに別れた世界に立ち、「別々の道(やり方)」で決戦に挑もうとする場面で、「いつか愛が君をみつけてくれるだろう」と登場人物達を鼓舞するように流れる時のハマり具合には鳥肌が立ちました。

 

● Metallica / Master of Puppets

シーズン4で登場したヘヴィメタル好きで「ヘルファイア・クラブ」のリーダーを務める愛すべきキャラクター、エディ・マンソン。彼が仲間を救うために、裏側の世界でギター演奏を披露したのがメタリカの代表曲「Master Of Puppets」。こちらも劇中で使用された事でSpotityのGlobalチャートで急上昇を記録するなど、世界中で大きな話題になりました。周囲から誤解されてしまい、逃げまわる生活を余儀なくされてしまったエディが、仲間を救うために魂のギタープレイで敵に立ち向かい、曲目通りのメタル・マスター、正真正銘のヒーローとなったこのシーンはシリーズ屈指のハイライト!

 

● Queen / Who Wants To Live Forever

最終章シーズン5の予告編でリミックス版が使用され瞬く間に話題となったクイーンの「Who Wants To Live Forever(リヴ・フォーエヴァー)」。オリジナル・アルバムでは1986年発売の12枚目のアルバム『カインド・オブ・マジック』に収録されているブライアン・メイ作によるこの楽曲は、クイーンが初めてオーケストラを取り入れた壮大な楽曲で、「誰が永遠の命を望むのか?」「いつまでも生きたいと思う者がいるだろうか?」といったタイトルの意味からも、ドラマがどういう結末を迎えるのか大きな注目を集めました。80年代音楽のアイコンといえるクイーンが最終シーズンのテーマを飾るのは、もはや宿命ともいえます。

 

● Prince / Purple Rain

日本時間で2026年の元旦に公開されたシーズン5最終話の重要シーンで使用され、現在全世界でストリーミング再生数が急増しているのが、プリンスの代表曲にして屈指の名曲「Purple Rain」。プリンス自身が主演した1984年の映画『プリンス/パープル・レイン』以外で、通常この楽曲が使用されることは許可されておらず、他のドラマで使用された事はこれまでにほとんど無かった異例の出来事。また、特にZ世代を中心に再生数が爆増しているようで、改めて世代を越えて愛されている楽曲の普遍的な魅力と『ストレンジャー・シングス』の影響力の大きさが伺えます。

 

● David Bowie / Heroes

最終話のエンドクレジットで使用され、現在ストリーミング再生回数が約500%まで急増しているのが、デヴィッド・ボウイの「Heroes」。これまでもボウイネタやカバー版は劇中で何度か登場してきましたが、満を持してボウイのオリジナル楽曲が最後に登場!ボウイのアンセムとして有名なこの楽曲は、「僕らは永遠に奴らを打ち負かせる。たった1日だけでも、僕らは英雄になれる。」と物語を締めるのにこの上ないハマり具合で、彼らの戦いと冒険、物語のフィナーレをより感動的なものに演出しています。かつてないほどにハマったドラマの最後を、個人的にも思い入れの強いボウイの名曲が飾るなんて感無量(涙)!2026年1月、ボウイが「★」になって10年。約10年にも及んだ「裏側の世界」のゲートが「英雄」によって閉ざされた。正に彼らはヒーローで、素晴らしくパーフェクトな最終話にして美しい完結!

 

● その他(小ネタ)

ジョナサン・バイヤーズは、当初周囲から「変わり者」と思われていますが、自分の信念を貫く弟想いの心優しき兄。弟のウィルが自分の変化と周囲との違いに悩んでいる際に、「人と一緒で何がいい?変人って最高だろ」、「ボウイとケニー・ロジャース、どっちと友達になりたい?」「そんなの決まってる。凡人じゃ意味のある事なんて成し遂げなれない。」とウィルを励ます場面は、個人的に大好きで強く印象に残っている名シーン。

ウィルが失踪した際には、ジョナサンの心中を描くように、劇中では「黙って去らないでくれ」とイアン・カーティスが連呼するジョイ・ディヴィジョンの「Atmosphere」が流れ、デヴィッド・ボウイ「Heroes」のピーター・ガブリエルによるカバー版がその後の重要シーンで流れるなど、ジョナサンの趣味や性格を映し出したとも思われる音楽は、ドラマをより奥深いものへと彩っています。

シーズン5ではザ・フォールのTシャツを身につけていて、ポスト・パンクへの趣味の変化も感じさせつつ、元ジャーナリストのマレー(最高のキャラ)からジャズの洗礼を受け、ジョン・コルトレーンの『至上の愛』をポケットに忍ばせ続けるジョナサンは、友達になりたいキャラNo.1! 

またシーズン3の名場面として、ダスティンとスージーによる映画『ネバーエンディング・ストーリー』主題歌のデュエットは忘れられません。クライマックスの緊迫感あふれる場面での2人の歌唱は、感動的でありながらも思わず笑える、シリーズ屈指の名シーン!この笑いとユーモア、緊張と緩和も、『ストレンジャー・シングス』の魅力でもあります。

また、シーズン5ではラジオDJとしても活躍しているロビン・バックリーことロッキン・ロビンが、ホーキンスの最新情報と共に最初に流すのはマイケル・ジャクソンの「Rockin’ Robin」。仲間にメッセージを送る際に流すのはダイアナ・ロスの「Upside Down」(ドラマの中で裏側の世界= Upside Downと表現されているため満を持しての登場!)等、物語の展開に沿った楽曲を抜群のセンスとタイミングでO.Aしています。

エピローグでは“最近のお気に入り“としてピクシーズの「Here Comes Your Man」を流すなど、80年代の終わりという、劇中での時間の経過=音楽面での新しい時代への映り変わりもさり気なく描かれていて最高でした!

またロビンがDJを務めるラジオ局WSQKのロッキン・ロビン選曲コンピレーションも発売されており、こちらにはシーズン5で大活躍を魅せたホリーのお気に入りであるティファニー「I Think We're Alone Now」や、先述のダイアナ・ロス「Upside Down」等が収録されています。

その他、ここでは書ききれない程にまだまだ沢山ある音楽ネタの数々は、是非ドラマを楽しみながらチェックしてみて下さい!

 
 

出演俳優陣のミュージシャンとしての活動

『ストレンジャー・シングス』出演の俳優陣は音楽活動も盛んで、役者としてのみならずミュージシャンとしても知られています。フィジカルリリースのあるものを中心にその一部ご紹介。ドラマのキャラクターとは異なる魅力を、是非この機会に味わってみて下さい。

 

■ Djo(Joe Keery)

愛すべき皆の兄貴スティーヴ・ハリントン役のジョー・キリーによる音楽プロジェクトDjo。シンセポップ、エレクトロ、ニュー・ウェイヴ、シンフォニック・ロックなど、ポップでカラフルなサウンドによる2nd『Decide』に収録された「End of Beginning」はグローバルヒットを記録。2025年の3rd『The Crux』では、ザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカス風の気だるいボーカルがクールな冒頭曲「Lonesome Is A State Of Mind」を筆頭に、ガレージロックの雰囲気&オルタナティヴなギター・ロック主体のサウンドに深化。ドラマファンのみならずインディー・ロック好きも注目!

 

■ Finn Wolfhards

物語の中心人物と言えるマイク・ウィーラー役でお馴染みのフィン・ウルフハードは、カルプルニアやザ・オーブリーズといったバンドでの活動でも知られています。90年代のインディーロックを愛する彼のソロデビュー作『Happy Birthday』は、フィードバックノイズ、ディストーション、ファズといった正に90年代のオルタナ・ギターサウンドを軸に、ローファイで脱力感のあるヴォーカルと確かな歌心が融合した作品。ペイヴメントやダイナソーJr.といったオルタナ・レジェンドから、エリオット・スミス等のシンガーソング・ライター好きにもお薦めしたい1枚。

 

■ Maya Hawke

シーズン3から登場し大活躍を魅せるロビン・バックリーを演じる女優マヤ・ホークは、イーサン・ホークとユマ・サーマンの長女!モデルとしても活動する彼女は、2020年にノラ・ジョーンズ作品でお馴染みのジェシー・ハリスをプロデューサーに迎えたデビュー作『Blush』をリリース。卓越したソングライティングとストーリーテリングによる瑞々しいアコースティック・サウンドで音楽ファンを魅了し、ブライト・アイズやフェイ・ウェブスターのサポートも務める等、ミュージシャンとしても高い評価を得ています。インディフォーク好きも注目です。

 

■ Sadie Sink

マックス・メイフィールド役で出演する女優セイディー・シンクは、自身が主演するロック・オペラ映画『O'DESSA』の公式サウンドトラックで素晴らしい歌声を披露しています。出演のセイディー・シンクとケルヴィン・ハリソン・Jr.が歌う、全13曲のオリジナル楽曲を収録。ミュージカル舞台『アニー』でデビューしたセイディーだけに、ハスキーでクールかつ、しなやかで美しい歌声をきかせてくれます。MCUの新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』への出演も決定しているセイディーからは今後も目が離せません!

 

■ Jamie Campbell Bower

ヴェクナ(ヘンリー・クリール)役を怪演した俳優ジェイミー・キャンベル・バウアーも、名匠スティーヴン・ソンドハイムの傑作ミュージカルをティム・バートン監督がジョニー・デップ主演で映画化した『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のサウンドトラックで歌声を披露。またハードコア/パンク・バンド、Counterfeit(カウンターフィット)としての活動でも知られ、ラウドで漢気溢れるヴォーカルも披露しています。美しく端正なルックスで危うくミステリアスなオーラを放つヘンリーは、どことなく70年代中期のボウイを連想させ、シーズン5での姿は正に『地球に落ちてきた男』。複雑な側面を持つキャラクターを見事に演じています。

 
 

名作映画へのオマージュ

熱烈なポップ・カルチャーオタクであり、スティーヴン・スピルバーグやスティーヴン・キング、リドリー・スコットなどを敬愛するダファー兄弟が生み出した『ストレンジャー・シングス』は、名作映画へのオマージュの宝庫でもあります。

キッズ達が自転車で街中を逃げ回る(E.T.)や、ハロウィンでの仮装(ゴーストバスターズ)、森の中の捜索と線路(スタンド・バイ・ミー)等、劇中シーンでの明らかなるパロディや、登場人物達の服装やちょっとした会話からも80年代映画の小ネタが盛り込まれ、映画好きがニヤっとする場面や瞬間が盛り沢山!

中でもシーズン5のエピローグで、強き母親ジョイス・バイヤーズ役を演じた主演ウィノナ・ライダーと、ロビン役マヤ・ホークの父親イーサン・ホークが出演した94年の青春映画『リアリティ・バイツ』のオマージュともいえる屋上シーンが登場した際には、その粋で洒落たセンスに脱帽。

また80年代を代表する名作映画の出演俳優が、その役のイメージを絶妙なセンスで活かした配役で出演しているのも胸熱!キッズ達の冒険映画の金字塔『グーニーズ』の主役の1人、ショーン・アスティンはシリーズ2で活躍したボブ役。『エルム街の悪夢』でフレディを演じたロバート・イングランドはシーズン4の重要人物ヴィクター・クリール役。随所でその影響を感じる『エイリアン』の2作目に出演したポール・ライザーは、オーエンズ博士役で出演。シーズン3では『ターミネーター』によく似た敵キャラも登場しますが、ターミネーター・シリーズでサラ・コナー役を演じたリンダ・ハミルトンがシーズン5で参加したりと、まさに現実世界の80年代カルチャーを彩った名役者達も勢揃い!

まだまだ書ききれない程に映画オマージュも存在するので、是非ドラマを観ながらダファー兄弟が『ストレンジャー・シングス』に仕込んだポップカルチャーへの愛を探してみて下さい!

 
 

関連コミック/雑誌

 

■ 邦訳コミック

数々のスター・ウォーズ・コミック作品で脚本を担当しているジョディー・ハウザーによる『ストレンジャー・シングス』の邦訳コミック。ドラマとは別の話が描かれています。

 

■ Fine 2026年1月号

『ストレンジャー・シングス』のストーリーや登場人物を分かり安く解説し、ファッションや雑貨など多方面から徹底的にガイドするファンならマストの雑誌!著名人が語るドラマの魅力や、コレクターのグッズ紹介など見どころ満載!

 

■ smart 2026年1月号

特別付録 として『ストレンジャー・シングス』シーズン5のトートバッグ付き!紐の部分にはシリーズロゴが刺繍されており、肩掛けもできるナイスなサイズ感とシーズン5のデザインで買って損ナシ!お薦めです!

 
 

STRANGER SINGS - UPSIDE DOWN MUSIC 裏側の世界の音楽

オマケ企画として、ここでは『ストレンジャー・シングス』とは全く関係のない、ストレンジなシンガー達の浮世離れした歌を特集!異質なシンガーソングライターや、異世界の音楽、まるで「裏側の世界」に鳴り響くような音楽を、個人的かつ勝手なイメージで紹介します。

ドラマの内容や世界観とは一切関係ありませんが、「裏側の世界」「もう一つの世界」「未知なる世界」の「音」として、ストレンジャー達の歌に耳を傾けると、新たな世界が広がるかも...?

 

◆ Joe Meek

伝説の狂人プロデューサーにしてモンド・ミュージックの巨匠ジョー・ミークによる、タイトル通り「新たな世界」が聞こえる世紀の怪盤にしてポップ史に残る問題作。実験的なサウンドで自らの脳内にある妄想を音盤化した、狂気の天才音楽家による別宇宙の音楽ファンタジー一大絵巻。


 

◆ Charlie Megira

イスラエルのアウトサイダー・ギタリスト、チャーリー・メギラ。完全に「あの世」、「あっち側」で流れる音楽のような響きを放つ、特濃のリバーブとトレモロ、エコーを多用したギターノワールは、年代不明なる強烈な個性とノスタルジーを放っています。モノクロの世界に鳴り響くサントラして抜群!


 

◆ Dirty Beaches

台湾生まれ、カナダ在住のAlex Zhang Hungtaiのワンマンプロジェクト、ダーティ・ビーチズ。プレスリーやロカビリー、ブルースといったレトロなサウンドを、漆黒のグルーヴと深いリバーブを纏った低音ヴォイス&ローファイで朧げなサイケデリアで融合した傑作。


 

◆ Peter Ivers

唯一無二の妖しい歌声をもつカルト・シンガー、ピーター・アイヴァース。彼自身もまごう事なきストレンジャーですが、ヨランド・バヴァンをヴォーカリストとしてフィーチャーしたバンド名義による69年デビュー作は、黄泉の国のサントラともいえるような響き。ソロ作品でも強烈な個性と異質な唄を堪能できます。


 

◆ Alan Vega

NYの伝説的プロト・パンク・バンド、スーサイドのアラン・ヴェガ。80年に発表したこのデビュー・ソロ作では、エコーが効きまくった歪なロカビリーやガレージ・ロックを聴かせてくれます。ローファイで荒削りながらもダーティーなR&Rナンバー「Jukebox Babe」は必聴!


 

◆ Kourosh Yaghmaei

60sイラン産サイケデリックの秘宝とされる伝説的ミュージシャン。アシッドがかった中東音階全開のサイケにフォーク、ファンク、哀愁のメロディが漂うムード歌謡にプログレッシヴな展開まで、異国情緒もMAXで実に豊かなストレンジ・サウンドが味わえます!


 

◆ Tiny Tim

インパクトのあるルックス、元祖ヘタウマともいえる奇妙でユニークな歌声で衝撃を与えたタイニー・ティム。ロック史に残る珍盤として知られる68年発表の1stは、独特な展開によるウクレレと強烈なファルセットで描かれた、まるで知らない誰かの夢の中で鳴り響くかのような不気味な音楽。


 

◆ Gary Wilson

70sNYアングラ界の異才にしてキング・オブ・アウトサイダー、ゲイリー・ウィルソン。ノイズ、サイケ、ファンク、AOR等をごった煮でコラージュした唯一無二のサウンドは、ベックや坂本慎太郎などの気鋭ミュージシャンを魅了。現在も精力的に活躍を続けるカルト・ロック・レジェンド!


 

◆ GTO's

正にロック裏街道の番人といえるザッパ大先生がプロデュースしたガールズ・グループGTO'sの唯一作『Permanent Damage』も異質なポップの玉手箱。マザーズの演奏に、素朴な歌声とおしゃべりが融合した前衛的なカオス・ポップ。現流通はこちらの『Hot Rats』再発版にカップリングで収録。


 

◆ Wild Man Fischer

こちらもザッパが見出した才能であり、精神疾患の過去を持つストリート・アーティスト、ワイルド・マン・フィッシャー 。独自のパーソナリティと異質な唄を武器に、GTO's等のザッパ・ファミリー総出演により制作された異端児によるアウトサイダー・ミュージック傑作。


 

◆ Michael Quatro

スージー・クアトロの兄にして、最初期のUSプログレ・ロック・アーティスト、マイケル・クアトロ。この『神々との饗宴』は、複雑なインストゥルメンタル組曲を軸に、美しくも現実離れしたシンフォニーが目眩く展開を魅せる傑作。正に、神と取引したかのような圧巻の大作。


 

◆ Tim Buckley

天使の歌声で知られるジェフ・バックリーの父ティム・バックリー。アシッド・フォーク界隈でも評価され、フリー・ジャズの先鋭達の表現ともシンクロするなど、自身の独創力を探究し続けた孤高の音楽家の唄は、どこか浮世離れした魅力も常に放っています。


 

◆ Julee Cruise

デヴィッド・リンチ監督による名作ドラマ『ツイン・ピークス』の象徴的なテーマで知られるジュリー・クルーズ。彼女のか細く霞がかったウィスパーなヴォーカルも、この上なくドリーミーで正に「夢の中」で鳴るサウンドのよう。今思えば、アメリカの田舎街で起こる不可解な事件と異世界(精神世界)、という点での共通点もあるかもしれません。


 

◆ The Cramps

『ストレンジャー・シングス』の劇中でも1曲使用されているUSガレージ・バンドのザ・クランプス。個人的に「裏側の世界」のバラードがあるとすれば「Lonesome Town」のクランプス版程にハマる楽曲は無いと思います。オリジナル作品は現在廃盤(涙)のため、こちらの86年ライブ版でお楽しみ下さい!


 

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●あとがき

長年のめり込んだ『ストレンジャー・シングス』が完結し、大きな喪失感に包まれながらこちらの特集を組みました。1月12日に公開された公式ドキュメンタリーを見て更に、その感動は大きなものとなっています。

年末年始に最終シーズン及び、最終話を楽しみながら、あれもこれもと大風呂敷を敷いた結果、長い記事になってしまいました(読んで頂いて幸いです)が、この作成時間すら愛しく想います。戻れるならば、このドラマの世界を未体験の頃に戻りたい。何故なら、こんなにもワクワクする物語を真っさらなキモチでもう一度楽しめるから。そんなキモチですらあります。

毎回見る度に、新たな刺激やオマージュネタを発見できると共に、見れば見るほど、改めて登場人物全員のそれぞれの10年(成長)にグッとさせられます。子供時代に終わりを告げ、前に進んだ彼らの美しい結末(卒業)に拍手!そして何より、『ストレンジャー・シングス』というコンテンツを生み出してくれたダファー兄弟に最大級の敬意と感謝を!

特集:ストレンジャー・シングス 未知の世界

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タグ : アナログレコード

掲載: 2026年01月15日 15:15