インタビュー

UKロックの新しい顔が放った要注目の2005年盤!

BLOC PARTY 『Silent Alarm』 V2 UKのなかでもとりわけ勢いのあるバンド。豪快なリズムと張り詰めたメロディーは、〈ニューウェイヴ・リヴァイヴァル〉云々を抜きにして語られるべき。ちなみに、この1年で3度も来日!(山西)

THE FUTUREHEADS 『The Futureheads』 679 アンディ・ギルがプロデュースを担当。それだけでもいかに遊び心溢れるバンドかがわかるはず。XTCやクラッシュを確信犯的にパロったり、チンケなコーラスが最高におもろい。(山西)

THE BRAVERY 『The Bra-very』 Island USのキラーズとメチャクチャ仲が悪いバンドとして別の意味でも話題の彼ら。80's的要素とブリット・ポップな感覚の融合が絶妙だ。ともあれ、さっさと仲直りしちゃいなさい!(冨田)

THE GLITTERATI 『The Glitterati』 Atlantic 今年いちばんの馬鹿バンドがコレ! 全裸で演奏しているプロモ・クリップが話題を呼んでいますが、馬鹿とエロとマジがごちゃ混ぜになったストレートなロックンロールが素晴らしすぎ!(冨田)

ROOSTER 『Rooster』 Bri-ghtside/BMG UK 近頃ハヤリのニューウェイヴな流れとは逆走し、男気溢れる70'sロックを聴かせる4人組。耳に残るギター・リフは一聴の価値あり。ルックスも良し!で、どこをとっても横綱級の大型新人。(山西)

THE OTHERS 『The Others』 Vertigo/Mercury NME誌からメロディー・メイカー誌までもが大絶賛する驚くべき新人。どこかゴスっぽさも感じさせるパンク・ナンバーが特徴で、ルックスのブルーカラーっぷりも最高!(冨田)

MAXIMO PARK 『A Cer-tain Trigger Warp』 エイフェックス・ツインやオウテカでお馴染みのワープ所属。ブロック・パーティーと共にポエット・パンクの急先鋒として暴れまわっております。今年の〈フジロック〉に出演決定!(冨田)

KAISER CHIEFS 『Em-ployment』 B-Unique/Uni-versal 御大ポール・マッカートニーもメロメロだという5人組。色彩豊かなアレンジはもちろんのこと、とりわけ掴みどころのないメロディー展開はクセになります。(山西)

HAL 『Hal』 Rough Trade 名門ラフ・トレードが自信を持って送り出す、今年いちばんの〈本物〉な才能。それがハルだ! 極めて美しい楽曲は、UKでは珍しいくらいブライアン・ウィルソン先生からの影響を感じさせます。(冨田)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年06月16日 12:00

更新: 2005年06月30日 19:03

ソース: 『bounce』 265号(2005/5/25)

文/冨田 明宏、山西 絵美

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