MEGARYU

ノリノリのアッパー・チューンから感動的なスロウ・ナンバーまで、ダンスフロアもお茶の間も大旋風に巻き込む新作が完成したぞ!!

　2002年にインディー・デビューして以来、DJ&シンガーという特色を最大限に活かしながら進化を遂げてきたレゲエ・デュオ、MEGARYU。約1年前にリリースされたファースト・アルバム『上昇気流』がロングラン・ヒットとなり、続くミニ・アルバム『Day by Day』の大ヒットでその名を一気に全国区に知らしめた彼らが、強い勢力を保ったままさらなる飛躍をめざしたセカンド・フル・アルバム『我流旋風』をついにリリースした。これまでにミニ・アルバム～フル・アルバムと計6作品を世に送ってきたふたりだが、実はタイトルに〈我流〉と付く作品を発表したのはインディーでリリースした『我流』以来、2度目。これは実力、認知度共にひと回り大きくなり、ひとつのターニング・ポイントへ到達したことの証でもあるようだ。

「『我流』を出した当初はNA-HKIさんがお手本的な存在だったんですけど、遊びから始まったものを形にしたって感じで。曲作りも含めてすべてが手探り状態で、それこそ〈我流〉だったんですよ。でもそうやって我流でやってきた音楽が『上昇気流』や『Day by Day』をとおしてさらに多くの人の元にまで届くようになって。今回はその輪をもっと広げるためにも〈いまこそさらなる旋風を巻き起こせたら〉っていう思いが込められてますね」（MEGA HORN）。

　山の如くどっしりとした力強い言葉を吐き出すDJ、MEGA HORNと、風の如く心の中を吹き抜けるメッセージをクリア・ヴォイスと共に紡ぎ出すシンガー、RYU REXが表現するサウンドは、ダンスホールの基本をしっかり押さえつつも、レゲエ好き以外のリスナーにも親しみやすい耳触りの良さを搭載しているのが特徴だ。心に響くメッセージ性の高い楽曲から、現場熱を感じさせる楽曲まで、今作も二刀流の強味を惜しみなく発揮している。

「これまでの持ち味を活かしながらも、『上昇気流』には入ってなかったような新しいタイプの曲にもいくつかトライしていて。“I・N・G”もそのなかの一曲なんですけど、歌詞のとおり僕ら自身もまさに成長段階というか、現在進行形で。いろんなことに挑戦中なんですよね。でも、僕らの作った曲が聴く人の耳に入ったときにその人を元気づける曲に変わったり、ポジティヴな気持ちを呼び起こす作品になったら本望ですね」（RYU REX）。

　男気あるアツいヴァイブスと包み込むような優しさを併せ持つ我流サウンドは、間違いなく旋風を巻き起こすはずだ。