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インタビュー

原田知世(2)

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 ここでは25年に渡る彼女の音楽活動をざっくりおさらい。まずは82年のデビューから91年までの初期音源をまとめた『原田知世ベスト』(ソニー:1)。“時をかける少女”をはじめとするアイドル時代の名曲集で、あどけなさの残る歌声に胸キュン! そして彼女が「音楽生活を覚醒させてくれた」と語る、鈴木慶一プロデュースの92年作『GARDEN』(フォーライフ:2)。打ち込み主体のドリーミーな音世界が心地良い一枚です。さらにスウェディッシュ・ポップの重鎮、トーレ・ヨハンソンがプロデュースした97年作『I could be free』(フォーライフ:3)は、トーレ節全開の涼やかでいなたい雰囲気が彼女の歌にマッチしてます。そして、ゴンチチなどを手掛ける羽毛田丈史プロデュースの2002年作『My Pieces』(フォーライフ:4)ではグッとアダルトな印象に。アコギやピアノによるオーガニックなサウンドが軽やかに展開されています。各作品のサウンドはさまざま、でも彼女独特の〈柔らかさ〉は共通する魅力ですね!
(編集部)


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カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年12月20日 22:00

ソース: 『bounce』 293号(2007/11/25)

文/望月 哲

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