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インタビュー

宝石だらけなホセの参加作品――(2)

YELLOWTAIL『Grand & Putnam』 Bagpak(2009)

これまたブラウンズウッドのコンピに“Over It”がピックされていた、ヒロ・アワノハラのプロジェクト。この最新作ではMONDAY満ちるやアリソン・クロケットらと並んで、ホセも“Kings & Queens”に参陣。NY産らしい都会派ジャズだ。

DJ Mitsu the Beats『A WORD TO THE WISE』 PLANETGROOVE(2009)

本文にもあるように“Promise In Love”の初出はこちら。ネオ・ソウル以降のコズミック感覚が心地良い名曲であり、そこで声を重ねたジョルダナ・ドゥ・ラヴリーがホセの新作に参加している点にも注目したい。

TIMO LASSY『Round Two』 Ricky-Tick(2009)

ファイヴ・コーナーズ・クィンテットのサックス奏者によるソロ作で、ジャケにも名のあるホセは、“Ya Dig”などで温もりに溢れた声を聴かせてくれる。なお、ティモやテッポ・マキネンら演奏陣とはニコラ・コンテのコンボでも手合わせ済み。

BASEMENT JAXX『Scars』 XL(2009)

ビッグ・アクトが大胆な異種交配を図った野心作。ヨーコ・オノやサンティゴールド、エル“ペーパーボーイ”リードらに混じって“Gimme Somethin' True”に登場するホセの歌声は、アクの強い個性のなかに薫るソウルフルな清涼剤なのかも?

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年02月03日 18:32

更新: 2010年02月03日 18:36

ソース: bounce 317号 (2009年12月25日発行)

文/出嶌孝次

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