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インタビュー

LEO今井がセレクトしたKimonosインスピレーション盤を本人が解説!

 

1. KING CRIMSON 『Beat』 E'G/Virgin(1982)

ミニマリスト音楽の取り入れ方と輝く針金のようなギター音が特徴的。まさにビート文学にも通じる酩酊状態を表している。COOL & EMOTIONAL。

2. PALAIS SCHAUMBURG 『Palais Schaumburg』 Phonogram/Tapete(1981)

このドライで躁病的な感じがKimonosにも反映されている。ダークでインダストリアルな要素も都会のアンニュイを表現している。HARD & STRANGE。

3. PIGEONHED 『The Full Sentence』 Sub Pop(1997)

シアトルのいわゆるグランジ・シーンにいた2人がドラムマシーンとシンセを使ってアルバムを作ってみたら、こうなった、という自然体と実験性が表れた作品。結果はアメリカの灰色な郊外が背景となったパンクなR&B。NASTY & SOULFUL。

4. DARKTHRONE 『Panzerfaust』 Back On Black(2010)

〈COLD〉という観念に熱狂的な音像は、スカスカでほぼベースレスでありながら結果猛烈に激しい。この2人の母国であるノルウェーの文化からの強い引用があるところも頼もしい。COLD & SICK。

5. RAIN MAN 『Soundtrack』 Capitol(1989)

子供の頃この映画とサントラを繰り返して観て聴いていた。だから影響は大きい。HOFFMAN & CRUISE。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年12月06日 15:01

更新: 2010年12月06日 15:02

ソース: bounce 327号 (2010年11月25日発行)

選・文/LEO今井

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