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インタビュー

目に〜余〜るほど(!?)bomiに通じるアーティスト



CSS 『La Liberacion』 Cooperative(2011)

bomiを解説するうえで引き合いに出されることの多い、ブラジル発のグループ。もともとクラブの遊び仲間だった彼らが、ディスコやエレクトロ、パンクなど自分たちが好きな音楽を好き勝手にミックスしたサウンドの「雑多なところが好き」というbomiは、看板娘・ラヴフォックスの自由奔放なヴォーカルもお気に入りだとか。 *村尾

 

YEAH YEAH YEAHS 『It's Blitz!』 Interscope(2009)

ノーウェイヴの遺伝子を受け継ぐ3人組。エレクトロなテイストとパンキッシュなギター・サウンドとの組み合わせは、bomiと通じるものが。また、ヴォーカルのカレン・Oは映画「かいじゅうたちのいるところ」のサントラで子供たちと歌うという意外な一面を見せるなど、その表現豊かな歌もbomiに刺激を与えている。 *村尾

 

THE XX 『Coexist』 Young Turks(2012)

「色気を学びたいですね」とbomiが思わず呟いたのは、bounceのXXの表紙を見てのこと。ヴォーカルのロミー・マドリー・クロフトのハスキーな歌声や大人っぽい雰囲気が醸すセクシーさに憧れているようだ。bomiの音楽が持つガーリーな雰囲気のなかに、やがてXXのメランコリックなテイストが顔を出したりするのかも。 *村尾

 

THE BUGGLES 『The Age Of Plastic』 Island(1980)

“Rock'n Roll TAKADA-KUN”あたりを聴いて浮かぶのは、まさにバグルスの“Vi-deo Killed The Radio Star”だったりする。80sならではのプラスティック感やキラメキ感はズバリで、タカダくん(誰?)が〈ウーワ、ウーワ♪〉なんてコーラスを入れててもおかしくないほど(!?)。低体温気味のヴォーカルもその印象に拍車を掛けている。 *加藤

 

木村カエラ 『Sun shower』 コロムビア(2012)

ファッションのフィールドでも引きのある個性的なルックス、女子感を押し出しすぎない凛とした佇まい……という点で通じる2人。さまざまなクリエイターの手を借りて自身の色を作ったカエラのように、ユニークで多様な人とbomiのタッグを想像するのも楽しい。が、新作から窺えるように、いまはwtfとの体制がしっくりくるのかも。*加藤

 

YELLE 『Safari Disco Club』 Barclay(2011)

フレンチ・シーンのポップ・アイコン。キッチュなアートワーク、そしてピリッとスパイシーな小悪魔系パンク・スピリットはbomiの先輩的存在か!? 少々奇抜なファッションも独特の個性でスタイリッシュに着こなしてしまう点も共通するような。日仏カラフル・ダンス・ビートのコラボなんかにも期待したいところ! *柴田

 

SLEIGH BELLS 『Reign Of Terror』 Mom+Pop(2012)

M.I.A.のレーベルからデビューしたブルックリン出身の男女デュオ。エッジが立ちまくったハードなギターと、ヒップホップやエレクトロを吸収したシンセ・サウンドがワイルドに合体しているあたりは、bomiの不良な姉貴みたいだ。また、トラックメイカーと女性ヴォーカルという組み合わせは、wtfと彼女の関係を思わせる。 *村尾

 

LA ROUX 『La Roux』 Polydor(2009)

UKから世界のダンスフロアを席巻したレッドヘアー——ラ・ルーのエリー・ジャクソンが描くのは、等身大の……でもちょっぴりひねくれた女の子の心象風景。新しいのにどこか80sニューウェイヴの薫りを漂わせるサウンド、そこに乗るリアルなリリックは、bomiとエリーに通じるスタイルと言えるかも! *柴田

 

Czecho No Republic 『DINOSAUR』 mini muff(2012)

bomiとモデルの青柳文子が主催するイヴェント〈zipnight〉にもお呼ばれしていたこのバンド。共に海外のインディー・ロックとシンクロする音楽性を持っているが、最近のチェコのサウンドで窺える賑やかさや軽やかさ、細かいところで言うとシンセの入れ方なんかはとてもbomiと被るところがあるような。 *加藤

 

AMOYAMO 『LET'S GO OUT』 DefSTAR(2012)

最近ではモデル業をこなすことも多いbomiだが、その始まりは「Zipper」。実はこの雑誌を取り巻く(青文字系?)アーティストがいま熱い。その代表は、読者モデルとして登場し、CDデビューを果たしたきゃりーぱみゅぱみゅ、そして彼女に続いて歌いはじめたこの2人組だ。Tommyと奥田俊作がプロデュースし、ブレイクも間近か? *加藤

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2012年11月20日 15:40

更新: 2012年11月20日 15:40

ソース: bounce 349号(2012年10月25日発行)

文/加藤直子、柴田かずえ、村尾泰郎

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