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インタビュー

愛されボーイズの繋がりピープル――(2)



真心ブラザーズ 『Keep on traveling』 キューン(2012)

勝ち抜きフォーク合戦をきっかけにデビューしたという出自を感じさせる本作収録の“アメンボ”に、ハマとレイジが参加。同じ事務所の先輩後輩……という関係もあるが、60年代のロックやフォークのエッセンスを屈託なく採り入れる姿勢に共通点が。 *岡村

 

土岐麻子 『BEST! 2004-2011』 rhythm zone

こちらも事務所の先輩。本ベスト盤に収められたファンク・ポップな新曲“heartbeat”にハマが参加している。2人は互いにオススメしたいアーティストの作品を貸し借りするというラヴリーなことをしているそうで、今号のハマ連載(P103)のテーマも土岐さんプレゼンツ。 *加藤

 

星野源 “知らない” スピードスター(2012)

2011年発表のシングル“フィルム”を皮切りに、3作連続でシングルのカップリング曲をハマがサポート。きっかけは星野みずからのオファーだったそうで、〈黒っぽいテイストが欲しいんです〉的なことを言われたとか言われてないとか。最新シングルでは“季節”に招かれ、朴訥とした曲調のなかに、ハマらしいしなやかなウネりを効かせている。 *加藤

 

『ロマンチスト 〜THE STALIN・遠藤ミチロウTribute Album〜』 ARIOLA JAPAN(2010)

銀杏BOYZや黒猫チェルシーなどが参加したスターリン/遠藤ミチロウのトリビュート盤で、フラワーカンパニーズによる“GO GOスターリン”に代打ドラマーとしてレイジが参加。全身で叩く彼らしいプレイが堪能できる。OKAMOTO'Sとしての溌剌としたカヴァーも聴いてみたいところ。 *岡村

 

『PUFFY COVERS』 キューン(2012)

どうせなら思いっきり遊んでしまえと思ったのか、音質やリフから何からまんまザ・フー丸出し状態で“ジェット警察”をカヴァー。“それが私の生きる道”でも使われた“Won't Get Fools Again”のフレーズもリサイクル……なんて小生意気なこともやらかして、巷のロック親父が大喜びだよ! *加藤

 

杏子 『Sky's My Limit』 ARIOLA JAPAN(2012)

セルフ・カヴァーなども収められたソロ20周年記念作で、OKAMOTO'Sは“タイムリミット”のアレンジと演奏を担当。単なるバッキング以上の主張あるプレイで主役と張り合う様子は、初回限定盤に付いたDVDのPVやメイキング映像でも確認できる。姐さんと可愛い息……弟たちといった雰囲気。 *岡村

 

藤原ヒロシ “この先に” SMALLER(2012)

何とこの人までもがOKAMOTO'S好きだった!? 作品自体での関わりはないが、最近の彼のライヴにはINO hidefumiと共に、ハマやショウが参加していることに驚く人は多いかもしれない。ロック・クラシックにも造詣が深い藤原とは意外と好相性なのかも。 *岡村

 

住岡梨奈 “ハレノヒ” キューン(2013)

2012年にデビューしたばかりのシンガー・ソングライター、りなてぃんによる2枚目のシングル。こちらのタイトル曲で藤井謙二(The Birthday)や玉田豊夢、斉藤有太と共にハマがサポートしている。こんな溌剌とした元気いっぱいのポップソングに参加しているのもまた新鮮! *加藤

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2013年01月09日 17:59

更新: 2013年01月09日 17:59

ソース: bounce 351号(2012年12月25日発行)

文/岡村詩野、加藤直子